コンサルの給料が高い理由とは?未経験でも高年収がもらえる理由を解説
Post Date:
2024-02-01 / Update-date:
2024-06-29 /
Category:
キャリア・働き方特集 選考対策特集
コンサルタントへの転職を検討する際、最も気になるポイントの1つとして「年収面」が挙げられるでしょう。
実際、皆さんがイメージしている通り、コンサルタントは他業種と比べて年収が高いと言えます。
理由としては、下記の3点が挙げられます。
・難易度が高い仕事なので必然的に求められるスキルも高い
・1件あたりのコンサルフィーが高額
・コンサルタントは無形商材で、かかるコストが低いので人件費に充てられる
本記事では上記のポイントについて詳しく解説いたします。
- コンサルタントは給料は高いのか?
- コンサルタントの給料が高い理由3つ
- コンサルが高い給料をもらい続けるには成果を出し続ける必要はある
- UPorOUTの印象が強いが現状はほとんどない
- コンサル転職を検討している方へ支援を行っております
コンサルタントは給料は高いのか?
コンサルタントの年収と言っても、コンサルティングファームや役職によってもばらつきが見られます。
役職 | 年齢 | 給与 | コンサル歴 |
アナリスト | 22~27歳 | 500万~900万円 | 0~3年 |
コンサルタント | 25~34歳 | 900万~1300万円 | 3~5年 |
マネージャー | 28歳~ | 1300万~2000万円 | 3年~ |
シニアマネージャー | 32歳~ | ~2500万円 | 5年~ |
パートナー | 実績による | 3000万円〜 | 実績による |
上記のように、役職によって年収が大きく異なるため、コンサルタントの給料レンジは非常に大きいといえます。
また、未経験だと基本的にアナリストからキャリアをスタートさせます。そのため、コンサルタントというと、年収1000万円〜2000万円ほどの給料をもらっていることを想像するかもしれませんが、未経験で転職をすると「500万円〜800万円」が平均の給料となる可能性が高いでしょう。
ただ、日本の平均年収は458万円であり、アナリストでも平均年収を超え、役職がつくと平均年収よりも高年収をもらえる傾向にあります。
▶️参考記事 令和4年分民間給与実態統計調査結果について
また、コンサルタントは業界や職種によっても給料が異なります。職種や業界ごとの詳しい平均年収を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
コンサルタントの給料が高い理由3つ
ここでは、先ほど紹介したコンサルタントの給料が高い理由3つについてより詳しく解説します。
- 高い専門知識やスキルを求められるから
- 利益率が高い仕事だから
- コンサルフィーが高額だから
高い専門知識やスキルを求められるから
コンサルタントの給料が高いと言われる理由の1つ目は「高い専門知識やスキルが求められる」ことが挙げられます。
まず、コンサルタントの仕事は、商品を売ることではなく「クライアント企業の経営課題を明らかにし、課題解決のための戦略を立案・定言することによって企業の成長や業績改善を支援する」仕事です。
つまり、サービスを売るのではなく、決められた時間の中でクライアントの課題に対して、高いアウトプットをすることが要求されます。
また、より経営に近い仕事であることから、課題解決の難易度も非常に高いと言えます。
そのため、求められるスキルも非常に高い仕事です。だからこそ、ハイスキルを持っているコンサルタントには高い給料が支払われているのです。
また、コンサルティングファームにもよりますが、成果報酬で料金が変わる料金体系を採用している企業もあります。
難易度が高く、成果を出す前提ではありますが、上記1件あたりのコンサルフィーが高いことは、コンサルタントの給料が高いと言われていることに大きく影響していると言えるでしょう。
利益率が高い仕事だから
コンサルタントの給料が高いと言われる理由の2つ目は、「利益率が高い仕事」なことが挙げられます。
理由として、コンサルタントの仕事は「無形商材」であり、有形商材と比較すると、かかる経費等のコストが低いため、コンサルタントの人件費に十分に充てることができるからです。
先ほども紹介したように、コンサルタントの仕事は商品を売るのではなく、知識やスキルを売る「無形商材」です。
無形商材は有形商材に比べ、かかる経費や原価が少なく、コストを抑えることができます。
例えば、有形商材であれば生産の際にかかる機械費や資材、商品を保管しておく倉庫など、かかるコストは膨大です。
しかし、コンサルタントのような無形商材であれば、極端に言ってしまえばコンサルタント一人の人件費のみのコストまで抑えられると言えるでしょう。
上記のことから、コンサルタントの人件費に充てることができるので、コンサルタントの給料も自ずと高くなると言えます。
コンサルフィーが高額だから
コンサルタントの給料が高いと言われる理由の3つ目は「コンサルフィーが高額」なことが挙げられます。
理由としては、先ほど紹介したように、「企業の経営課題を解決する」といったような非常に難易度が高い仕事内容が多いことが挙げられるでしょう。
難易度が高い仕事のため、自ずと企業がコンサルティングファームに支払うコンサルフィーも高くなります。
加えて、大手コンサルティングファームに依頼をすると3ヶ月ほどで2000万円〜3000万円といった費用がかかるケースもあります。
そのため、1つのプロジェクトに複数人のチームで対応することがほとんどですが、複数人でプロジェクトに参加しても、一人当たりの費用は非常に高いと言えるでしょう。
コンサルが高い給料をもらい続けるには成果を出し続ける必要はある
確かに、コンサルタントは年収3000万円以上を目指すことができる「給料の高い仕事」です。
ただ、高い給料をもらい続けるには成果を出し続ける必要があります。
というのも、コンサルタント業界は、多くの場合「成果主義」を導入しています。そのため、年齢に関係なく、実力や評価で年収を上げることができます。
その反面、成果を残すことができなければ、年齢や経験年数を重ねても役職や給料を上げることができません。
そのため、コンサルタントとして多くの給料を稼ぎ続けるのであれば、高品質なアウトプットをして、クライアントの求める成果を出し続けなければならないのです。
ただ、コンサルタントにとって「数字だけ」が成果として評価される訳ではありません。
コンサルティングファームによっては、定量的な指標だけではなく、定性的な指標も評価に入るケースもあります。例えば、企業によっては360度評価を採用していたり、成果を出すまでのプロセスを評価されたりといったようなケースもあります。
以上のように、「具体的な数字」といった定量的な視点から、「プロセス」といった定性的な視点において、高いアウトプットと成果を出し続けていくことで、ようやくコンサルタントとして高年収をもらい続けることができます。
UPorOUTの印象が強いが現状はほとんどない
コンサルタント業界というと、「高年収ではあるが、昇進(UP)するか、そうでなければ退社(OUT)するか」といったような厳しい世界をイメージする方がいます。
しかし、現状ではそういった制度があるコンサルティングファームはほとんどありません。
そのため、すぐに成果を出すことができなかったとしても、やめなければならないということは無いので、安心してスキルを向上させ、高年収を目指すことができる環境と言えるでしょう。
コンサル転職を検討している方へ支援を行っております
本記事では、コンサルタントの給料が高いと言われる理由をご紹介しました。
コンサルタントの年収は、役職やコンサルティングファームによって様々ですが、他の職種と比べると高い傾向にあります。
ただ、高い年収をもらい続けるためには、日々スキルの向上を目指し、クライアントの期待に応え続けることは必要と言えるでしょう。
また、コンサルタントへの転職をご検討されている方の中には、1人でコンサルタントへの転職が難しいと感じる方もいるかと思います。
そんな方に向け、コンサルタント専門のエージェントサイトをご紹介させていただきます。
弊社エグゼクティブリンクでは、年間500人のコンサルティングファーム内定者を輩出しております。
各種転職サイト、クライアントからの受賞を多数いただいており、実力のあるエージェントが多数在籍しておりますので、コンサルタントへの転職をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
転職支援の申込について
転職をご検討されていらっしゃる方は、無料で弊社コンサルタントが最新求人情報の説明や面接通過のためのアドバイスを実施しております。お気軽にご連絡ください。
メールマガジンの登録
最新の求人情報は弊社メールマガジンよりご案内をしております。
非公開求人等の新着の情報についてはメールマガジンにてご確認ください。