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金融コンサルタントのキャリア

Post Date2020-01-28 /
Categoryキャリア・働き方特集 金融コンサル特集

金融コンサルタントとして携わるテーマは多岐に渡るため、経験するテーマを通じて、各々が独自の強み・キャリアを形成していくことが可能です。(「戦略策定」や「新規事業開発」、「デジタル技術を活用した変革」、「金融国際規制対応」等)。
一方、携わるテーマに限らず、コンサルタントとしてのコアスキルが身につくことは、キャリア人生において非常に重要なケイパビリティとなります。(「ロジカルシンキング」、「コミュニケーション」、「プロジェクトマネジメント」等)。
ここでは、コンサルタントとして得られる経験・ケイパビリティと、その後描くことができるネクストキャリアについて、ご説明します。

コンサルティングファームで得られる経験

金融コンサルタントとして得られる経験・ケイパビリティについて、プロジェクトテーマに限らず共通で得ることができる「コンサルタント・コアスキル」と、携わるプロジェクトテーマによって得られる「コンサルタント・領域スキル」について説明します。

コンサルタント・コアスキル

金融コンサルタントに限らず、コンサルタントとして共通に得られるコアスキルがあります。クライアントの経営課題解決のプロフェッショナルとして、コンサルタントが持つスキルや思想がそれにあたります。例えば、以下のスキルがあげられます。

・ロジカルシンキング
コンサルタントがクライアント課題解決のためのプロセスの中で、徹頭徹尾、必要となるスキルがロジカルシンキングです。すべてのコンサルタントがその思考プロセスの中のベースとして持つ思考形式と言えます。

・コミットメント
クライアント課題解決のプロフェッショナルとして、限られた期間内に適切な解を出すことに強いコミットメントを有するカルチャーがあります。マインド面の要素となりますが、すべてのコンサルタントが課題解決にコミットすることで、ビジネス上の難題に対して価値を提供しています。

・プロジェクトマネジメント
コンサルタントはプロジェクトベースでの働き方となります。限られた期間・予算・人員でミッションを完了させるため、そのマネジメントは極めて重要な要素と言えます。プロジェクト成否を分ける要素ですが、コンサルティングファームでは、若くして自身のプロジェクトマネジメントを担う機会が訪れます。

金融コンサルタント・領域スキル

金融コンサルタントが携わるテーマに関するスキルがこれにあたります。実際は1つのテーマに携わり続けることは必ずしも多くなく(本人の希望があれば別ですが)、いくつかの領域を経験しながら、1つあるいは複数の領域に強みを形成していくことになります。

・事業戦略・新規事業企画
クライアント自身の強みや、市場環境、競合調査を通じて、クライアントが今何をすべきか、どのようにすべきかを企画・立案を行います。特に金融機関を取り巻く環境は激変の中にあり、従来からの連続線上での発想では解決できない、非常にチャレンジングなテーマと言えます。

・Fintech・デジタル
最新テクノロジーのどのように活用していくかは、今後ますます重要性を増していくテーマと言えます。金融ビジネスの理解と、テクノロジー双方を理解し、クライアントを変革に導くテーマであり、まさに最先端を開拓していくテーマと言えるでしょう。

・オペレーション変革
大企業であればあるほど、オペレーションモデルの最適化による品質・コストへのインパクトは甚大です。このテーマは、現在からの「改善」でなく、テクノロジーも駆使した「変革」を起こす必要があり、従来にも増して、その効果と難易度は高まっています。

・リスク/ガバナンス
金融機関のビジネス遂行にあたって、避けては通れないのがリスク/ガバナンスのテーマです。規制を順守しつつも、ビジネス優位性を損なわないため、“守り”と“攻め”の両方の視点が必要とされるテーマです。

描けるネクストキャリア

ここでは、上述した経験をもとに、どのようなネクストキャリアを描くことができるかをご説明します。

他ファーム

他のコンサルティングファームでのキャリアを描く道があります。コンサルティングファームと一言でいっても、FASやブティック、リスク領域ファーム等、異なるテーマを扱うファームへの転職もあれば、自身の強みをより強化していくため、競合ファームを次のキャリアとして描くケースもあります。

金融機関

クライアントサイドに次のキャリアを描く道があります。外部からの支援でなく、事業主体側として自らの変革を目指すケースがこれにあたります。コンサルタントとして築いた専門性を、これまでとは異なる目線で発揮していく魅力があります。

その他事業会社(非金融機関)

非金融機関の金融ビジネス参入、または(珍しいケースですが)金融以外の事業会社でのキャリアを描くケースです。後者の場合は、企業として新たなチャレンジをするときに、コンサルタントとしてのコアスキルを発揮することが求められます。

また、大企業を離れ、ベンチャー企業でキャリアを描くケースも意外と多いかもしれません。世の中の新しいことを自ら企画・実行し、短期間にその効果を見て、さらにブラッシュアップしていくことができる、エキサイティングなチャレンジと言えます。

ファームでのキャリアアップ

最後に、転職の道ではなく、所属するファームでキャリアアップをしていく道を紹介します。“ファームは修行の場”と思われる事も多いかもしれませんが、近年は長く働ける環境も整い、ファームの中でキャリアを伸ばし、自らやりたいことを作っていくケースも増えています。元々、実力次第で自由にテーマを切り開くことが歓迎されるカルチャーですので、今後さらに増えていくケースかもしれません。

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