事業再生・ハンズオン型支援
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事業再生・ハンズオン型支援

業務内容/具体的なテーマ
業績の低迷・悪化での経営危機を脱するための経営改革や、競争環境の変化による自社のビジネス変革を行うのが特徴。再生支援のための経営計画の策定と言ったプランニングフェーズだけでなく、直接企業に入り込んで財務リストラクチャリング・コスト削減・オペレーション改善などをハンズオン型で支援を行うファームもある。
再生案件のリストラクチャリングフェーズを超えたことや、近年は景気の影響もあり不良債権案件が少なくなってきたこともあり、事業再生のみならず、事業の成長戦略支援、イノベーション支援等を行うファームも増えてきているのが現状である。
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現在の課題感
事業再生においては、クライアントの企業が求めている内容が、全体的な戦略作成から、特定の実行支援に移行しており、デジタル分野を含んだ幅広い分野への適応を求められるようになっている。また、事業再生以外にも、事業成長戦略支援やM&A案件、PMIサポートなど幅広くクライアントニーズはある為、その対応が求められている。
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ファームで得られる経験
事業再生・ハンズオンの場合、クライアント会社の現場に足を運び、企業の表面ではなく奥深くまで入り込み、プロジェクトを進めることになる。その中で、経営陣だけでなく社員と密にコミュニケーションをとり、企業の問題解決を行う。また、問題解決の業務の領域が限定されていないため、柔軟な発想と幅広い分野への対応力が養われる。ファーム社員のバックグラウンドが、政策専門家から事業会社出身など、幅広い傾向があり、様々な専門家とともに仕事を行うことが出来る。
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プロジェクト例
事業再生・ハンズオン事
- 経営/戦略コンサルティング
- リーダー人材開発/組織変革支援
- M&A支援
- 新規事業開発
- ハンズオン型支援
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採用動向
少数精鋭の組織のため、採用については狭き門。中途入社者については戦略ファーム、総合系(監査法人系)ファーム経験者、投資銀行経験者、FAS経験者などが多い。20代〜30代の若手の事業会社出身者については経営企画、M&A経験など財務知見・経営計画策定の経験が求められる。総合系ファーム経験者については、戦略プロジェクトの経験、業務改善(BRP)、M&Aのプロジェクト経験などが必要となる。
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キャリアについて
経営企画業務、経営改革業務関わってきた経験を元に、大手事業会社の経営企画職や、ベンチャー、オーナー系企業企業幹部投与(経営参画、経営企画室へのジョイン)などが一般的なキャリアパスとなる。
また、プライベードエクイティファンドの再生案件に関わることが多いため、ファンド経由の経営人材としてプロジェクトベースで経営管理業務を行うターンアラウンドマネージャーとして活躍するケースもある。 -
転職事例
男性29歳私立大学文系卒
金融機関法人営業→事業再生系ファーム コンサルタント
(600万→700万)男性36歳国立大理系卒
製造メーカー経営企画室→事業再生系ファーム マネージャー
(800万→1000万)男性38歳旧帝大文系
PEファンド→再生・経営コンサルティング マネージャー
(1500万→1600万) -
主要ファームの出身者
株式会社ドリームインキュベータ創業者 堀 紘一
ボストンコンサルティンググループ取締役社長を務めた後に株式会社ドリームインベキューターを創業。取締役会長を務める。著書多数。
株式会社 経営共創基盤創業者 冨山 和彦
ボストンコンサルティンググループに入社、株式会社コーポレイトディレクションの設立に携わる。政府の打診により産業再生機構の設立に参画。株式会社経営共創基盤を設立し、代表取締役CEOを務める。
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職位別コンサルタントの年収
事業再生型のファームにおける年収は、ファームごとによって異なり、同じファーム内における同職位やポジションであってもレンジがある場合があります。そのため、一概に年収をいうことは出来ません。しかし、深い専門知識と高いアウトプットが必要とされる分、高い水準での年収を期待することが出来ます。そのため経験、実績を積むことが出来れば年収1,000万円を超えることも可能である環境だと言えます。転職の直後に関しては前職の給与レベルによっては一時的に給与が下がってしまう可能性がありますが、コンサル業界は成果主義的な雰囲気があるため、成果をあげ実績をあげることができれば後から給与がついてくると言えます。
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労働環境/働き方について
事業再生・ハンズオン型のコンサルファームの場合、クライアント先に駐在するケースが中心となります。そのため、労働環境においても各駐在先によって異なり、一概にいうことが出来ません。しかし、一般的には他のコンサル業界と同じくプロジェクトの段階によって忙しさは異なる傾向があります。
プロジェクト初期の方向性を決定する段階とプレゼン用の資料作成を行う必要がある後期には業務が忙しくなる傾向にありますが、それ以外の期間やプロジェクトの合間においては比較的余裕を持つことが出来、この期間に休みをまとめて取得するというケースも存在します。 -
代表的な企業
代表的な事業再生・ハンズオン型支援の企業情報をご紹介しております。下記のリンクよりご覧ください。
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