ブティックファームの転職市場とは？業界の最新動向・転職のメリットなどを解説！！
Post Date：
2023-08-07 / Update-date：
2023-08-07 /
Category：
キャリア・働き方特集 サービス別特集
ここではブティックファームと呼ばれるコンサルティングファームへの転職についてご紹介いたします。
- 【最新】ブティックファーム業界の転職市場は？
- そもそも、ブティックファームとは？
- ブティックファームへ転職するメリット
- ブティックファームの企業例
- ブティックファームなど、コンサルティングファームへ転職するには？
- コンサルティングファームへの転職を成功させるには？
- コンサルティングの転職ならエグゼクティブリンク
- まとめ
- 関連記事一覧
【最新】ブティックファーム業界の転職市場は？
昨今、多くのブティックファームでは案件の増加に伴って人員増加の傾向があり、採用も強化しています。
経験者採用としては、経営戦略コンサルタントのほか、IT・デジタルコンサルタント、M&Aコンサルタント、事業再生・ハンズオンコンサルタント、組織・人事コンサルタント等の採用が活発に行われています。
未経験の方の採用も多く見られます。多くの場合は若手のポテンシャル採用ですが、プロフェッショナル層の方であっても例えば最先端技術などのファームが求めている領域に関して専門性の高い方については積極的な採用が行われています。
ブティックファームの求人数増加の背景とは
ブティックファームの案件が増加し、採用が強化されている要因についていくつかご紹介します。
要因の1つは、中堅企業やベンチャー企業におけるIT強化のニーズが高まっていることです。IT技術を用いた単純な業務改善の支援に留まらず、IT戦略やPMO支援など幅広いIT支援のニーズが中堅、ベンチャー企業でも生まれていることで、ブティックファームの活躍の場も広がっています。また、大企業、中小企業を問わず、AIやIoTといった最新技術を駆使した新規事業開発のニーズもあり、こうした技術に強みを持つファームのニーズも非常に高まっています。
2つ目の要因としては、中堅、ベンチャー企業におけるグローバル案件の増加が挙げられます。昨今では大企業以外の企業も自社の成長のために海外進出が求められるようになってきた一方で、やはり相応のリスクと難しさが存在しています。そこでプロフェッショナルであるコンサルティングファームが必要とされ、その中でも中堅、ベンチャー企業に強みを持つブティックファームのニーズが高まっています。
他にも、中堅、ベンチャー企業のアフターコロナによる組織改革やM&Aプロジェクト等のニーズも見られます。
そもそも、ブティックファームとは？
そもそもブティックファームとは、小規模なファームのことです。「ブティック」とは小規模な専門店のことを表し、ブティックファームも少数精鋭で専門性の高いサービスを提供していることが多いです。大手コンサルティングファーム出身者が独立して設立するケースが多くなっていて、ファームの規模自体は小さいとはいえ、クライアントは中小企業には限られず、大手企業のプロジェクトを扱う場合もあります。
ブティックファームへ転職するメリット
ブティックファームへ転職することのメリットを3点ご紹介します。
幅広い経験を積むことができる
大手コンサルティングファームに比べてセクションに分割されていないため、一人当たりが担当する業務領域が広く、多様なコンサル経験を積むことができます。また、担当するクライアントの業界も幅広いです。
クライアントと近い距離で働くことができる
組織だったコンサルティング支援というよりは、むしろ人と人との関係性を構築しながら行っていくウェットな支援を行うプロジェクトも多く、そうした経験を積みたい方には大きなメリットです。
自社の経営を肌で感じることができ、将来の独立にも役立つ
ファームの規模が小さいため、自社の経営層とも近い距離で働くことができ、場合によっては一部経営に参画することもできます。そのため、将来独立してファームの立ち上げを考えている方や、フリーランスのコンサルタントとして働こうと考えている方にとっては、ノウハウを学ぶ場が整っているというメリットがあります。
ブティックファームの企業例
・株式会社プロレド・パートナーズ
・株式会社リブ・コンサルティング
・イグニション・ポイント株式会社
・スカイライト コンサルティング株式会社
ブティックファームなど、コンサルティングファームへ転職するには？
ブティックファームに限らずではありますが、コンサルティングファームへの転職を成功させるために求められるスキル、および向いている人についてご紹介します。
求められるスキル
・論理的思考力
複雑な事象を要素に分解し、因果関係を結び付けて整理して考える力。コンサルタントが企業の課題を分析し、明らかにするためにとても重要であり、コンサルタントの思考法であるフレームワークを活用していくうえでも求められる能力です。
・コミュニケーション能力
単なる親しみやすさではなく、伝える側、受け取る側の両面で高いレベルのコミュニケーション能力が求められます。より具体的に言えば「正確かつ分かりやすくものごとを伝えられる力」、「相手の言葉を良く洞察し、その真意を理解する力」などです。
・プロフェッショナルマインド
プロフェッショナルとして業務をやり切る力、自己研鑽を怠らない精神などが求められます。
・タフネス
コンサルタントのハードな業務に耐えられる身体的・精神的なタフネスが必要になります。
▶コンサルタントに必要なスキルとは？得られるスキルや役割も解説
向いている人
1点挙げられるのは、クライアントファーストで動くことができる人です。コンサルタントはクライアントが首を縦に振らなければ次に進むことができない仕事であるため、クライアントに納得してもらうために自分のリソースを多く割くこともあり、それができる人は向いていると言えるでしょう。逆に「自分のペースで仕事がしたい」という方にはコンサルタントはあまり向いていないかもしれません。
他にも、計画を立ててその通りに実行するのが得意な人もコンサルタントに向いていると言えます。なぜなら、コンサルタントはこなすべき業務量が多く、その中でも確実にタスクを達成して成果を出すことが求められるためです。これはプロジェクトの遂行においてだけでなく、コンサルタントとしてのキャリア形成においても当てはまることといえます。
コンサルティングファームへの転職を成功させるには？
コンサルティングファームへの転職は高い難易度を誇るため、十分な対策が必要になります。そこで、転職対策を始めるにあたって知っておきたいポイントを3点ご紹介します。
転職の軸をはっきりとさせる
自己分析に近いですが、なぜ転職しようと思ったのかという動機、そして転職にあたって譲れない軸をご自身の中で棚卸ししておくことはとても重要です。転職は膨大な選択肢を絞っていくものであり、これらはその指針となるためです。この作業をしておくことで、転職先の選択に戸惑わずに済むだけでなく、書類や面接の志望動機を考える際にもスムーズに進めることができます。コンサルありきではなく、ニュートラルに考えてみましょう。
業界研究・企業研究を十分に行う
一口にコンサル業界といっても、千差万別のコンサルティングファームが存在します。ファームによって、扱うテーマや強み、クライアントの業界、ファームの規模、プロジェクトの内容、年収、社風、待遇などあらゆる条件が変わってきます。こうした条件を知った上で転職する場合とそうでない場合とでは満足度や納得感に大きな違いが生じるため、業界研究・企業研究は可能な限り行った方が賢明です。また、この過程で得た情報はそのまま面接対策等にも役立ちます。
ではどのように業界研究・企業研究を進めればよいかという点ですが、これについては以下の「③業界に詳しい専門のエージェントを活用する」が選択肢の1つとして挙げられます。
業界に詳しい専門のエージェントを活用する
コンサル転職専門エージェントのメリットを3点ご紹介します。
1点目は、様々なコンサルティングファームとのコネクションを持っており、独力でのリサーチでは中々得られない最新の情報を豊富に所有している点です。ファームごとの違い等にも精通しており、これらの情報をご自身のリソースを割くことなく得られるのがメリットです。
2点目は、これまでの支援実績によって蓄えた転職対策ノウハウを受けられ、転職を有利に進められる点です。コンサル業界への転職は高い難易度を誇るため、対策の質は非常に重要な要素です。
3点目は、豊富な非公開求人を所有している点です。豊富な業界情報と合わせて、転職者の方の希望や経歴に合った選択肢を提示されることが期待できます。
コンサルティングの転職ならエグゼクティブリンク
エグゼクティブリンクでは必ずしも転職を前提としない、皆様一人ひとりのご希望に合わせたキャリア形成を支援させていただいております。また、これまでに築き上げた各ファームとのつながりをもとに、豊富な選択肢を提示させていただきます。
ブティックファームやその他コンサルティングファームへの転職を志望されている方、転職しようかどうか検討段階の方、あるいは情報収集のために1度話を聞いてみたいという方も、ぜひ一度弊社にご相談ください。
ブティックファームの求人情報
▶１．事業面・財務面の一体的な再構築によって、中小企業の経営を総合支援！
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▶７．中堅中小企業向けコンサルティング：ITテクノロジーを用いてクライアントに合った支援を提供！
▶８．【中小企業診断士/社会保険労務士など歓迎】中小企業向けハンズオンでの経営コンサルタント
まとめ
ここまでブティックファームへの転職等に関してご紹介してきました。ブティックファームには大手のコンサルティングファームにない特徴がいくつもあるため、ご希望やご経歴によっては大手コンサルティングファームよりも親和性が高いというケースもあります。ご自身の希望と一致する部分があるという方は、この機会に一度検討されてみてはいかがでしょうか。
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