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IoTコンサルティング及びIoTコンサルタントの役割、業務内容

Post Date2020-09-10 /
CategoryIT・デジタルコンサル特集

急速にデジタル化が進んでいく現代において、AIやIoTを用いた業務効率の改善、向上は一部レガシーな業務慣習が残る製造業を中心に、企業の生き残りをかけた問題と言えます。そのため、IoTコンサルティングの役割や需要は、これからさらに大きなものになっていくと考えられます。今回は、IoTコンサルティングとIoTコンサルタントの役割や業務内容について紹介いたします。

IoTコンサルティングとは

IoTとは

IoTとは、「Internet Of Things」の頭文字をとったもので、日本語では「モノのインターネット化」と訳され、一般的には「ありとあらゆるモノがインターネットにつながっている」状態を指します。
その状態においては、パソコンやスマートフォンなどのコンピューターに限らず、自動車や工場の生産設備、医療機器、家電、ウェアラブル端末といった「モノ」までがインターネットに接続されています。我々の周りにはまだまだ多くのアナログな世界が広がっていますが、IoTが普及することによって、多種多様なモノの収集したデータがインターネットを介し蓄積されるようになり、この世界のデジタル化が加速度的に進んで行くと予想されます。

斯様なデジタル化は、生産性の向上を導き、より高い価値を作り出していくことに繋がります。それは、今まで、経験と勘で対応していたプロセスがデジタル化したデータに基づく処理に置き換えらえられることにより、生産性の向上やイノベーションを定量的に導く事が可能になるからです。

さらに詳しいIoTの概要は以下をご覧ください
IoT & Consulting

IoTコンサルタントの業務内容

IoTコンサルタントは、クライアント企業のデジタルトランスフォーメーション支援の一環としてIoTに関する導入計画の提案・実行を行い、IoT技術を効果的に作用させることを目指します。そのため、導入の前段階での、サプライチェーン、バリューチェーンを見直しまでも行う場合があります。
問題解決の専門家として、単純に業務のデジタル化を行っているのではなく、IoT技術を利用し、どのように新しいビジネスモデルやバリューを生み出せるのかという点が案件の中心として重要になっています。

一方、未だIoTやAIの導入について正確な知識や広がっていないことから、クライアントからの相談として「IoTを導入してみたい」といった漠然なものも多く、IoTを使用したバリューの創出には、これまでの事業構造を大きく見直し、時には一度破壊的に再構築する必要があるためコンサルタントとしてIT技術への知見だけではなく、業界への知識や、サプライチェーンやカスタマーマネジメントなど様々な分野への知識と、それを分析することが求められます。

IoTコンサルティングの業務プロセス

以下、業務のプロセスについて一例をあげて紹介します。

■現状課題の把握

クライアント企業が、どのような特徴、問題点を抱えており、どのようなIoT化支援を行うことで、クライアントの問題を解決し収益を上げることが出来るのか。また、そのためには現状をどのように変え、業務の効率化していくのか情報の把握、共有を行います。

■導入提案・セキュリティー・リスクの管理

クライアント企業の現場課題の把握を後、最適なIoT導入案の検討を行います。
ファーム内外の専門家やクライアント企業の社員にインタビューを行い、さらなる情報収集を行います。それらの情報を元に、最適な導入案を制作し、さらにクライアント側とすり合わせを行います。
さらに、近年サイバーテロや情報漏洩に対する企業の問題意識は非常に高まっておりデジタル化案件においても、万全のセキュリティーをシステムに組みいれる必要があります。そのため、ITセキュリティーの専門家と協力しながら、同時進行で対策を練っていく必要があります

■ロードマップ策定

導入プランが確定したら、導入支援のためのロードマップの作成を行います。
大企業におけるIoT導入の場合、対象範囲が幅広い場合も多く存在し、関係者の数も多くなり、またプロジェクトも長期化する場合もあります。そのため、関係者の利害やスケジュールの調整を行います。

■実行支援

ロードマップを元に新システムへの移行や導入の支援を行います。この段階において、コンサルタントはプロジェクトマネジメントのスキルが問われることになります。また、クライアントの経営陣や各パートの意見のすり合わせを行うことも重要な役割となります。

IoTコンサルティングの案件具体例

・予防医療推進プロジェクト/IoTヘルスケア デジタル医療~アクセンチュア社HPより~

医師による電子カルテ入力、機器間のデータ連携、患者情報の検索などにAIによる音声入力を活用し、業務効率を大幅改善。医師が医療行為に専念できる環境と、標準化されたデータ記録により分析効果のある質の高いデータベースを実現。予防医療推進と健康増進を目的としたIoTヘルスケアサービスも実証しています。

・グローバル重電メーカーA社/デジタル・サービス・ファクトリーを開発~アクセンチュア社HPより〜

A社は、顧客ニーズに対する対応速度と予測精度を高めるために、アナリティクス・ベースのインサイトを活用。予防的メンテナンス、アセット・モニタリング、エネルギーの最適化など、新たなスマート・デジタル・サービスを通して、顧客側が将来を予測しながら効果的にオペレーションできるよう支援しています。アクセンチュアの支援によりデジタル・サービス・ファクトリーを導入。デジタル・サービスの新規開発から立ち上げまでの期間を80%短縮することに成功しました。

・日立コンサルティングと日立システムズ、「IoT導入支援パック」販売開始を発表~日立コンサルティング社HPより~

日立コンサルティングと日立システムズは、日立グループ内外でのIoT導入実績を基に、製造業の生産改革支援を目的とする「IoT導入支援パック」を販売しております。IoT 構想策定コンサルとクラウド型のデータ収集/管理/分析環境トライアルをパックとして提供し、IoTプロジェクトの迅速な立ち上げを支援するものです。「IoT導入支援パック」は、日立コンサルティングが提供してきたIoT構想策定支援を行うコンサルティングサービスと日立システムズが提供するクラウド型のデータ収集/管理/分析環境を短期間・低コストのトライアルパックとして提供するものになります。

IoTコンサルタントになるメリット 大変さ

メリット-最新技術に関連した業務を行うことが出来る

デジタルトランスフォーメーションが日時進んでいく現代においてIoTコンサルタントの業務は、最新技術を用いて新しいビジネスや時代を作り上げていくことに繋がっています。そのため、自分の行った業務の社会的影響を目に見える形で実感することが出来、やりがいを感じることが出来ます。
また、IoTの導入、運用支援はこれからさらに需要が高まっていくため、IoTコンサルタントとして働いていくことで、自らに高い市場価値をつけることも可能です。

大変さ-高いハードルを常に要求される

IoTコンサルタントは、ただクライアントの意思に沿ってシステムを導入していくわけではなく、クライアントが抱える問題を、クライアントが考える以上の高いレベルでの答えを出すことが求められます。そのため、知識のインプットやインタビュー、プロジェクト管理において常に高いレベルで成果を出すことが求められます。
勿論、プロジェクトが成功した時のやりがいを感じることが出来ますが、時には体力、精神的に厳しい時期を経験する可能性もあります。

IoTコンサルタントの年収は

IoTコンサルタントの年収は一概に言うことは出来ませんが、成果に対して高いハードルが求められているため、その分高い水準での年収を期待することが出来ると言えます。未経験で事業会社からコンサル業界に転職する場合、一時的に年収が一時的に下がってしまう可能性がありますが、キャリアを歩んでいくことで他の業界よりも高い水準の年収に到達することが可能であります。

IoTコンサルタントに転職するには

求められる人材像

IoTコンサルタントとして求められる人材像は、IoTを含むITへの知識、または製造業を中心とした業界知識を持っていること。そして、コンサルタントとしての能力を兼ね備えていることです。
IoTコンサルタントはDXの一環としての企業のIT戦略の立案だけではなく実際の導入・運用に関するアドバイザリー業務も行っており、実際に導入を行うエンジニアの業務にも精通している必要があります。そのため、IoTコンサルタントは、IoT導入・運用の下流過程から中・上流過程の全てにおいて豊富な知識を必要とします。
また、IoTコンサルティングは前に述べたように、ビジネスモデルの変換を必要とする場合があります。そのため、ITへの知見だけではなくIoT導入が盛んである製造業や運輸業界の業界知識を持った人材も求められています。

また、コンサルタントとしての能力・ポテンシャルがあるかどうかも転職の際には重要な要素となります。
コンサルタントのポテンシャルとしては、1つ目に問題を発見、検証していくための思考力が必要となります。この能力を測るためにコンサルファームにおいてはケース面接を実施している場合があります。この面接は、日頃から身につけている思考力について測る選考ですが、選考前に万全な準備をしておく必要があります。弊社では、転職支援としてケース面接の対策も行っていますのでご気軽にご相談ください。

また、ケース面接について詳しくは以下をご覧ください。
・戦略コンサルティングファームを目指すケース面接対策

2点目は、コミュニケーションの能力です。コンサルファームでの業務では、チーム単位でプロジェクトをこなしていくため、他人の話している内容を正確に読み取り、自分の意思を正確に伝える必要があります。
特にIoTコンサルタントの場合はITについての知識を用いて現場の意見を聞き、またIoTについての難解なシステムを専門知識を持たない経営陣の人々に伝えたり、現場に対して経営的視点を持ってコミュニケーションをとっていくことが重要になります。

転職者の一例

事業会社からIoTコンサルタントに転職した事例について紹介いたします。
前職で獲得した経験や業界知識を用いて、コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせている方が多くなっています。

・転職者A   薬品メーカー→外資コンサルデジタル部門

薬品メーカーで新規自動化工場の立ち上げを行い、自動工場における薬品の生産方法の確立、新規整備の導入を行う。コンサル転職後は、ヘルスケア産業の案件を中心に参加。また、IoTコンサルタントとしては薬品メーカーや自動車メーカーの工場のシステム導入のプロジェクトに参画しています。

・転職者B 自動車関連メーカー→日系コンサル

製造メーカーの品質保証部門にて自社工場の監視やサプライヤー品質KPI/ロードマップの策定を行っていたB氏は、日系コンサルファームへの転職を果たし、IoTによる生産現場の改善プロジェクトのチームリーダーとなり、
IoTやビックデータを用いた生産現場の品質向上プロジェクトの指揮をとっています。

必要な資格や経験は

IoTコンサルタントになるために、必ず必要とされる資格や経験はなく、IoTコンサルタントとして活躍出来るポテンシャルがあると判断されれば転職に成功することが出来ます。勿論、IoTを含むITやインダストリーについての知識があることは大前提となります。
また、求人ごとに求められる経験や知識は異なります。そのため、自分の経験や知識と照らし合わせて最適な求人を探す必要があります。

まとめ

今回は、IoTコンサルティング及びIoTコンサルタントについて紹介しました。IoT、AIの重要性が増していく中で、IoTコンサルタントの案件や求人も増加しています。ただし、コンサルタント転職を成功させるためには募集ポジションと自分の経験、知識がマッチングしていることが前提となります。

弊社では、転職支援として、無料の面談を行い求人の紹介、説明を行っています。それぞれの転職希望者にあった最適な求人を紹介していますので、ぜひ興味がございましたら、ご気軽に相談ください。

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