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ITコンサルタントの志望動機の書き方と例文 重要ポイントや未経験者の書き方も紹介

Post Date2023-01-04 / Update-date2024-01-28 /
Categoryキャリア・働き方特集 IT・デジタルコンサル特集

ITコンサルタントを目指される方向けに、ここでは志望動機の書き方と例文を未経験者・経験者別に紹介します。

  1. そもそもITコンサルタントとは?仕事内容は?
  2. ITコンサルタントに求められるスキルや実務経験
  3. ITコンサルタントの志望動機の書き方とポイント
  4. ITコンサルタントの志望動機の例文
  5. ITコンサルタントの志望動機でNGな書き方【例文付き】
  6. ITコンサルタントの採用選考に通過するには?
  7. ITコンサルタントへの転職ならエグゼクティブリンク
  8. まとめ
  9. ITコンサルタントの志望動機でよくある質問

そもそもITコンサルタントとは?仕事内容は?

ITコンサルタントとは、コンサルタントの中でもITに特化したコンサルティングを行います。クライアントの経営課題に対して、ITを用いたソリューションを提供することが主な役割です。企業内システムを含めて、あらゆる企業でITシステムが活用されているため、クライアントになる企業は多岐にわたります。ITを駆使した改善案を提示し、最終的にはクライアントの業績が向上するようなサポートを行っていきます。ITシステムへの設備投資には莫大なコストがかかるので企業としても非常に大きな決断になります。そのためシステムの改善が必要なのか、抜本的に見直して新しいシステムを導入・開発する必要があるのかを正しく判断することが必要です。そういったシステムの選定など、ITに関する判断もサポートします。

関連リンク:
ITコンサルタントって?仕事内容ややりがい、年収などについて解説

ITコンサルタントに求められるスキルや実務経験

次にITコンサルタントに求められるスキル実務経験、資格について詳しく紹介します。

求められるスキル

クライアントの経営課題を明確にし、それをITソリューションに落とし込んでいく必要があるので、論理的思考力が求められます。解決策の方向性や問題の認識が誤ってしまっていると、その後にシステム導入を行っても高い効果が得られない場合があります。また、顧客企業の経営層が抱える経営課題を正確に把握するためには高いヒアリング能力も求められます。さらに専門的な内容を分かりやすく担当者に伝えるためのプレゼンテーション能力も必要になってくるでしょう。

ITコンサルタントに求められるスキルについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
参考記事▶︎ITコンサルタントになるために必要なスキルとは

求められる実務経験

ITコンサルタントになるためには一定のIT知識が必要になってくるので、プログラマーやSEなどのITに関する職種を経験していることは大きな武器になります。そして要件定義から開発・運用に至るまでの流れを深く理解していることが必要です。実装段階の工程を考慮しながら、IT戦略を立てられるスキルがあると非常に重宝されます。また短いプロジェクト期間でクライアントが求めるソリューションを提案し、それを実装するためにはマネジメント経験などがあるとさらに良いでしょう。

求められる資格

ITコンサルタントはITに関する高い知識が求められます。国家プロジェクトの一環として設けられたITコーディネーター資格や情報処理技術者試験の高度試験であるITストラテジスト試験合格者、情報処理技術者試験のひとつであるプロジェクトマネージャー試験合格者などは選考の際に大きなアドバンテージを得ることができるでしょう。そのほかにITコンサルタントへの転職の際に持っておくと有利な資格として、中小企業診断士やプロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)などがあります。

また、ITコンサルタントにおすすめの資格について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
▶︎ITコンサルタントにおすすめの資格一覧23個と難易度を紹介!

ITコンサルタントの志望動機の書き方とポイント

ITコンサルタントの志望動機の書き方にはいくつかのポイントがあります。今回は4つのポイントに分けて紹介します。

今までの経験をアピールする

ITコンサルタントの業務は専門性が高く、全くのIT未経験からITコンサルタントを目指すのは難易度が高く、それまでの経験が重要になってきます。これまでの仕事の中で経験してきたプロジェクト事例や具体的なエピソードを志望動機に記載しましょう。例えば金融業界のITコンサルタントになりたい場合には、過去に経験した金融システムの開発プロジェクトの概要や自分自身の役割について詳細に書くことで、応募先の担当者が経験を評価しやすくなります。

その企業を選んだ理由を明確にする

ITコンサルティングを行っている企業は数多くあるため、なぜその企業を選んだのかという部分は非常に重要なポイントです。応募先の企業のどのような部分が魅力的なのか、応募先の企業でどのような仕事がしたいのかということを詳細に書くことで上手くアピールしていきましょう。どの企業でも当てはまるようなありきたりな理由ではなく、その企業ならではの特徴を踏まえて応募した理由を書くようにしてください。

自分のキャリアパスを伝える

応募先の企業で働くことでどのようなキャリアパスをイメージしているのかという部分をしっかりと書くようにしましょう。例えばSEの人がITコンサルタントへ転職する場合は、より上流の工程に携わりたいという自分の想いを詳細に書くようにしてください。その会社でしか自分が思い描いているキャリアパスを歩むことができないとアピールすることで、他の志望者との差別化を図るようにしましょう。

ITコンサルタントになりたい理由を書く

未経験からITコンサルタントになりたいと考えている場合は、なぜITコンサルタントになりたいのかという部分を明確に記載し、企業側を納得させる必要があります。ITコンサルタントになりたい理由が曖昧だと入社後に活躍しているイメージを持ちにくくなってしまいます。ITコンサルタントを志望するようになるきっかけとなった出来事やきっかけについて具体的に書くことで、自分の熱意を担当者へアピールしましょう。

ITコンサルタントの志望動機の例文

ITコンサルタント経験者の場合

私は現在、ITコンサルタントとして主に国内の金融機関向けのコンサルティングに従事しております。大学時代に海外留学を経験していたこともあり、今後は自分の語学力を活かしてグローバルな企業に対するコンサルティングを行いたいと考えています。
現在の職場ではどうしても国内の案件が多く、簡単にグローバル案件にはアサインされないため、数多くの海外企業との取引があり、グローバルに事業を展開されている貴社を志望しました。
これまで国内のIT企業においてSEとして7年間勤務し、ITコンサルタントとしても3年間経験を積んできました。経験を活かし、グローバルの舞台に活躍の場を拡げ、貴社に役立てるように尽力していきたいと考えております。

ITコンサルタントの職務経験がある場合のポイント

ITコンサルタントとしての職務経験がある場合は、過去の実績やスキルをうまく盛り込みながら志望動機をまとめましょう。ITコンサルタントは高度な専門性が求められるため、担当したプロジェクトで使用した技術など、専門性をアピールすることが重要です。応募先企業の特徴にリンクさせることを意識して、「自分の実績やスキルを活かしてどのように貢献できるのか?」「どのように貢献していきたいのか?」といったことを伝えられると理想的です。

関連リンク:
SIerから転職したい!失敗しないために注意するポイントなど一挙紹介!

ITコンサルタント未経験者の場合

私はこれまでSEを5年、プログラマーを4年ほど経験してきました。私の強みはプロジェクト管理や開発現場に関して多くの経験を持っていることです。現職では生産管理のプロジェクトマネジメントに携わっており、クライアント様からも高い評価をいただいています。
今後はよりクライアントに近い立場で、幅の広い仕事をしたいという想いが強くなってきたため、ITコンサルタントを志望しました。ITコンサルタントは未経験ですが、SEよりもさらに高度な知識や幅広いスキルが必要になる職種であると心得ています。製造業のクライアントへに対するコンサルティングサービスを得意とする貴社で、実行フェーズの支援にとどまらず、IT戦略立案にも取り組んでいきたいと考えています。ITコンサルタントとしてクライアントの期待に応えられるように、努力を惜しまず貢献する所存です。

ITコンサルタント未経験の場合のポイント

未経験からITコンサルタントに転職する際の志望動機は、やはり「なぜITコンサルタントとして働きたいのか?」という点がもっとも重要であり、他者との差別化ポイントになるところです。加えて、学習意欲や向上心を伝えることも重要です。また、ITコンサルタントの仕事はコミュニケーションスキルが不可欠ですが、SE出身者はコミュニケーションが苦手な人も少なくありません。そのため、顧客折衝や提案の経験があれば、志望動機にうまく盛り込むようにしましょう。

関連リンク:
参考記事▶︎【未経験向け】ITコンサルタント転職完全ガイド

ITコンサルタントの志望動機でNGな書き方【例文付き】

ITコンサルタントの志望動機を書く上で気をつけなければならないポイントを紹介します。

ITコンサルタントを目指す理由が曖昧

ITコンサルタントを目指す理由を明確に記載していない場合、ITコンサルタントの職種への理解が乏しいと判断されてしまう可能性があります。ITコンサルタントは幅広い知識や高いビジネススキルが求められる職種です。企業の経営課題に向き合い続ける姿勢や社会貢献をしたいという強い気持ち、自身のスキルを磨きたいという向上心がなければ続けるのは難しいでしょう。そのため「なぜITコンサルタントを目指すのか」「ITコンサルタントとしてどのようなことを成し遂げたいのか」をしっかりと志望動機に記載するようにしましょう。

その企業を選んだ理由が明確ではない

ITコンサルティングを提供しているコンサルティングファームは数多くありますが、それぞれの企業にはその企業ならではの特徴があります。志望動機では「なぜその企業を選んだのか」「なぜその企業じゃなければならないのか」という明確な理由をしっかりと記載しましょう。その企業を選んだ理由を明確にするには、細かな業界分析がとても重要になってきます。チームワークを重視するファームもあれば、個人の能力を最大限に生かして業務を行うファームもあります。それぞれのファームの良い部分や特徴を洗い出して、自分が本当に入りたいと思える企業を見つけましょう。各ファームの違いについては、転職エージェントに相談して確認することも有効です。

ITコンサルタントの志望動機のNG例文

▼NG例文(ITコンサルタントを目指す理由が曖昧なのでNGな場合)

・私が貴社を志望する理由は、クライアントの問題解決をサポートしたいからです。

・私はIT業界の最先端で働いてみたいと思ったので、ITコンサルタントを志望しました。

・ITコンサルタントは将来性のある職種なので、志望しました。

 

▼NG例文(その企業を選んだ理由が不明確なのでNGな場合)

・ITコンサルティング企業で経験を積みたいと思ったので、貴社に応募しました。

・ITコンサルタントとしてスキルアップしたいと思い、貴社を志望しました。

・以前から、業界のなかでも有名な貴社で働きたいと思っていました。

ITコンサルタントの採用選考に通過するには?

ITコンサルタントの採用選考に通過するためにはポイントが5つあります。これからその5つのポイントを紹介します。

実務経験やこれまでの実績をアピールする

これまでITやコンサルティングに関する実務経験を積んでいる場合は、自分がどのようなことができるのか、どのような知識があるのかを積極的にアピールしましょう。ITコンサルタント未経験の場合、SEやプログラマーの経験があると非常に有利です。そういった経験がない場合には、業務を通じてITへの造詣が深い点やプロジェクトをマネジメントした経験等をアピールしましょう。いずれの場合も経験を具体的に伝えることで、どのようなスキルがあるのかをアピールすることも重要です。

過不足なく情報を伝える

履歴書や職務経歴書には過不足なく情報を記載するようにしましょう。これまでに関わってきたプロジェクト事例に関しては詳細に時系列でまとめておくことで、採用担当者の目に留まる可能性が高まります。プロジェクト概要やそこでの役割、成果などを分かりやすく漏れなく記載してください。情報が少なすぎたり、反対に多すぎたりすると採用担当者に上手く自分自身の魅力を伝えることができません。情報をしっかりと整理してから、履歴書や職務経歴書を作成するようにしましょう。

ITコンサルタント経験者から話を聞く

ITコンサルタントの業務内容や求められるスキルについて理解を深めるために一番良い方法は、直接ITコンサルタント経験者から話を聞くことです。実際にITコンサルタントとして働いていたことがある人は具体的な情報を持っている場合が多く、調べただけではわからないような細かい部分まで情報を聞き出すことができます。これまで上流工程の経験がない人などは、上流工程に携わることのやりがいや難しさについてしっかりとヒアリングを行い、志望動機などに反映するようにしましょう。ITコンサルタントとのつながりを持つのが難しい場合は、転職エージェントに相談することが有効です。ITコンサルタントに関する情報を十分に持っており、場合によってはITコンサルタント出身のエージェントが在籍しています。

資格やスキルをアピールする

ITコンサルタント未経験の場合、IPA(情報処理推進機構)のITストラテジスト試験などのITに関する資格を習得することでIT戦略立案の方法や経営について学習し、知識を習得しておくと良いでしょう。また論理的思考力やプレゼンテーション能力、ヒアリング能力などはITコンサルタントとして必要なスキルです。これまでのキャリアの中でそのスキルを身につけてきたのであれば、プロジェクトの詳細やそこでの役割について記載しておきましょう。

転職支援サービスを活用する

志望動機のクオリティを高めるために、志望動機の書き方や記載する内容について転職エージェントの担当者からアドバイスを受けるのも良い方法と言えるでしょう。転職エージェントの担当者は多くの応募者を見ているので、自分だけでは気付くことができないポイントまで踏み込んでアドバイスをくれます。また転職エージェントには企業がどんな人材を求めているのかについての情報が数多く集まります。転職エージェントを積極的に活用することで、転職活動を有利に進められるかもしれません。

ITコンサルタントへの転職ならエグゼクティブリンク

エグゼクティブリンクはコンサルティング業界に特化したプロフェショナル転職支援サービスを提供している会社です。中にはITコンサルタントやSE出身のエージェントも在籍しています。また多数の非公開求人を含む多様な求人情報を所有しており、ITコンサルタントに関する求人も多く取り扱っております。加えて必ずしも転職を前提としない、お客様のご希望に沿ったキャリア形成を大切にしております。ITコンサルタントに転職したいという方、あるいは可能性の1つとして考えてはいるがどうするか迷っている方、どちらの方も是非ご気軽に弊社にご相談ください。お客様が納得できるキャリア形成のための支援を提供致します。

まとめ

ITコンサルタントの志望動機の書き方やITコンサルタントの採用選考を通過するポイントなどについてご紹介していきました。ITコンサルタントは市場のニーズが高く、ITコンサルタントへの転職を検討している人は多いです。ITコンサルタントを目指す理由を明確にし、なぜその企業を志望するのかについても時間をかけてじっくりと考えるようにしてください。ITコンサルタントへの転職を考えている方は、自分のスキルや経験を整理してから志望動機を書くようにしましょう。

ITコンサルタントの志望動機でよくある質問

Q&A

▼Q:文系出身でもITコンサルタントとして働けますか?

はい、文系出身でもITコンサルタントとして活躍している人は多くいます。多くの即戦力を求めている企業は選択肢から外れますが、育成に力を入れているコンサルティングファームはなら、入社後に充実した研修があり、研修時にITスキルやプログラミングの基礎を学ぶことができます。研修後はプロジェクトに配属されますが、新入社員がいきなり難易度の高い仕事を任されることはないので、心配する必要はないでしょう。

 

▼Q:プログラミング経験がなくてもITコンサルタントとして働けますか?

プログラミングができるに越したことはありませんが、自分自身でプログラミングができなくてもITコンサルタントとして働くことは可能です。とはいえ、エンジニアと技術的なコミュニケーションをとるためには、最低限のプログラミング知識は必要になります。そのため、ある程度はソースコードが読めたほうが、エンジニアとスムーズにコミュニケーションができるでしょう。

▼Q:ITコンサルタントの志望動機を作成する際のコツはありますか?

志望動機の欄には文字どおり志望する理由を記入しますが、書き方次第では、自己PRの要素を盛り込むこともできます。志望する理由に加え、「いかに自分が応募先企業にマッチしているのか?」「なぜ、自分が応募先企業に貢献できるのか?」といった要素を入れ込むことができれば、より採用担当者の目に留まりやすくなるでしょう。

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