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SEからITコンサルタントに転職するには

Post Date2019-12-12 /
CategoryIT・デジタルコンサル特集

ITコンサルタントを目指す上で最も重要なことは情報収集であり、転職に成功される方と失敗される方の差は、情報収集の質の差と言っても過言ではありません。ここでは、SEの方がITコンサルタントを目指す場合の考え方について説明します。

近年のコンサルティングファームにおけるSE採用ニーズ

現在、日本の企業にいて、業務のデジタル化が喫緊の課題となり、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援やセキュリティ等の需要が増えています。

各コンサルファームは優れたデジタル人材の獲得を急いでおり、近年、デジタル技術について知識やスキルを持つSEが即戦力として、ITコンサルタントとして採用され、キャリアアップを果たすという例も多くなっております。

SE経験者に求められるポジション

現在、様々な分野においてITコンサルタントが活躍しているため、一概に求められているポジションを説明することは難しくなります。つまり、それぞれのSEの方によって、得意な業務分野や、ITコンサルとして活躍できるポジションは異なります。これまでの自分のキャリアを見直し、ITコンサルタントとして、どの分野・ポジションで活躍できるのかを考える必要があります。

弊社でも、コンサル転職者に対して面談を行い、前職での経験が、どのファームやポジションに適しているのかのアドバイスをおこなっています。自分がどのテーマに適しているか分からない場合はぜひご相談ください。

また、以下にITコンサルタントの代表テーマについて記述しているので、ITコンサルタントの代表テーマはこちらをご覧ください。

ITコンサルティングの代表的なテーマ紹介

SEからコンサルに転職するメリット

SEからITコンサルタントに転職するメリットとして、幅広い分野の業務を行えることが挙げられます。SEの業務は主に、企業の課題に対して、システム・プログラムを構築し納品することですが、ITコンサルタントは、企業・システム全体の問題発見、クライアントとの議論を通じたプロジェクトの道筋作り、効果測定といった、より幅広い上流工程での業務を行うことが出来ます。

また、企業全体の業務に対してシステム構築を考えるため、これまで経験のなかった、SCMやセキュリティといった分野に関する専門性を獲得することが出来、より幅広い分野に向けてキャリアを広げることが可能となります。

SEからITコンサルタントへの、キャリアの作り方

まず前提として、ITコンサルタントの転職に限った話ではありませんが、転職は、「年齢×経験×応募先企業の採用要件」 の掛け算で、結果が決まるという現実があります。

そこで、SEからITコンサルタントを目指す方が、「年齢」「経験」「応募先企業」というそれぞれの要素についてどのように考えるべきなのか、次にてご説明します。

年齢について

近年、企業のグローバル化や法規制の複雑化、IT活用要請の急激な高まりを背景として、コンサルティングファームが依頼されるテーマも戦略策定だけでなくその実行支援/IT導入まで幅広く手がけるようになっており、SEとして得た業務知識が多くのコンサルティングテーマにおいて必要とされるようになっています。その結果30代前半までの若手採用だけでなく、30代後半から40代の実績を積んだSEの方が業務知識やIT知見を高く評価され、転職に成功されるケースが多くなってきています。

各ファームに「Up or Stay(昇進することだけが生き残る道ではない)」の考え方が根付いてきて、雇用に安定性が見込めるようになってきたことも30代以上の方の転職ケース増加に関係があるかもしれません。

経験について

SEの方がITコンサルタントとして選考を受ける際に特に必要とされるのは①業務知識、②プロジェクトマネジメントスキル、③クライアントとのコミュニケーション経験になります。そして、当然ですが年齢に応じて求められる水準は変わって来ます。

例えば、20代の方であれば上記3点のどれかが欠けていても、近い将来にその能力を獲得する見込みがあれば、ポテンシャル採用としてITコンサルタントへの転職が可能です。 そして30代中盤以降の方は、今までのキャリアを活かした転職になり、即戦力として活躍できるかどうかがポイントとなります。 具体的には、要件定義を主導した経験や中規模以上のプロジェクトマネジメント経験の有無が問われます。

ITコンサルタントとしてどのような能力が必要とされるかは、「ITコンサルタントの仕事内容」にも書いていますので参考にして下さい。

応募先企業の採用要件について

コンサルティングファームは基本的に、通年採用を行なうことが多いです。コンサルティングファームにおいてはコンサルタント一人ひとりそのものが価値となりますので、優秀な人材はいつでも来て欲しいというのが本音です。

ただし、どのような人に来て欲しいかという個別の採用要件についてはプロジェクト状況に左右されるため、 時期によってかなりの温度差があるのも事実です。

例えば大型プロジェクトの受注を契機として募集を行う場合については、目標人数を採用するまでは積極的に採用活動を行うものの、定員に達した場合については優れたスキルがあったとしても、(仮に直前に内定になった方よりも高い能力を持っていても)見送りになってしまうケースがあります。

したがって、コンサルティングファームの転職活動といえど、タイミングを見極めることは非常に重要です。 特にITコンサルタントのポジションは、一つのコンサルティングファームの中でも複数に分かれている場合があるため、「いつ、どのポジションに応募することで合格可能性が高まるのか?」 という観点については、専門のキャリアコンサルタントでなければリアルタイムで変わる採用市況に対応ができません。

年齢別!SEからコンサルタントへの転職に必要な経験とスキル

年齢によってコンサルタント転職に必要な経験、スキルが異なり、転職を成功させる難易度やアプローチの方法も異なっています。今回は20代と30代以上の2つに分けて紹介します。

20代

20代におけるコンサル転職の場合、コンサルタントとしてのポテンシャル能力とシステム開発経験等を通じたITソリューションの知見の有無が選考の要素となっています。

ITコンサルタントである以上、現在どのような知識やスキルを持っているのかという点も評価の対象となりますが、20代では、30代に比べると選考段階において、前職で何をしたのかという経験より、「コンサルタントとしてやっていけるか」というポテンシャルの面がより重要になっています。

そのため、面接ではケーススタディ等を通じて、候補者の知頭の良さをはかることが多くなっています。

30代以上

30代以上になると、ポテンシャルの能力よりも前職での経験、業界やITソリューションの知見が重要な要素となります。そのため、各ファームが力を入れている業界やサービスに適合している、自分の経験やスキルを探す必要があります。(もちろん、自分の経験やスキルを生かすことが出来るファームを探すということもあります。)

さらに、コンサルタントとしての能力を、前職の経験を通じて説明することも求められるため、大型案件のPL・PM経験や課題解決・企画提案の経験が必要とされます。

また、SEからコンサルタントとしての文化に適応することが出来るのか、年下や同年代の上司・先輩に素直になることが出来るかといったマインドの部分も重要になっています。

転職までの具体的な道のりは?

転職を決意された方々は、転職活動を行いながら、勤務先での業務を行っています。そのため、転職活動においても勤務先の業務量の少ない時期を選び、同時進行で進めていきます。

まず、転職を決意した候補者は、まず転職サイトやエージェントへの登録を行います。

弊社に登録された場合は、候補者は、経験豊富なコンサルタントとの無料のカウンセリングを行い、これからの方向性について一緒に考えていきます。カウンセリング後、各ファームの詳細な情報とともに、一人一人のご希望にあった案件をご提案させていただきます。同時に、選考対策を行い、面接に備えます。

その後、応募・面接を行い、内定を見事獲得されますと、入社に備え、マネジメント術や資料作成等のビジネススキルを磨くことになります。

選考に通過する、職務経歴書の書き方

候補者の方から、「どのように記載をすれば選考通過をするのか?」「面接官にアピールできるのか?」とよく相談を受けます。職務経歴書は、書類選考から最終面接官まで、多くの方に目を通してもらう、いわば「顔」となる大切な資料ですので、適切な必要事項を明記しておくことが重要です。

〈必見!!〉面接官へのアピールにつながるポイント

・上流経験(IT戦略、グランドデザイン、要件定義など) / 業務改善
・プロジェクトマネジメント/チームリード、PMOの経験(大規模であるほど望ましい)
・企画や提案業務
・クライアントとの要件折衝
・チームワーク、ファシリテートスキル
・応募先企業/ポジションで求められている専門的な内容

転職活動に必要な書類

一般的に必要な情報は、下記の3点になります。

・履歴書
・職務経歴書
・志望動機書(一部の企業のみ)

書類作成上のポイント

・A4 約3枚程度でまとめる
採用担当者の1人当たりにかける時間は、2~3分程度。多すぎても、少なすぎてもいけません。

・項番をつける。箇条書きで書く
簡潔でポイントが整理されている文章が、コンサルタントとして好ましいとされています。

・必要な要点が網羅されている事。
詳細については次にお話致します。

必要な要点とは??

職務概要

自身のキャリアのサマリーを記載する部分です。職務経歴書の冒頭に3~7行程度で記載することが望ましいです。
※人事や面接官は忙しい為、この部分だけを見られることを想定して、何をやってきた人なのかを分かってもらうようにします。

職務詳細

SEの方はプロジェクト型の仕事が多いため、プロジェクトごとに時系列に沿って、プロジェクトのテーマ、詳細、自身の成果貢献、システム環境、メンバー数を記載します。特に、「成果貢献」について、しっかりと明記しておくことがアピールにつながります。
※事業会社でシステム部門の方などは、職務内容ごとにまとめて書いていただいても結構です。

資格・スキル

PMPのようなプロジェクト管理系の資格と、CISAのような専門性の高い資格はとてもよいアピールになります。
ベンダー系資格はもちろんですが、ビジネスレベルの英語スキルや、簿記などのビジネス資格もプラス要素になります。

自己PR

A4用紙の半分程度を使用し、①業務知識、②プロジェクトマネジメントスキル、③クライアントとのコミュニケーション経験について、エピソードを交え記載頂くことを意識して下さい。

ただし、転職活動には「相手」がありますので、当然ですがアピールするべきプロジェクトテーマやスキルについては、応募先企業やポジション毎の採用ニーズをきちんと把握することが大前提となります。

そのため、応募先企業の情報収集は書類作成から非常に大切になります。インターネット上だけで情報が足りないと感じた時は、エージェントを活用いただくのもよい手段となるでしょう。

面接対策は必要?

確実に必要です。コンサルティングファーム転職で1番のキモはこの面接対策になります。

戦略ファームのようなケーススタディの様な面接はあまり出題されないものの、エンジニア転職においても面接の受け答えを適切に準備することは重要です。もちろんコンサルティングファーム転職は選考倍率も高いため、「適切な準備」をすることが必須ともいえます。

適切な準備とは?

コンサルティング会社の理解

応募先企業の対象クライアントの傾向や主流となっているプロジェクトを掴み、その上で自身の経験が活かせる部分を見つけることが必要です。
例えば同じ監査法人系列のコンサルティングファームでも、強い業界やグローバルプロジェクトの割合などは大きく異なっています。きちんと違いを把握した上で志望動機を考えて話すことで、面接官に「適切な準備が出来る人」という印象を与えることができます。

また、内定を獲得して受諾するか判断が必要な時には、その企業の組織構成やアサインメント方式、昇進の考え方、年収の幅などより詳細な情報があると悔いのない選択ができるでしょう。

受け先企業の業務内容

ひとえにITコンサルタントといえど、獲得するプロジェクトの種類は各ファームごとに特徴があるため、理解する必要があります。
例えばERP導入プロジェクトが多いコンサルティングファームと、先進テクノロジー活用支援プロジェクトが多いコンサルティングファームでは、面接の場で話すことが全く違うことは想像に難くないでしょう。

面接内容の特徴

各ファームによって、聞かれる内容は多少異なります。面接官の質問の「意図」を汲み取り、回答することが重要です。
面接官の質問の背景にある前提知識や業界知見を理解した上で話をすることで、より話がかみ合って建設的な議論になりやすい傾向があります。やはり面接官も人間ですので、話がスムーズに進んだ方がよい評価に繋がりやすいです。

面接官への質問内容

面接の最後に必ず「何か質問はありますか」と聞かれます。
ここでは、絶対に聞いた方がいい内容がありますので注意して下さい。

エグゼクティブリンクでは、過去候補者の面接内容が全てデータベースになっています。各ファームの面接官から具体的な質問内容まで把握をしておりますので、詳細についてはお気軽にお問い合わせください。

転職支援の申し込みはこちら

年収は交渉出来るって聞いたけど、本当?

結論としては、出来ます。
もちろん、交渉には材料と戦略が必要になりますので、その時々に最適な方針をディスカッションしながら決めていきます。

※エグゼクティブリンクでは、過去、百万円単位のアップはもちろん、300万円以上アップした方もいらっしゃいます。

ITコンサルタント向きの人はこんな人

基本的にコンサルティングファームは、自身のスキルアップを貪欲に目指す方に対して門戸を広げておりますので、以下の様なマインドを持つ方が入社後も活躍されています。

・仕事に対しての姿勢が能動的な方
・自身のスキルを高めることがキャリアの安定性に繋がると考える方
・働いた時間でなく、成果で評価をしてほしい方
・現状の環境では知的好奇心が満たされず、自己学習に取り組んでいる方

SE出身のコンサルタントのキャリアアップ時の注意点

SE出身でコンサルタントに入社した場合、コンサルタントのマインドセットや文化に適応出来るかという壁にぶつかります。そのため、SEとしての仕事への取り組み方を変えられない場合、コンサルタントとしてキャリアアップを目指すことは難しくなります。

SEは、システムやプログラムをどう利用して問題を解決するかという視点で業務を行いますが、ITコンサルタントの業務は、あくまで「問題解決を行う」であり、システムやプログラムはその一手段でしかありません。そのため、システムやプログラムの構築という業務に囚われず、問題発見と解決のために、時には、システム構築以外の解決法も探すような姿勢を身につける必要があります。

転職難易度は決して低くない!

現在、デジタル人材の需要が上がっており、SEからの転職者が多くなっているのは事実ですが、それは簡単に転職できることを意味しません。

ITコンサルタントに転職するためには、上記のようなSEとコンサルタントの違いを理解し、コンサル業界についてしっかり理解した上で、準備を行うことが重要にです。

自分の経験を振り返り、どの経験やスキルが、ITコンサルタントとして活かすことが出来るのかをファーム側からの視点で考える必要があります。

SEからITコンサルタントへの転職の成功と失敗

SEからITコンサルタントへの転職の成功と失敗を分けるものは、情報です。

SEから転職を実現される場合、武器となるのは経験と知識ですが、各コンサルファームについて、しっかりと情報収集が行えておらず、自身の経験やスキルとファームの求めるものが異なってしまうと、選考を通過することは難しくなります。

一方、各ファームやポジションが求めている経験やスキルを的確に理解することができれば、自分の経験やスキルと適切にマッチングが行え、選考を優位に進めることが出来ます。そのため、各コンサルタントファームやITコンサルタントについての情報収集は、転職を成功させる上で非常に重要な要素となっています。

詳しいファームや求人の情報、コンサルタント視点での選考対策について、より詳しい情報に興味がございましたら、以下よりご気軽にご相談ください。

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