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経営コンサルタントへの転職ガイド|未経験からキャリアチェンジを成功させる方法を解説

Post Date2023-08-07 / Update-date2023-12-25 /
Categoryキャリア・働き方特集 

  1. 経営コンサルタントとは?
  2. 経営コンサルタントの仕事内容
  3. 経営企画が経営コンサルタントになることは可能?
  4. 経営コンサルタントの採用選考でみられること
  5. 経営コンサルタントの転職対策
  6. 経営コンサルタントの転職事例
  7. 経営コンサルタントを目指すならエグゼクティブリンク
  8. まとめ
  9. 関連記事一覧

経営コンサルタントとは?

経営コンサルタントとは、企業の抱える経営上の課題全般に対してコンサルティングを行うコンサルタントのことを指します。その明確な定義はなく、ときに経営課題に対してコンサルティングを実施するITコンサルタントや戦略コンサルタントを含みます。経営コンサルタントの扱う課題の幅は広く、経営に関する総合的な知識をもって支援することができる必要があります。

経営コンサルタントの仕事内容

その幅広い支援内容から、中小企業等に対しては一人のコンサルタントで対応することもありますが、経営規模の大きい企業には専門分野を持ったコンサルタントのチームとしてプロジェクトに参画し、コンサルティングを実施します。具体的な支援内容としては、新事業立ち上げ、海外進出、M&Aなど多岐に渡ります。
経営層と直接やり取りを行い、業務を進めることも多く、高いコミュニケーションスキルやビジネススキルも求められるといえるでしょう。

経営企画が経営コンサルタントになることは可能?

結論から述べると、経営企画経験者は経営コンサルタントへの転職に向いていると言えます。経営企画と経営コンサルタントでは、ともに戦略の策定や企画の能力や、経営に関する知識が求められるなど必要なスキルや経験に共通点が多いです。そのため、経営企画での経験は経営コンサルタントとしても大いに生かすことができます。また、経営企画と経営コンサルタントは業務上関わることも多く、互いに理解があるということも転職するうえでのメリットとして挙げられます。
実際に経営企画から経営コンサルタントへの転職を成功させた事例は多数あるうえ、経営企画の経験は経営コンサルタントへの転職において有利に働くことが多いです。

経営コンサルタントの採用選考でみられること

経営コンサルタントとしての適性がみられる

続いて、経営コンサルタントの採用選考において、なにがみられるのかということについて説明していきます。当たり前ではありますが、ファームにとって応募者に求めるのは「経営コンサルタントとしてファームにて働き、ファームの一員として活躍することができる」ことです。そのための適性を見るのが採用選考であり、先述の学歴・社歴、スキルや資格というのも、適性の一つとして捉えられているといえるでしょう。

業務経験

当然適性というのは学歴・社歴、スキルや資格といったものだけではありません。実際にコンサルタントとして、企業の抱える経営上の課題の解決策を提示していくためには、保有しているスキルや資格等を最大限活用して、進めていく必要があります。そのため、スキルや資格等を持っているだけでなく、実際に企画や課題解決の経験があることも重要です。採用選考では、それらの経験を明確に伝え、スキルや資格を活かす実務経験があることを示しましょう。

特定のインダストリーに対する知見

ファームによっては、特定のインダストリーに対する知見も評価されるケースがあります。ファームがターゲットにしているインダストリーが自分との相性が良いか、自分の経験や知見を活かすことができるかを判断し、しっかりと面接の場においてそれを伝えましょう。

経営コンサルタントの転職対策

ここでは、実際に経営コンサルタントへの転職を進める際の対策について、①志望動機について、②面接についての大きく二つ紹介します。

志望動機について

志望動機については、大きく三つのポイントを押さえましょう。

ポイント1:当該企業の志望理由を示す。
当該企業の志望理由を明確に示しましょう。そのためには、なぜコンサルティング業界で働きたいのか、なぜ経営コンサルタントなのか、そして、なぜそのファームを志望するのかというように根本的なところから理由を深めていく必要があります。なぜを繰り返して理由を掘り下げていくことで、独自の志望動機が出来上がり、一段階説得力の高いものとなります。このプロセスを繰り返しながら、志望動機を書くことを意識しましょう。

ポイント2:企業に貢献できることを示す。
企業側が採用する社員に最も求めることは企業に貢献できる人材であるということです。自分が企業にどのように貢献できるかということをはっきりと示しましょう。そのためには、先述の経験や知見を示すことは大きな助けとなります。自分がもつ能力が、企業にどのように活かすことができるのかをしっかりと論理立て、アピールしましょう。
そのアピールが企業ごとの特徴を汲み取った独自のものとなるとより説得力が増します。

ポイント3:志望動機を通じてロジカルシンキングができることを伝える。
コンサルティングにおいては、すべての基礎となるスキルであるロジカルシンキングが確実に求められます。志望動機の構成にも志望者のロジカルシンキングの力が反映されるため、採用担当者は志望動機からそのスキルを判断します。志望動機において、どのようにして、ロジカルシンキングを示すかという観点からは、結論を最初に示すことやPREP法と呼ばれる文章構成法を示すことが方法として挙げられます。

コンサルティングファームを志望する際の志望動機の書き方については、以下の記事においてより詳しく紹介しています。併せてご参照ください。

<参考>
コンサルに転職する志望動機の書き方と例文〇選 NG例もご紹介

 

面接について

・面接で伝えるべき内容
面接においても、伝えなくてはならないことは志望動機と大きく変わりません。当該企業の志望理由、企業に貢献できることを明確に伝えましょう。また、伝え方からはロジカルシンキングの能力が見られています。論理立てて伝えることが重要です。また、発言内での矛盾がないように気をつけましょう。

・ケース面接について
そして、コンサルティングファームの面接では、ケース面接が行われることも多いです。ケース面接とは、即座には答えが導きだせないような質問が出題され、それに対して妥当と思われる仮説を立てながら論理立てて結論を導いていくものです。思考プロセスやプレゼン力などがみられています。ケース面接の対策としては、ご自身で実戦練習を行うことも可能ですが、コンサルに特化した経験値の豊富な転職エージェントを活用するのが有効です。

・逆質問について
最後に、コンサル面接における逆質問についても簡単に紹介します。面接において志願者が面接官に質問をできるのが逆質問の場です。逆質問の対策としては、事前に十分な業界・企業研究を行うことがとても重要です。業界・企業研究する中で、それでもなおわからないことや、公開されていない情報、もっと深めて訊きたいことこそが逆質問すべき内容になります。

コンサルティングファームを志望する際の面接対策については、以下の記事においてより詳しく紹介しています。併せてご参照ください。

<参考>
【必見】コンサル転職の面接対策 質問例・逆質問例もご紹介

経営コンサルタントの転職事例

ここでは、経営コンサルタントへ転職する際のキャリアパスについて、具体的な事例を紹介していきたいと思います。

事例1:

Before 自動車部品メーカー
After PwCコンサルティング合同会社 製造業向け経営コンサルタント

▶転職体験談はこちら

前職では、大手自動車部品メーカーにてプロジェクトマネジメント・生産管理をしておりました。しかし、広い視野にてモノづくり全体に携わりたいと考えたとき、前職ではそのキャリアプランが難しかったため転職を視野に入れ活動を始めました。エージェントとの相談の上、コンサルを志望することを決め、PwCコンサルティング合同会社の製造業向け経営コンサルタントへの転職に成功しました。

事例2:

Before 大手金融機関
After Big4系ファーム 経営コンサルタント

▶転職体験談はこちら

前職では、金融機関で地域金融機関との提携ビジネス推進業務や新商品開発業務、不動産関連業務に従事しておりました。前職での経験の中で、金融ビジネスをより発展させるために自社だけでなく様々な金融機関に対して業務改善支援やサービス開発支援を行いたいと考え、コンサルタントを志望するようになりました。そして、Big4系ファーム経営コンサルタントへの転職を成功させました。

事例3:

Before 大手総合商社
After フロンティア・マネジメント株式会社の経営コンサルタント

▶転職体験談はこちら

前職では、大手総合商社にてグローバルな貿易業務に従事しておりました。そして、商社での業務経験から独立・起業を目指したいという思いが強くなり、幅広い業界で経営層と事業に向き合えることから、経営コンサルタントへの転職を志すようになりました。そこから転職活動を行い、フロンティア・マネジメント株式会社の経営コンサルタントへの転職を成功させました。

経営コンサルタントを目指すならエグゼクティブリンク

エグゼクティブリンクではこれまでに多くの方の経営コンサルタントへの転職を支援させていただいております。コンサルティング業界に特化しているからこそできる、書類作成支援からファーム毎の面接対策まで、内定の可能性を最大限に高めるきめ細やかなサービスに自信を持っております。また、経営コンサルタントを擁する多くのコンサルティングファームとコネクションを持たせていただいており、多くの非公開求人も有しております。こうした蓄積によって得られた転職ノウハウを活かして、皆様の転職を支援させていただきますので、経営コンサルタントへの転職をお考えの方はう是非ご相談ください。

まとめ

今回は、経営コンサルタントについて、その基本事項と転職を目指すうえで知っておくべき内容を紹介しました。経営企画からの転職、未経験からの転職、その他にもいくつかのキャリアパスを紹介したので、参考になれば幸いです。
また、必須なスキルや簡単な転職対策についても紹介しました。今後、経営コンサルタントへの転職を目指す際の参考にしてみてください。
コンサル経験者や経営企画など活かせる経験をお持ちの方はもちろん、未経験でも対策次第で経営コンサルタントへと転職することが可能です。是非今回紹介した内容を踏まえて、経営コンサルタントへの転職を一つの選択肢として検討してみてください。

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