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戦略コンサルティングファームを目指す面接対策/ ケーススタディ

Post Date2019-12-11 /
Category戦略コンサル特集

今回は戦略ファーム選考の要とも言えるケーススタディ対策について特集します。
コンサルティングファームの選考では「ケーススタディ」が行われることが一般的です。ケース面接とは特定の事例について、問題解決アプローチを思考・提示するもので、面接官と行う口述試験のことを指します。面接官は、応募者とのディスカッションを通して論理的思考力や発想力を評価し、コンサルタントとしての適性を判断します。

どんな問題がでるの?

ケーススタディ事例は様々ですが、大別すると、「フェルミ推定」、「問題解決」、「将来予測」の3パターンに分かれます。

フェルミ推定

フェルミ推定とは、実際には調査しなければ分からない数量について、分かる手がかりをもとに前提を置いて論理的に推論し、短時間で概算することになります。

実際に出された問題(例)は以下です。
・日本での一年間の時計の売上は?
・シャンプーの市場規模は?
・東京駅周辺のコンビニエンスストアの数は? 

問題解決

問題解決(いわゆる一般的なケーススタディ)とは、与えられた状況に対して前提を設定し、知っている知識と過程とロジックを使い、イッシューを分析したうえで打ち手を提示する問題です。
企業によっては問題のみならず、前提とする資料を提示されることも有ります。

実際に出された問題(例)は以下です。
・国内旅行者を増やすにはどうしたら良いか?
・地方の国立大学の生き残り戦略は?
・日本のノーベル賞受賞者の数を上げるには?
・サッカー球団の売上を2倍に伸ばすにはどうしたらいいか? 

将来予測

上記のフェルミ推定や問題解決と併せて問題になることも多く、問題解決の派生形とも言えますが、特定業界や市場の将来予測を検討する問題です。問題解決同様、知識、前提、ロジックを駆使して考えることになります。

実際に出された問題(例)は以下です。
・自動車業界の変化に伴う10年後の姿は?
・航空業界の10年後の姿は?その上での大手エアラインが取るべき戦略は?
・自転車市場の5年後は拡大/縮小のどちらか?そのうえで市場拡大のための施策は?

その他

面接官によっては「XX社のビジネスモデルを1枚の絵にして欲しい」、「XXXビジネスの肝は?その理由は?」といった、実際のビジネス現場で起きていることやファクトについて端的に纏められるか、を問い、コンサルタントの素養を確認する問題を出す場合も有ります。

対策方法は?

ケーススタディ面接に関しては書籍やWebで多くの情報が公開されているため、まずはそれらを確認してケース問題の内容や一般的な回答プロセスについて学ぶ必要があります。
なお、弊社が推薦する参考書籍はこちらになります

学んだうえで、必要なのは実践になります。適当に見つけた問題を実際に説いて紙に落としてみて説明する、転職エージェントやコンサル業界に務める知人に模擬面接をお願いする、または選考スケジュールを優先度に応じて調整することで、場になれることが重要です。
(なお、自身1人での対策は可能ですが、選考では議論の様子も重視されるため、その点からも他者に見てもらうことをお勧めします。)

なお、上記の通り、書籍やWebには情報が溢れているため、中には不十分なモノやズレているものも存在します。弊社にて転職支援サービスを申し込まれる方には「マッキンゼー・BCG出身者によるケース特別講座」を準備しております。こちらでは元外資戦略コンサルタントの講師により、ケーススタディ面接の内容、回答プロセス、面接官が見ているポイントについて講義/模擬面接形式で説明しますので、興味があり、実際に選考を進むことを検討されている方はご応募ください。

マッキンゼー・BCG出身者によるケース特別講座

実際の回答のポイント(例)

ここではご参考までに実際の問題を使って、回答の際のポイントを纏めます。
(なお、詳細な回答(例)は弊社にて纏めておりますので、弊社にて転職支援サービスを申し込まれる際には、お見せすることは可能です。)

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問題(フェルミ+ケース) 20分(但し、時間はより短く後半は議論形式もありうる)

①日本の自転車の年間販売台数は?
②自転車の販売台数はここ5年で増加していると思うか、減少していると思うか。その理由。
③自転車業界の市場拡大のための戦略は?

本問題で問われている能力

・フェルミ推定での構造化/MECE感/迅速な計算力
・マクロ認識や現実の市場感覚
・施策検討時のアナロジー、自分事としての検討力、優先順位付け
・フェルミをうまく活用しながらケースに繋げられているか(繋がっている問題と理解出来ているか)

前提確認で面接官に主に質問すべきこと

・自転車の定義の確認。「定義は何ですか?」とオープンクエッションではなく、「XXX、△△、…と考えるがどうか?」とクローズドな質問を心掛ける
・市場拡大の定義:特に2倍、等定量感が求められるわけではないので、「優先順位は考えるものの、効果は算出せずに拡大のための施策を検討していく形で良いか。」と確認
・施策の主体:ここは確認せずに自身で置いた上で回答しても良いが、事前確認しておくと議論しやすい(逆によくあるパターンとして、様々な視点から施策例は挙がるが、そもそも主体をどう置いているか分からない例。そう陥らないよう注意)

①日本の自転車の年間販売台数は?の回答のポイント

・個人がメインで保有する製品の場合、存在(何台ありますか?)であっても、販売(市場規模は?)であっても、個人(または世帯)ベースで計算を始めるのがベター
・個人消費がメイン商品のため、そのためのセグメントを考えて分類する
・本当に消費するのは個人だけか、漏れが無いか確認する(本問題では法人/自治体も消費主体)
・自転車についても区分を分ける必要が無いか考える(一般、電動、ロードバイク、等)
-本問題では使用目的の異なるロードバイクを少なくとも分けた方が良さそう
・上記を踏まえて、まずは全体像を紙に書いて示してから説明を開始する

②自転車の販売台数はここ5年で増加していると思うか、減少していると思うか。その理由。
の回答のポイント

・まず増加/減少の回答を伝え、理由を端的に伝えたうえで詳細に入る
・そのうえで、マクロ感を踏まえながら、インパクト大きいところの状況から話す
・その他、時間がある限り個別の区分毎(個人/法人、自転車種別毎)に全て話しても良いが、
微細であればある程度纏めても良い。但し、面接官の指摘に備え、無視する場合はその理由をきちんと回答出来るよう準備しておく

③自転車業界の市場拡大のための戦略は?の回答のポイント

・施策の実行主体(誰がやる施策)を明確に(面接官と事前に確認していなければ特に重要)
・②同様にまずは端的に話す。例)「優先順位付けを行ったうえで、特にXXの領域(ターゲット)に対して施策を打ちます」
・施策の内容自体に、どういう課題/障害/ターゲットに施策を打っているかを意識して説明
・施策を考える上では、アナロジーや、自分事として捉えること、そもそもXXXをなぜ使うのか、障害を取り除くには、といった視点が重要
(・なお、単に市場拡大、といっているので事前に面接官が求めない限りは定量的インパクトを一つ一つ求める必要はない。但し、上記の通りインパクトを踏まえた優先順位付けと、議論の中で「どれくらい増えると思う?」といった質問はありえるので、落ち着いて計算するよう心掛ける)

最後に

上記でケーススタディやその回答のポイントについて、イメージは持てましたか?
そもそも、なぜケース面接をすることでコンサルタントとしての適性が判断できるのでしょうか?

例えば、企業の経営者がある問題を抱えて困っているとします。
・売上げが伸びない。
・マーケットシェアが下がっている。
・○○事業に参入したいが、競合のX社がいて、苦戦している…など。

コンサルタントはこういった漠然とした状況から、何が本質的な問題かを特定し、経営者に解決策を提示していく仕事です。なので、選考ではケース面接をすることで求職者の≪コンサルタントとしての素質≫があるかを確認しているのです。

「いきなりそんな問題を出されても答えられない」と思う方も多いと思います。確かにその通りです。ですから、事前にしっかりと対策をして面接に臨むことが重要になるのです。

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