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ITアーキテクトへの転職を徹底解説!仕事内容や年収、魅力は何?

Post Date2023-03-30 / Update-date2023-07-06 /
Categoryキャリア・働き方特集 IT・デジタルコンサル特集

ITアーキテクトという言葉を聞きなれない方もいるかと思いますが、解説と転職について取り上げさせて頂きます。

  1. ITアーキテクトって何?
  2. ITアーキテクトになる方法
  3. ITアーキテクトの転職市場の動向
  4. ITアーキテクトに未経験から転職は可能?
  5. 関連記事一覧

ITアーキテクトって何?

アーキテクトとは「設計・構築・設計者」という意味があり、ITアーキテクトは「IT分野における設計を行うエンジニア」を意味します。ITアーキテクトの仕事内容や魅力、年収についてご紹介します。

ITアーキテクトの仕事内容

ITアーキテクトは、企業経営のビジネス戦略を立てる上で、その企業にとって最適なシステムを企画・立案する職種です。システム開発と経営戦略という2つの側面から企業を支えます。ITアーキテクトが担当するIT領域は大きく分けて3つあります。それぞれについて紹介していきます。

アプリケーションアーキテクチャ

アプリケーションアーキテクチャは、業務的機能に関わる設計を行い、ユーザーの使いやすさを意識した設計をする領域です。業務要求を実現するためのモデリングに関するスキルや、データに関する設計スキルが求められます。

インテグレーションアーキテクチャ

インテグレーションアーキテクチャは、企業内や企業間で統一できる部分の連携を実現するための設計をする領域です。複数のアプリケーションやシステムを連携させ、協調動作させることを目指します。システム統合のアーキテクチャの設計や相互運用性などを設計します。

インフラストラクチャアーキテクチャ

インフラストラクチャアーキテクチャは、セキュリティやシステムマネジメント、プラットフォーム、ネットワークなどを設計する領域です。経営課題を分析し、情報システムの基盤となるITインフラの構築と運用を担当します。セキュリティやITインフラに関する専門知識と、ビジネス戦略に基づいた柔軟なアイデアが求められます。

ITアーキテクトの魅力

ITアーキテクトの魅力は2つあります。1つ目は経営に大きなインパクトを与えられることです。ITアーキテクトは経営に直結する重要なプロジェクトを任せられます。そのためプロジェクトを成功させることができればクライアント企業の経営層から感謝されることも多いです。2つ目は思い描いたシステムが形になることです。新たなシステムや技術を開発する際には様々な障害が発生します。それらを乗り越え、試行錯誤して思い描いたシステムを完成させられた時には大きなやりがいを感じられます。

ITアーキテクトの年収

ITアーキテクトの年収は800万円から1300万円前後になることが多いです。スキルによっても年収は大きく異なり、それ以上の年収を得ることも可能です。ITアーキテクトはプロジェクトの中心を担うポジションであり、一般的なシステムエンジニアやプログラマーより高い年収が期待できます。

ITアーキテクトになる方法

ITアーキテクトは求められるレベルも高く、いくつかスキルや経験が必要になります。また、ITアーキテクトになるために持っておくべき資格もいくつかあるので、これらを紹介していきます。

必要なスキル・経験

ITアーキテクトに必要なスキルは大きく2つあります。1つ目はマネジメント能力です。ITアーキテクトは多くの人を巻き込んで、プロジェクトを成功に導くことが求められます。2つ目はコミュニケーション能力です。クライアントとディスカッションをする機会も多く、クライアントの経営課題を深掘りしていく必要があります。

ITアーキテクトに必要な経験は、システム開発における上流工程に携わった経験です。大規模なシステムや経営にインパクトを与えるようなシステムに携わったことがあることが望ましいです。システムの全体像を把握できていないと経験として物足りなさを感じられる場合が多いです。

おすすめな資格

ITアーキテクトになりたいと考えている人は、「システムアーキテクト試験」に合格するのがオススメです。「システムアーキテクト試験」は国家試験である情報処理技術者試験の中でも難易度の高い資格の一つです。企業活動における情報システム戦略を正確に理解し、業務モデル全体を検討するスキルが問われます。ITアーキテクトになるために絶対に取らなければならない資格はありませんが、取得しておくと採用の観点でプラスの評価になります。

ITアーキテクトの転職市場の動向

企業のITの活用やデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが加速するなかで、ITアーキテクトの需要は非常に高まってきています。そのためSIerや事業会社、コンサルティングファームではITアーキテクトの採用に力を入れていますが、それぞれが求めている領域や経験はさまざまです。現状ではITアーキテクトの経験者は少なく、ITアーキテクト経験者であれば、好条件で迎え入れる企業が多いです。そのため、ITアーキテクト経験者が転職する場合は、大幅な年収アップもあり得るでしょう。

ITアーキテクトに未経験から転職は可能?

結論から言うと、未経験からITアーキテクトに転職することは可能です。ITアーキテクトの経験がなくても、高いビジネス感覚を持ち、システム開発における上流工程の経験があれば、その後のポテンシャルを期待して採用する企業もあります。ただし、全くのIT未経験者では難しく、エンジニアとしての経験があることが前提となります。インフラエンジニアやアプリケーションエンジニアからITアーキテクトへの転職を目指す場合が多くなっています。

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