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人事コンサルに転職するには?必要スキル・仕事内容・年収等を徹底解説

Post Date2022-07-26 / Update-date2022-07-26 /
Categoryキャリア・働き方特集 

ここ数年、働き方改革やコロナ禍の影響で人々の働き方が大きく変わってきており、リモートワークやデジタル化を進める企業が増えてきています。それに伴い、新しい人事制度や報酬制度の構築を担う人事コンサルタントはニーズが高まっています。ここでは、人事コンサルについて詳しくご説明します。

  1. そもそも組織人事系コンサルとは?
  2. 組織人事コンサルの種類
  3. 組織人事コンサルへの転職難易度は?
  4. 人事コンサルとは?
  5. 未経験で組織人事コンサルへ転職する具体的な方法
  6. 組織人事コンサルに転職するために必要なスキル
  7. 組織人事コンサルの求人情報
  8. まとめ

そもそも組織人事系コンサルとは?

組織人事系コンサルとは、財務・IT・戦略・人事・マーケティング・リスクなど、さまざまな経営課題を取り扱う経営コンサルタントの中でも、特に組織・人事に関する課題解決を専門とするコンサルタントを指します。

組織・人事に関する課題といっても、採用の戦略立案や人事評価制度の再検討など、さまざまなものが存在します。他のコンサルティング領域と同様に、しっかりと経営課題をヒアリングし、専門知識を活かしながら最適な解決策を提示して実行支援まで行うことになります。

働き方が多様化している現在、グローバル人材が増加したことによって細やかな人事評価制度が求められる傾向があります。人事・組織に関わる戦略は、クライアントにとって最も重要な機密事項となることも多いため、コンプライアンスや守秘義務の徹底姿勢も重要となる仕事です。

組織人事コンサルの種類

組織人事コンサルは大きく分けて4つの種類があります。以下で、詳しく説明します。

人事組織コンサルティング

人事組織コンサルティングとは、人事評価制度の構築や組織診断・組織改革など、クライアントの人材領域全体の課題解決を行うコンサルティングのことです。例えば、人事制度に対する不満から離職率が高くなっている企業に対して、報酬体系や評価制度の見直しを行ったり、新たな事業を立ち上げるための組織構成を考えたりすることもあります。

人事や組織に関するプロフェッショナルであることはもちろん、クライアントの経営課題や経営戦力を把握した上でのコンサルティングを行う必要があります。また、人事部署以外の部門と協力して制度の運用を進めたり、プロジェクトを進めていったりすることもあります。

採用コンサルティング

採用コンサルティングとは、実際に採用活動を支援したり、企業の採用課題に対して戦略を練ったりするコンサルティングのことです。例えば、人事の担当者が少ない場合などは、採用コンサルタント自身が書類選考や面接を実施し、入社までのサポートを行うケースなどもあります。また、採用に関する知見やノウハウが足りない企業に対して、計画の立案を行って採用ターゲットの策定、採用手法の選定などを行います。

採用コンサルティングは、企業が求めている人材のスキルをチェックするだけでなく、企業理念や風土とマッチしているかどうかを判断する必要もあります。クライアントがどのような価値観を持った人材を求めているのかをヒアリングし、それにあった人材を獲得していくことが大切になります。

人材育成・教育コンサルティング

人材育成・教育コンサルティングとは、社員の能力を開発することを目的としたコンサルティングのことです。クライアントにとっての理想的な人材像を構築し、人材育成や研修プログラムの立案・実行を行います。

企業全体のレベルアップのために、新入社員研修や管理職研修、経営層向けの研修など従業員のレベルや年次に合わせた研修を導入します。また、それぞれの個別課題に応じてマネジメント研修や技術研修、営業研修などピンポイントでスキルを強化する研修などを行うケースもあります。

人材育成・教育コンサルティングは、中長期的な視点で社員をどのように育成していくべきかを考えるなど、戦略的な視点が求められる仕事です。

グローバル人事コンサルティング

グローバル人事コンサルティングとは、海外事業を維持・拡大するために、グローバル人材の育成や、グローバルでの人事評価の共有などをおこなうコンサルティングです。

グローバルに事業を展開している企業が求めている人材の要件整理や研修プログラムの策定などを行います。日本国内でのコンサルティングと違って国によって文化の違いなどもあるので、人材育成や研修プログラムの設計の難易度は格段に上がります。

その他にも、グローバル経営者の育成や国をまたいでの異動などの支援を行うコンサルティングを実施している場合もあります。

組織人事コンサルへの転職難易度は?

組織人事コンサルへの転職難易度は他のコンサルティング領域同様に決して低くはありませんが、業界未経験であっても、ポテンシャルを判断して採用する会社も増えています。ポテンシャルを評価するための選考では、専門的な知識や経験はあまり問われません。コンサルティング職に不可欠なコミュニケーション能力や論理的思考力が評価のポイントになります。

コンサルティングファームが理想として求める人材としては、人事評価制度や報酬制度の設計などの業務経験がある人、または何らかの分野のコンサルタントとして経験を積んでいる人などです。しかし、一定以上の学歴を持ち、事業会社で人事・組織に関わる業務をした経験などがあれば、ポテンシャルをみて採用するファームもあります。そのほかにも、総合人材サービス会社の営業職や法人営業の経験がある人もプラス評価の対象になります。

人事コンサルとは?

人事コンサルの仕事内容はどのようなものなのでしょうか。また、人事コンサルの働き方や人事コンサルが人気の理由について紹介します。

仕事内容

人事コンサルタントの仕事内容は多岐にわたりますが、クライアント企業の人事に関する課題を明確にし、その解決のための戦略策定・実行支援を行うのが仕事です。

具体的な業務内容としては、報酬制度や等級制度などの制度構築や人材育成体系の確立、採用活動の効率化などがあります。企業からの具体的なニーズとしては「会社のミッションに共感してくれる人材がほしい」や「専門性が高いスペシャリストを育成してほしい」などさまざまなものがあります。

最近では、M&Aに伴う人事制度の統合などに関する業務なども多くあり、幅広い知識とスキルが求められます。また、グローバルに展開している企業も多いことから、一定以上の英語スキルが求められる仕事もあり、グローバル人事マネジメントの体制構築などの支援をするケースなどもあります。

働き方

人事コンサルタントの業務は、短期間で終わるものもあれば、案件によっては長期的なプロジェクトになる場合もあります。短期間で成果を出さなければならないM&Aなどの業務以外では、スケジュールにも比較的余裕がある場合が多いです。

人事コンサルタントの働き方は人によってもさまざまで、担当する領域によっても働き方は変わってきます。一般的に人事コンサルタントがサービスを提供する先も多岐にわたり、企業や個人、国や公共団体などさまざまです。その中でも企業に対してサービスを提供するケースは多く、特に大企業へコンサルティングサービスを提供することは社会にも大きな影響を与えることに繋がります。大企業の制度の改革等はニュースで取り上げられることが少なくありません。また、人事コンサルタントがコンサルティングサービスを提供するのは1社だけではありません。同時並行で複数の企業がクライアントになるので、高い業務遂行能力が求められます。

人気の理由

働き方改革とコロナ禍で人々の働き方が大きく変わっていく中で、人事コンサルタントの人気は高まっています。人事コンサルタントが人気の理由は大きく分けて3つあります。

1つ目は、企業の経営課題の解決に貢献できる点です。
人事コンサルタントの仕事は人・組織領域という重要な経営課題を分析し、解決策の立案・実行を通じて企業を成長に導くことです。人・組織に課題を抱えている企業も多く、コアになる経営課題の解決をすることでクライアント企業の発展に大きく貢献できる面白さがあります。また、クライアント企業からポジティブなフィードバックをもらえることもあり、大きなやりがいを感じられる点も魅力の一つです。

2つ目は、年収の高さです。
人事コンサルの年収は1,000万円を超える場合が多く、ほかの職種と比較すると高年収になる場合がほとんどです。1年目から年収500万円を超えるケースもあり、3年以上経つと1000万円以上の年収になるケースも少なくありません。今よりも年収を上げたいと考えている人にとっては、非常に大きなチャンスがある職種だと思います。

3つ目は、幅広いキャリアパスが築ける点です。
人事コンサルとしての多くの案件に関わって経験を積むことで、経営や業務改善などの別の領域のコンサルタントへ転職することも可能です。また、コンサルだけではなく事業会社への転職をする場合は、人事部の役員や管理職などの高い役職で迎え入れられるケースもあります。人事コンサルタントとして独立することも可能なので、幅広いキャリアパスを築くことができるでしょう。

組織人事コンサルティングファーム

組織人事コンサルへの転職は何歳まで?

組織人事コンサルへの転職に明確な年齢制限はありませんが、特に最近は若手の積極採用が続いています。未経験から人事コンサルタントになることも可能ですが、年齢的には20代後半までであれば転職できる可能性が高いでしょう。ポテンシャル重視で採用する場合は、一人前のコンサルタントになるまで時間がかかるため、比較的若い人材が求められる傾向が強いのが特徴です。事業会社での人事の経験や別の領域でのコンサルタント経験がある場合には30代~40代での転職も十分に可能性があります。

未経験で組織人事コンサルへ転職する具体的な方法

組織人事コンサルは未経験であっても、年齢が若く、ポテンシャルがあると見なされれば転職することが可能です。次に、未経験から組織人事コンサルへ転職する具体的な方法を紹介します。

選考プロセス

組織人事コンサルの選考プロセスは、大きく分けて3つあります。
1つ目の選考プロセスは、書類選考です。まずは履歴書、職務経歴書による選考が実施されます。志望動機をまとめた志望動機書の提出を求めるファームも多いです。アピールできる自分自身の経験をうまくまとめる必要があります。

2つ目の選考プロセスは、筆記試験です。すべてのファームではありませんが、一部のファームでは論理的思考能力を測るために筆記試験を実施する場合があります。また、組織人事系コンサルティングファームでは、クライアント企業向けに自社で開発しているオリジナルの適性検査を課されるケースもあります。

3つ目の選考プロセスは、面接です。通常であれば、3名から4名程度の面接官と1対1の面接が行われます。面接の中で組織変革に関するテーマが出題されることもあります。面接の難易度は非常に高く、綿密な対策をしていく必要があるでしょう。また、ケース面接が課される場合もあり、こちらには綿密な対策が必要になります。

戦略コンサルティングファームを目指すケース面接対策

履歴書・職務経歴書を作成するにあたってのポイント

履歴書や職務経歴書の内容から論理的思考力やプレゼンテーション能力などがあるかどうかを判断されます。自分の経歴や考えを相手に伝える文書を作れるのかというポイントも見られている場合が多いです。特に未経験で人事コンサルタントになりたい人の場合は、自分自身のスキルや経験をしっかりと書くことでアピールしていきましょう。

グローバルな組織人事に携わりたい場合は一定以上の英語力も求められますので、英語系の資格などでアピールできるものは漏れなく書いておくようにしましょう。

筆記試験への対策

コンサルタント経験者など一定の経験があって即戦力として採用されるような人には筆記試験を課さない場合もありますが、比較的若い第二新卒などの人などの採用であれば筆記試験を課されるケースがあります。

他の事業会社などと同じく、SPIやGAB、玉手箱などの筆記試験が課される場合が多いです。一部の外資系コンサルティングファームなどではGMATや判断推理、数的推理などの内容が出題されることもあるので、自分の受ける会社に合わせて対策するようにしましょう。

戦略コンサルティングファームを目指す筆記(Web)試験 選考対策

面接を通過するためのポイント

面接で最も大切なことは、論理的思考力やコミュニケーション能力などコンサルタントとしての素養があるという印象を面接官に持ってもらうことです。あまり多くはありませんが、場合によっては課題解決のシミュレーションを行うケース面接なども行われます。

未経験から人事コンサルへの転職を目指している方は、基本的には業務経験よりコンサルタントとしてのポテンシャルがあるかどうかが見られます。普段から自分の意見を簡潔にまとめる練習をしておくなど、論理的思考力を鍛えておきましょう。その一方で、人事業務などの経験がある場合は、現職の会社の人事・評価制度に対してどのような課題を感じ、そしてどのようなアクションを起こしたのかということを自分の言葉で話せるように準備しておきましょう。

また「競合他社ではなく、転職先になぜ当社を選んだのか」という部分を聞かれることも多いです。そのため、その会社のことだけではなく競合他社について調べておくことも重要です。コンサルティングファームの面接は難易度が高いため、面接対策を練ることも重要になってきます。面接シミュレーションを通じて実践的な力を付けておきましょう。

コンサル転職の面接ですべき対策とは?よくある質問や逆質問まで徹底解説

組織人事コンサルに転職するために必要なスキル

組織人事コンサルに転職するために必要な3つのスキルを紹介します。

コミュニケーション能力

組織人事コンサルはプロジェクトで関わる人の数も多く、高度なコミュニケーションスキルを必要とされる仕事です。企業の課題を見つけるためのヒアリングや解決策を提案するプレゼンスキルなど、全ての業務において高いコミュニケーション能力が求められます。コミュニケーション能力の有無は面接でも厳しくチェックされる部分ですので、しっかりと対策をするようにしましょう。

論理的思考力

論理的思考力は、人事コンサルタントだけではなくてコンサルティング業務を行う上でとても重要なスキルです。クライアントの経営層に対して具体的な戦略方針などを伝える際にはわかりやすく論理的に説明する必要があります。企業としての理想像から逆算して解決策を考える際にも論理的思考力は欠かせません。論理的思考力は訓練をすれば伸ばすこともできるスキルですので、普段から論理的に考える習慣をつけておきましょう。

心身ともにタフであること

組織人事コンサルタントの業務には、一定以上の体力と精神力が必要です。時間的な制約がある緊迫した業務などもあり、精神的なプレッシャーがかかる場面も多くあります。また、短期間で成果を上げなければならないシチュエーションなどでは、体力的な意味でもタフさが求められます。プロジェクトを成功させるために最後までやり抜くというタフさが必要な業務だと言えるでしょう。

コンサルタントに必要なスキルは?仕事内容や役割も解説

組織人事コンサルの求人情報

まとめ

人事コンサルに転職するために必要なスキル、人事コンサルの仕事内容・年収などについてご紹介していきました。人事コンサルといっても、種類がいくつかあり、業務内容は多岐にわたります。また、未経験であっても人事コンサルへの転職は可能です。人事コンサルの転職を考えている方は、書類選考や面接などの対策をしっかりと行うようにしましょう。

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