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戦略コンサルタントの仕事内容・魅力について解説!

Post Date2016-06-10 /
Category戦略コンサル特集 

戦略コンサルタントとは、クライアント企業の経営課題を見抜き、その解決方法を指し示すという職業です。戦略ファームは非常に人気がある一方で、面接通過率については1%程度と言われており、転職成功は非常に狭き門となっています。戦略ファームへの転職を検討されるにあたって、戦略コンサルタントとはどのような職業で、転職のために何をすべきかを知ることは非常に重要です。

本記事では戦略コンサルタント、及び戦略ファームの特徴についてご説明していきます。

  1. 戦略コンサルティングファームとは
  2. 戦略コンサルティングファームの組織形態
  3. 戦略コンサルタントとは?仕事内容は?
  4. 戦略コンサルタントになるためには
  5. 戦略コンサルタントのやりがい・メリット
  6. 戦略コンサルタントのキャリアパス
  7. 戦略コンサルタントの年収
  8. 代表的な戦略コンサルティングファーム
  9. 戦略コンサルタントへの転職事例

戦略コンサルティングファームとは

クライアント企業が抱える各々の課題を解決することを主要業務としているのがコンサルティングファームです。その中でも戦略ファームは、経営陣をクライアントとし、経営や事業方針に対するアドバイスや戦略策定を行います。昨今では戦略ファームの業務の幅も広がり、戦略策定のみならず戦略実行のサポートまで行う場面も増えています。

クライアントにはあらゆる業界の民間企業、官公庁等公共機関、非営利団体などが名を連ねますが、コンサティングフィーが高額なこともあり、規模の大きい会社や組織をクライアントが中心となっております。

戦略コンサルティングファームの組織形態

戦略系コンサルティングファームは、一般的な企業と組織形態が異なり、明確な所属部署というものはありません。プロジェクトごとにチームが組まれ、プロジェクトが終わるまではそのチームメンバーとして働くことになります。
(なお、専門性に応じてインダストリーやファンクション軸で社内チームのようなものがある場合は有りますが、組織として確立しているわけではありません。)

具体的にはパートナーが受注したプロジェクトをもとに、シニアマネージャー、マネージャー、コンサルタント、アナリストからチームが組まれます。プロジェクトが終わるとチームは解散し、それぞれがまた新しいプロジェクトを担当することになります。

各職位の役割については以下の記事をご覧ください。

コンサルティングファーム内での各職位の役割について

戦略コンサルタントとは?仕事内容は?

職位ごとの仕事内容

戦略ファームにおける仕事は、大きく「プロジェクトの獲得」「プロジェクトの計画・検討」「プロジェクトの実行」に分けることができます。

一般的な職業における営業は新人が足を動かして行うイメージがありますが、戦略ファームにおいてはその逆となります。クライアントが企業の経営層であるため、経験と知識を持ち合わせたパートナーが営業し、プロジェクトを獲得してきます。そしてプロジェクト内容に合わせて、パートナーがプロジェクトチームを編成することになります。

プロジェクトチームは、コンサルタントとアナリスト、そしてチームをまとめるマネージャーによって編成されます。はじめはキックオフミーティングを行い、プロジェクトの進め方を考えます。次に情報収集や分析、インタビューを行い、課題解決のための仮説を立てていきます。チームで何度もミーティングを重ね、構築した仮説が合っているかどうかの検証を行い、仮説をブラッシュアップしていきます。そして最終的な実行プランを定めていくことになります。パートナーは重要な会議に参加し、プロジェクトの方針に対するアドバイスを行います。

実際にプロジェクトの実行まで支援するかどうかは、ファームやプロジェクト毎に異なります。実行支援まで行う場合は、マネージャーがSIerやその他のIT・業務コンサルタントをまとめつつ、クライアント企業にシステムを導入していくことになります。

より詳しい業務内容を知りたい方は、以下のページをご参照ください。
プロジェクトの流れ

主なプロジェクト内容

戦略ファームにおいては、中期経営計画、新規事業戦略、グローバル進出支援、オペレーション改善、M&Aといったものが主に扱うプロジェクト内容になります。

戦略策定・中期経営計画では、社内外の調査分析による課題発見、それを踏まえて仮説設定し、課題解決のための戦略を考えます。経営層の戦略方針を考えるだけでなく、戦略を会社全体に共有するためトップダウンとボトムアップの目標を合わせていくための支援も行います。

新規事業の立ち上げでは、進出しようとしている市場の分析や事業アイディアの幅出しを行い、そこから有効な事業アイディアを磨きこんでいきます。そして機能を必要最低限に絞った開発とユーザーテストを経て、実際に事業化に向けた戦略を構築していきます。
コンサルティングファームの新規事業開発支援に関する取り組み

その他プロジェクトでも、扱う対象は異なるものの調査・分析や課題の洗い出し、アイディアの幅出しや仮説設定・検証、戦略策定を行うという点では共通しています。

M&Aについての詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
M&A×コンサルティング業界

プロジェクト事例

企業によってプロジェクトの規模感や進め方などが異なってきます。弊社ホームページでもいくつかご紹介しております。ぜひご覧ください。
プロジェクト事例
BCGの行うデジタルトランスフォーメーションとその人材_デジタルBCGとBCGデジタルベンチャーズ
マッキンゼーの行うデジタルトランスフォーメーションと担う人材(デジタル・マッキンゼー) 

戦略コンサルタントになるためには

戦略ファームの面接通過率は1%程度と言われていると申し上げた通り、戦略コンサルタントへの道は非常に狭く、目指すには相応の準備が必要となります。特に特徴的であるのが「ケース面接」と呼ばれる面接方法です。これは面接官と行う口述試験であり、問題解決能力やロジカルシンキングの力が見られます。ケース面接の詳しい内容については以下の記事をご覧ください。

戦略コンサルティングファームを目指す面接対策/ ケーススタディ

また戦略コンサルタントは、コンサルタント経験者からの転職が一般的です。そのためコンサルタント未経験者が戦略コンサルに転職することはできないと考えられがちですが、その限りではありません。未経験者が転職する場合もございます。コンサル未経験者がどのような点に気をつければよいのかを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

未経験からのコンサルタント転職~選考プロセスとその対策~

ただし、「Up or Out(昇進か辞めるか)」という言葉にも代表されるように、実力がものをいう世界であり、常に成果を求められる環境であることは間違いありません。努力しても必ずしも報われるわけではなく、仕事との相性というものもございます。戦略コンサルタントが厳しいとされる所以や、向き不向きについて知りたい方は以下の記事もご覧ください。

未経験から戦略コンサルタントに転職する際のチャレンジとは?ー難しさ、忙しさ、人間関係など
戦略コンサルタントに向いている方

戦略コンサルタントへの転職にあたって重要となるのは、ケース面接対策、職歴だけではありません。提出書類や筆記試験なども対策が必要となります。
「選考対策特集」として一覧にまとめております。ぜひご覧になってください。

選考対策特集

戦略コンサルタントのやりがい・メリット

大企業の意思決定に大きく携わることができる、というのが戦略コンサルタントのやりがいとしてよく取り上げられます。自身の仕事が社会を動かしていることを実感することができます。例えばですが、担当しているプロジェクトが新聞の一面記事に載るといったことがあります。

自身が仕事のオーナーになれるという点も大きなやりがいと言えます。戦略ファームにおいてはプロジェクトを成功させることが重要であり、そのためにチームで一丸となって進めていきます。したがって正当な提案であれば上層にも意見を通すことができます。

また戦略コンサルタントになるメリットとして考えられるのは、多様な人と出会うことができる点です。非常に優秀な人やグローバルに活躍する人、大きな目的を持って仕事に取り組む人など、戦略ファームには様々な人が集まるため、生き方や今後のキャリアについて学べる良い機会となるでしょう。また次章で説明しますが、ネクストキャリアの選択肢が多いことも戦略コンサルタントになるメリットと言えます。

戦略コンサルタントのキャリアパス

戦略コンサルタントからの転職先としては多くの選択肢があり、何を大事にして転職するかによって目指す先が大きく変わってきます。具体的には、自分のスキルが正当に評価され要望に合った報酬が得られるか、安定性はあるか、スキルアップできる場所かといったことが基準となってきます。

大きく分けると以下の行き先が考えられます。
・大手事業会社
・ファンド
・ベンチャー/スタートアップ
・他ファーム
・フリーランサー/起業

戦略コンサルタントからの転職先として多いのは、外資系の大手事業会社です。外資系の特徴として戦略ファームと同様に成果主義を重視しており、また戦略ファームに比べて安定性があるという点からも人気があります。

その他には日系の大手事業会社やメガベンチャー、スタートアップ、PEファンド・VC、そして他のコンサルティングファームといった選択肢が考えられます。ベンチャーやスタートアップへの転職は、自分の仕事で社会を変えたい、どうしてもこれがやりたい、という志向の強い方に多く見られる印象です。また、フリーランサーとして一定の稼ぎを得つつ、ご自身で起業を目指す方も一定数いらっしゃるようです。

より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
戦略コンサルタントのネクストキャリア

戦略コンサルタントの年収

戦略コンサルタントの年収帯は職位によってことなります。知識や経験が必要かつ責任の伴うパートナーが最も高く、マネージャー、コンサルタント、アナリストという順に並びます。年収はファームによっても異なりますが、一般的にアナリストは~約900万円、コンサルタントは~約1300万円、マネージャークラスになると2000万円程度にもなり、非常に高収入と言えます。パートナークラスはマネージャーよりもさらに上となりますが、母数も少ないため、年収はファームや負う役割によって大きく異なってきます。
マネージャー以上になると営業実績も評価に加わり、パートナーだとファームの業績によって自分の賞与も変わってくるなど、より直接的な成果主義となっています。
年収のレンジは自分のスキルや経験、各ファームのポジションによっても大きく異なっていますが、コンサル業界は実力主義的な環境ですので実績を出すことが出来れば表の年齢より早く昇進し、高い年収を実現することが出来ます。
戦略コンサルの高い年収は、いわゆる「Up or Out」の文化と結びついているというイメージがあるかもしれません。「Up or Out」とは昇進をするか、辞めるかの2択であるというかつてのコンサルティングファームの中心的な考え方です。コンサルファームは実力が重要であり、常に成果を求められる世界であることは間違いありませんが、かつてのように個人ではなくチーム単位でのアウトプットが中心になったため「UP or STAY」の文化に変わりつつあります。
以下では戦略コンサルを含むファーム別での年収レンジについて紹介しています。
コンサルタントの年収・給与はどれくらい?役職別や事例、未経験からの転職の場合も解説

戦略系コンサルティングファーム

役職 年齢 給与 コンサル歴
アナリスト 22~27歳 400万~900万円 0~3年
コンサルタント 25~34歳 900万~1300万円 3~5年
マネージャー 28歳~ 1300万~2000万円 3年~
シニアマネージャー 32歳~ ~2500万円 5年~
パートナー 実績による 3000万円~ 実績による

代表的な戦略コンサルティングファーム

戦略コンサルタントへの転職事例

ポストコロナの時代の中、経営改革、DX投資など新しい課題が見えてきたことでコンサル業界が更なる盛り上がりをみせ、2023年までに18年比でコンサル業界は5.4%の成長を見込んでおり、現在進行形で業界の拡大が進んでいます。それに伴い戦略コンサルへの転職件数も増加しています。
未経験から転職した場合、一時的に年収が下がってしまうこともあるため、高い年収だけを目当てに転職を目指す場合には注意が必要です。ただし、一般的には事業会社に比べると戦略コンサルは年収が高い傾向にあるため、転職直後に年収が下がってしまっても、成果をあげることが出来れば、前職の年収を超えることが出来るケースが殆どです。
戦略コンサルに転職される方は特に有名大学卒業者、海外MBAホルダーの20代〜30代前半の若手、ビジネスレベルの英語力を持っている方などが中心になります。
またコンサル業界は他の業界に比べ変化のスピードが速いため、業界の出入りやファーム間での移動が多く一つのファームでの在籍年数の平均は4、5年と言われています。高いスキルを持つコンサルタントの人材を求める声は大きく、戦略コンサルタントのキャリアパスの章でもご説明したようにコンサルファームから事業会社に転職する、所謂ポストコンサルタントの転職も多くの事例があります。

【戦略コンサルタントの転職事例】

年齢 転職前 年収(円) 転職後 年収(円)
29歳 大手広告代理店 850万 外資系戦略ファーム
アナリスト
900万
31歳 大手商社経営企画 1000万 外資系戦略ファーム
アナリスト
900万
29歳 国内大手SIer
プロジェクトマネージャー
600万 戦略ファーム
戦略コンサルタント
800万
40歳 ブティック系コンサルファーム役員 1500万 戦略コンサルファーム
シニアマネージャー
1600万
25歳 大手監査法人
公認会計士
600万 戦略コンサルティングファーム
アソシエイト
600万
32歳 外資系戦略ファーム
コンサルタント
1200万 大手事業会社
経営企画
900万
31歳 総合系戦略ファーム
コンサルタント
900万 ヘルスケア企業
戦略担当
1000万
26歳 外資系小売企業 600万 戦略ファーム
アナリスト
800万
30歳 大手証券会社
投資銀行部門
1000万 戦略ファーム
シニアアソシエイト
1000万
38歳 ブティック系戦略ファーム役員 1500万 戦略系コンサルファーム
プリンシパル
2000万

本コラムに関連するコンサル情報はこちら

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