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企業インタビュー 詳細

Special Interview

デロイト トーマツ コンサルティング|Cloud Division(C-Cube)|根岸様、守屋様、T.N様、M.T様、K.O様 |ビジネス変革をテクノロジー”インテグレーション”で迅速に実現するエキスパート集団

Post Date2022-05-26 /
CategoryIT・デジタル, 外資系, 女性,

本日はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下:DTC)のCloud Division(以下C-Cube)の取り組みについて、根岸様、守屋様、T.N様、M.T様、K.O様にインタビューの機会を設けていただき、組織の特長や魅力、今後の方向性について、事例を含め詳しくお話しいただきました。

ご経歴について

EL

最初に皆様のご経歴をお聞かせください。

根岸様

システムインテグレータで11年勤めた後、コンサルティングファームに転職し、業務オペレーションの変革に関するコンサルタントとして2社を経験した後にDTCに移り、12年ほどになります。もともとはサプライチェーン系のコンサルタントとしてDTCに入りましたが、デジタル化への対応の必要性からテクノロジーの部門に移り、そして現在クラウドビジネスの一翼を担っています。

守屋様

前職はソフトウェア会社でエンジニアとして働き、2007年にDTCへ転職しました。DTCでは、「金融業界×テクノロジー」をテーマに、IT戦略立案、システム化構想策定からシステム導入のマネジメントサポートなどを支援しています。直近では、企業のレガシーシステムをモダンなアプリケーションに変えていくアプリケーションモダナイゼーションに関わるサービスをリードしています。

T.N様

新卒では他のコンサルティングファームに入社し、そこでSAPコンサルタントをしていました。2013年にDTCに転職し、そこからはSAPに限らず、テクノロジー、システムに関するコンサルティングに幅広く携わっています。クライアントは業界問わずですが、現在は主に金融業界のクライアントを中心にデジタルトランスフォーメーションを目指した業務変革のためのシステム構想策定に関わっています。コンサルティングサービスの担当領域は、守屋さんと同じく、アプリケーションモダナイゼーションになります。

M.T様

新卒でシステムインテグレータに入社し、要件定義から開発テストを含めた一連の工程をエンジニアとして経験しました。2017年にDTCに転職して、約5年になります。前職で厚生労働省など官公庁向けの大規模なシステム開発を経験したことを基に、現在はヘルスケア分野で構想策定より上流からご支援しています。

K.O様

新卒から11年ほど、システムインテグレータでシステムエンジニアをしていました。主に大規模開発案件でのオフショアを活用する案件で、設計・開発テストに加え、チームの管理もしていました。DTCに入社したのが2019年8月なので、もうすぐ3年になります。DTCでは、構想策定の案件のほか、お客様の社内システムの刷新などの案件でPMOとして支援しています。

C-Cubeの組織・事業について

EL

C-Cubeの業務内容や特長について教えていただけますか?

根岸様

C-Cubeは、クラウドを活用してお客様のビジネス変革に寄り添っていくことを主業務としています。例えばAWSやGCPやMuleSoftのように何か一つだけをやるのではなく、ビジネスの全体像をいかに作り上げるかに着目した部門です。そのため、さまざまなツールの専門家がたくさん集まっているユニットです。我々のコンサルティングでは、「ビジネス変革においてインテグレーション力で差別化を図って勝つ」というビジネスをしています。色々なものに詳しいメンバーが集まってチームを組んで業務に当たるというコンセプトです。もともとはDTC自身が戦略やオペレーション変革といった業務寄りの領域に強く、CXOに食い込んでいるので、新しい事業を企画するようなお客様のビジネス変革に触れるシーンが結構多いですね。そこにテクノロジーの変革もついていくのが、DTCのビジネスのやり方だと思っています。

EL

DTCでテクノロジーの組織の中で色々なユニットがある中で、何か明確な棲み分けのようなものがあるのでしょうか?

根岸様

構想の中でも、これから何をやっていくかといった構想策定の超上流と呼ばれているところは、Technology Strategy & Transformation Unitの方が実施しています。一方で、ビジネスを実現するシステム構築を具体的にどうやっていくか、クラウドのアーキテクチャをどうするかのデザインはC-Cubeが行います。よく候補者の方で、もっと上流をやりたいとお話しされる方がいらっしゃいますが、一口に上流といっても、アーキテクチャデザインの上流もあれば、システムではなく業務という意味の上流もあれば、もっとIT部門としてどういうことをやるべきかという上流もあります。IT部門としてどういうことをやっていくかはTechnology Strategy & Transformation Unit、アーキテクチャとしてどう描いていくかの構想策定から実装までをやっていくのがC-Cubeというイメージです。

EL

現在手掛けられている業務内容で具体的な案件を、差し支えない範囲で教えていただけますでしょうか。

根岸様

私が最近携わっているのは自動車業界です。自動車業界は車を売るビジネスから、移動をサービスとして提供するビジネスへと変革が起きているところです。自動車販売を主軸としていた業界ですので、サービスを提供するには、どういうことを考えなければいけないのかということから我々が入り、それを実現するためにはどんなシステムが必要になってくるかを考えて支援しています。簡単に言うと、物を売るのではなく、例えばカーシェアリングや、自動車から出てきたデータを使って新たなサービスを提供する取り組みなどが考えられます。ビジネスの形態が変わってきているので、IT業界などの他の産業が、どんな構想を考えているのかも参考にしながら、今後の自動車業界が備えるべき基盤は何なのかを提言し、実現するところまでを支援しています。

守屋様

=""

私がメインで手掛けている金融機関では、今ビジネスモデルの転換期にあります。その中では、デジタル技術の活用が非常に大きなテーマになっています。昨今、テクノロジーなしではビジネスのデザインは描けないので、どういうテクノロジーの要素を使って、どのようなDXを実施していくかといった戦略的なサポートをはじめ、その戦略をどういったアーキテクチャで実現するかといった構想作りのサポートを行っています。昨今はこれに加えてバックエンドのレガシーシステムがDXのアジリティを妨げる一因になっており、バックエンドシステムをモダンなアーキテクチャに見直していくような案件も、非常に増えてきています。

T.N様

最近私が担当した公共系のクライアントで、次世代システム構想を立てる案件がありました。公共系のお客様は民間企業よりもシステム化の動きが遅れていることもあり、DXの取り組みやコロナ禍においての働き方改革にも着手が遅れています。紙中心の業務が根強く残っているので、ペーパーレス化を進める話や、場所に捉われない働き方をするためにはどのようなシステム基盤が必要なのか、といった構想策定の案件に携わっていました。従来の働き方に慣れてしまっている職員に対して、かけ離れたことを提案してもすぐには受け入れられません。近年民間企業でも導入が進んでいるコミュニケーションツールなども、導入しても積極的に活用されなければ無駄となってしまうため、どのようなロードマップを描いて段階的に切り替えていくか現実的なプランを見せていきながら、クライアントにバリューを感じていただきます。

EL

プロジェクトの規模感やインダストリーについて教えていただけますか?

根岸様

まず規模の話をすると、小さいものは3人ぐらいで初めのデザインをやるところから、大きいものはPMOで50人ほどの規模になるようなものまであります。幅が広いというのが正しい答えだと思いますね。また、DTCはグローバルにメンバーを抱えているファームですので、デロイトUSやUKなどとコラボレーションするような案件もあります。日本企業がグローバルに展開していくのを支援するのが我々のミッションでもありますので、北米地域に展開する場合はジャパンのチームとUSのチームが一緒になって仕事をしていくといったケースも多くあります。

守屋様

SIerだと、システム単体の構想を描く機会はあるかもしれませんが、企業システム全体の構想を描く機会はなかなか得られないですよね。ですが、我々はそういった広い視点でシステムのあるべき姿を描く機会が多くあります。

EL

C-Cubeの中ではインダストリーとの連携は比較的多いのでしょうか?

M.T様

そうですね。提案の段階も実行フェーズにおいても、インダストリーのコンサルタントと協力して活動しています。入社して最初に手掛けたプロジェクトでは、クライアントからITの実行フェーズの支援を依頼いただきましたが、支援を進める中で、まだビジネスの検討が十分ではないという結論に至り、インダストリーのコンサルタントと一緒に再検討するところから担当しました。
現在、ヘルスケア領域のクライアントにコンサルティングサービスを提供していますが、そこでも同様です。システムの構想だけではなくて、クライアントの、ファシリティや、その中で使われる機材、システム、それらを用いた新たな業務プロセスなど、全体の改革から入りました。ここでも、やはり上流はヘルスケアのインダストリーのコンサルタントが入って一緒に行い、以降にはTechnology Strategy & Transformation UnitやC-Cubeも加わり、大規模に仕事をしています。

EL

K.Oさんの関わられているプロジェクトについて、詳細なところを教えていただければと思います。

K.O様

現在入っているプロジェクトは、一つのシステムを導入するのではなく、クライアントの社内システム全体の統制を取りながら、刷新を実施しています。複数のグループ会社が関わっているため、経理のシステム一つをとっても会社ごとに違うものを導入していたりします。そういったものを統一して業務の面でもシステムの面でもコストを下げたり、運用を効率化したりすることを目的に、全体の刷新をしていくものになります。そのプロジェクトのPMOや、複数のプロジェクトをまとめて管理するPGMOで支援をしています。もともとシステムエンジニアとしてプロジェクト管理をしていましたが、SIerの中で行うのは主に開発の管理です。C-Cubeにおいては、プロジェクト全体の管理において、もう少し大きな方針を立てたり、課題を解決していったりするので、そこがSIer時代の業務とは位置づけが違うところです。

DTCの特徴について

EL

他のコンサルファームとの違いなど、御社の特徴を教えていただいてもよろしいでしょうか?

T.N様

=""

大きく2点あります。1点目は、コンサルサービスのカバー範囲としての違いです。ITコンサルを主力サービスとしている他のファームでは要件定義から運用・保守までをメインでカバーしていると思いますが、DTCの一番の特徴は、さらに上流のビジネス構想から手掛け、そこからシステムでどのように実現していくか、どのようなテクノロジーを活用するのがベストかコンサルティングとして支援できているところです。2点目は、人を育てる環境と文化が整っている点です。自ら学習できるツールがいろいろと揃っていますし、グローバルネットワークを通してDTCの海外事例から学べる機会もあります。また、評価制度の観点でも、プロジェクト期間中にメンバーに対して成長している点や改善すべき点とそのアクションプランを一緒に考える仕組みがあります 。このような仕組みが他社と違いを感じる大きな要素ですね。

根岸様

属人的な評価が、できる限りゼロになっているのがDTCの一番の特長です。私はDTCがコンサルファーム3社目ですけれども、評価に関することがこれだけきちんとしている会社はありません。職位ごとに何ができなければいけないかが明確に表してあるので、それに基づいて上位者がきちんとフィードバックしています。プロジェクト実施中にフィードバックをすることを定めていることが、実は一番すごいのではないでしょうか。成長に対しての助言を、みんなで共有しながら行うので、成長のスピードが非常に早いですね。期初に立てた目標が、自分ではできたつもりでも、中間や期末になると、できていなかったと言われるようなことはよく聞く話ですが、DTCではそれは一切ありません。プロジェクトでのフィードバックの積み重ねが、そのまま評価に行く仕組みになっています。必ず評価の視点に基づいてフィードバックしており、誤解のない形でのアドバイスになるため、成長スピードが早くなります。これはDTC全体での取り組みです。
育成の観点でお話しします。現在、C-Cube内部に9つのサブチームがあります。隣のチームが何をやっているか分からないということがないように、eラーニング化して学ぶこともしています。新卒の人には1カ月かけて全部を勉強した上で学んだことをプレゼンしてもらい、それを評価していきます。しっかり行ったことを評価して根づかせていく仕組みになっていますね。コンサル会社は、どちらかというと少し冷たい、怖い、厳しいと言われることが多いですが、C-Cubeは緩いというか、成長したい方には優しいという言い方が合っているかもしれません。情報連携やアドバイスはTeamsなどのコミュニケーションツールを使って促進しています。気軽に業務の質問をしたり、もっとカジュアルな話だと、新規部活メンバーを募ったりするようなこともやっています。和気あいあいと学んで、情報公開する文化ができていると思います。

EL

Cloud Divisionユニットの中の9つチームはどういう位置付けにあるのでしょうか?

根岸様

クラウド戦略、アーキテクチャ、アプリケーションモダナイゼーション、サブスクリプションビジネス等のチームがあり、色々なバックグラウンドの方を集めています。チームの所属は今までの経験内容を踏まえて決めますが、最初のプロジェクトは、コンサルティングスキルを上げることに集中できる環境を考慮してアサインを考えます。具体的には、今までのバックグラウンドにおける業界、業務内容、テクノロジースキルのどれかが似ているプロジェクトを選んでアサインするように気を付けています。C-Cubeはシステムインテグレータから入ってくる方が多いので、ロジカルシンキングといったコンサルティングのスキルを上げてもらいながら、プロジェクトのチームもできるだけ今までやってきたことの延長線上になるようにしています。基礎コンサルティングスキルがついたら、次は何をやりたいか、目指すキャリアはどうかという話をして、次にどういったプロジェクトに入るかを議論していきます。

守屋様

トレーニングメニューも充実していますね。全社レベル、ユニットレベル、オファリングレベルといったそれぞれの階層で多面的なトレーニングを提供しています。また、日々の業務の中で個別に課題を検出した場合に、その課題に応じたテーマでトレーニングを企画して展開することもあります。

根岸様

例えば、提案書の質が低いのがパートナーの間で議論になったら、それ解消するためのトレーニングをやろうという感じで、その時々の状況に応じて変えています。

守屋様

個のレベルできちんと課題解決に取り組む仕組みはかなり充実しています。

M.T様

個々のコンサルタントがファーム共通の基準をしっかりと理解して、配下のスタッフやメンバーに対して同じ基準でタイムリーにフィードバックすることが浸透していると思っています。私自身、DTCへ入社した際、テクノロジーに関する知識、スキルはあるものの、コンサルティングに必要な能力とはどういうものか分かりませんでした。言語化された基準だけでなく、実際に言葉でフィードバックを受けることで、さらに自分に足りない部分への理解が深まります。どの上司についても的確なアドバイスがあり、改善することで成長が実感できたため、それを脈々と受け継ぎ自分も配下のメンバーに対してアドバイスしています。このフィードバックは、年に1回や半期に1回ではありません。チェックインという制度が2週間に1回あり、メンバーの良かった点や改善点の認識合わせを行い、次のチェックインに向けて日々タイムリーなフィードバックを意識しているので、全体的な成長が非常に早いと実感しております。

EL

3年前に入られた時に、コンサルティングファームを比較検討されたのでしょうか?

K.O様

転職活動のときに比較をしましたが、実際には働いてみたことがないので、中の仕組みの違いはあまり分かりませんでした。SIerからコンサルティング未経験で転職できるのかという不安が大きく、どれぐらいギャップがあるかといった不明確なところも多くありました。ただ、DTCの面接の時に、SIer出身者の採用事例をお話しいただき、また私のこれまでのSIerでの経験がコンサルティングでも活かすことができると説明していただけたので、安心感を得られたのがDTCへ入社する決め手となりました。他の会社に面接に行った時によく聞かれたのが、どういうスキルがありますかという質問です。例えばSAPの導入実績があるか等、製品や技術の名前を聞かれます。ただ、私もそうですが、SIerでずっとシステム導入に携わっていた方の中には、一つのものに特化してないことが多くあります。多様な業界に対して色々なシステムの開発案件を、その都度システムのことを勉強して要件に詳しくなっていくという形なので、特長を示しづらい経歴ですね。あなたは何の技術ができるのかと問われる会社も多かったので、入社してもそこがないとやはり駄目なのかという不安が募りました。それに対して、DTCでは、そういう経験こそコンサルタントに役に立つと言ってもらえたので嬉しかったです。

今後のC-Cubeの方向性・働き方について

EL

今後のC-Cubeのビジョンを教えていただけますでしょうか?

根岸様

C-Cubeはこの6月で4年目を迎えることになります。部門としては、まだ若いですね。最初の2年は、9つのチームの1つ1つを強くしていきました。それをインテグレーションしてクライアントに刺さるような形で持っていくためにはどうしたらいいかを業界ごとに考えていく方向に3年目は舵を切っています。先ほどの自動車やヘルスケア領域の例ではできていますが、まだ他の業界までは展開できていないので、これからやっていくのは、業界ごとのビジネス変革にどのようなインテグレーションが必要なのかを考えるということです。そのためには、多様なツールが分かる人たちをもっと集めなければいけないし、皆さんの知見を集約してお客様にどうやったら刺さるのか議論していくことをやっていきたいです。競合他社がクラウドのチームを立ち上げている中で、DTCが勝っているのは、要件定義になる前のところをインダストリーとコラボレーションして、きちんと新しいビジネス変革に刺さるようなインテグレーションに持っていく部分です。これに特化していきたいですね。加えて、End-to-Endということで、開発・運用・保守までをクライアントに寄り添っていけるように考えています。どんな仕組みでも私たちが作るということではなく、クライアントが非常にお困りで、新しいことなのでどうすればいいか分からない領域に着目してEnd-to-Endでやっていく。ですから例えば、単純なWeb画面の開発をやるかと言ったら、それはNOです。私たちより、もっとコスト効率性の高い方々がいらっしゃるはずです。私たちは、業界ごとの難題に対して、インダストリーの人たちと一緒に、クラウドのインテグレーションでサービスを提供していくことに、もっと注力しなくてはいけません。これから、業界の壁を越えるような案件がどんどんと進んでいく、進んで行かないと日本企業は衰退してしまいます。ですので、ビジネス変革だけでなく、インダストリーごとの特化型、インダストリーがコラボレーションして何か一般消費者に対してサービスを提供するところの全体像や、より複雑なものに対してのサービスを提供できるところを目指してやっていければと思っています。各業界で新しく取り組むべきことが何なのかを、インダストリーの方とディスカッションしながらこれから考えていきたいですね。

EL

C-Cubeの中で、他のデロイト トーマツ グループとの連携はありますか?

根岸様

私が実際に手掛けている案件だと、どういうことをやるかという初めの部分は、C-Cubeの人間とデロイト トーマツ ノード(以下、D.Node)の人間が一緒になってやっていて、実際のシステムのデザインはD.Nodeを中心に、その後の実装になったらデロイト トーマツ アクト(以下、DTakt)と一緒に実施し、運用保守はDTaktがやっていくという案件があります。日本で完結するものであれば、DTCのC-Cube、D.Node、DTaktがコラボレーションして、ある程度、コスト競争力もある形でクライアントに提案することが、既に何件かできています。これをもう少し拡大させたいですし、会社間の役割などもより一層明確にして強化していきたいと考えています。今はプロジェクトごとに試行錯誤しているのを、今期はその辺りの枠組みをきちんと作り上げるように計画しています。

EL

T.Nさん、M.Tさん、K.Oさんに、実際に入社されてからどうだったかをお聞きしたいと思います。

T.N様

転職を考え始めた際は複数の会社を検討したのですが、結局面接を受けたのはDTCだけでした。DTCで働いている知人から、仕事の状況や、社員の人柄などの情報をお聞きして志望度が高かったため、第一に中途採用の選考を受けました。入社後、業務面で前職と違うところが大きく2つありました。1つ目は、同じテクノロジーコンサルでも“何のビジネスに役立つのか、どんなビジネス効果が得られるか”という視点を持ってプロジェクトをデリバリーすることが非常に多いことです。前職ではテクノロジーの導入が決まった段階からそのテクノロジーのメリットを最大化することを検討する仕事が中心でしたが、その前段のビジネス変革から取り組む機会が増えた点に違いを感じます。
2つ目は、対峙するクライアントが経営層中心になった点です。前職では担当者レベル、もしくは課長・部長クラスでしたが、DTCの案件で関わるのはスタッフの時代からCxOクラスの方が中心です。したがって、自分の視座を変えてクライアントと向き合わなければいけません。こうした経験によって今までよりも、視野も仕事も幅が広がりました。
このような案件の受注は、インダストリーのチームからの連携によりビジネス変革の案件とセットになって始めるケース、もしくはCloud Divisionが主導してデリバリーした案件が評価されお客様からダイレクトに追加の相談が来るケースなどが主流です。

M.T様

私は自分のスキルで社会に役立つシステムの開発に関与したいという興味でSIerに入社しました。実際にWebやデータベースの仕組みを理解し、自身で設計や開発をリードするなどやりがいもありました。しかし、私が主に担当していた官公庁のプロジェクトでは、どのような機能を開発すべきかが調達仕様書に記載されており、これに基づいてシステムを開発することが一般的でした。品質の担保、納期の順守、効率的な開発というQCDの側面が強く、そもそも何のために、どのような解決策が必要か、このような青写真から検討に関与したいと考え、コンサルタントの職種に興味を持ち、DTCに入社しました。前職では自分たちが得意な技術や実績のあるソリューションに基づき提案することが一般的でしたが、DTCに入社した当時、上司から「クライアントのために最良の手段はどうあるべきか」、そのような考え方ができるようにならなければいけないとアドバイスをいただき、フラットな視点でさまざまな方向性を模索するコンサルタントの働き方に新鮮さとやりがいを感じました。また、根岸パートナーからも「PMOしかできないコンサルタントにはならないでね」とアドバイスをもらい、自分としてどこを尖らせていくかということを考えさせられました。現在は、クライアントのサブスクリプションビジネス変革やソリューション検討を支援するチームをリードし、システムだけでなくビジネス的な知見もふまえてアドバイスができるようになりました。例えば、サブスク専用パッケージの導入評価の例では、従来のビジネスとサブスクの違いやパッケージ導入のメリット、物売りとサービス売りの違いなど検討すべき事項もふまえて説明し、クライアントと理解を共有しながら検討を行っています。DTCに入社後、このような考え方が着実に磨かれていると感じています。

根岸様

C-Cubeはスペシャリティを持った方も活躍できます。例えば、テクノロジーでAWSに詳しくなりたい、そのスペシャリティで食べていきたいのであれば、スペシャリスト職として入っていただいて、AWSを使ういろいろな案件にスペシャルアドバイザリーのような形で入るのも良しとしています。ですので、候補者の方には、ご自身がやりたいことを話してほしいですね。あなたの力を上手く活かせる道をお答えできます。そういうチーム構成を組んでいきたいと思っているので、こういう人にならなければならぬというよりは、あなたの力を活かしてこれからやってみたい領域と、DTCのメンバーがどうコラボしたらいいか一緒に考えましょうという感じでやっています。ただ、チームとしてはインテグレーションをきちんと提案するところが一番のポイントですし、そういう意識を持った人材もいないといけません。今、9つのチームがある中で、シニアの人間は、もう少しズドンと横串で見られるようになってほしいと思っています。

守屋様

特定のインダストリー特化型でよりビジネス寄りにキャリアを作っていくメンバーもいれば、インダストリー横断でサービス・ソリューションに特化してキャリアを作っていくメンバーもいます。個々のキャリアをしっかりと話し合いながら作っていくみたいなイメージになっていると思います。

K.O様

もともと転職をしようと思ったきっかけは、SEとしてできることに限界が見えたことです。大抵の大規模開発案件は、現場がとても苦労することが多いので、そこを改善するにはどこから変えたらいいのかと考え始めました。SEは、ある程度クライアントが決めた要件の中で、より詳細に要件を定義していくため、最初に決められた要件を変えることができません。それならクライアントが大枠の要件を決定する前の構想策定から入ることで何か変えられるのではないかと考えました。実際にDTCに入ってみて、構想策定の案件やPMO支援などで、思ったよりできる範囲が広かったですね。PMOという位置付けであっても、コンサルとして入るPMOはSEの現場よりもかなり裁量が大きいので、思っていた通り、現場を改善する活動ができています。例えば、開発の範囲に特化したPMOであれば、問題に対して決められた予算内で対応していかなければいけないところを、プロジェクト全体であれば、起きている問題に対して、何をどうすればいいのか、それにはどれだけお金がかかるのか、場合によっては予算の追加を交渉した方がいいのではないか等、全体も含めてクライアントの支援ができます。そういったことを手掛けることで、苦労している現場を多少はサポートできていると思っています。
また、想定していなかった良い意味のギャップとして、PMOやPGMOで入ると管理系以外にも、誰も拾っていないようなタスクを担うことが多くあると感じています。例えば、クライアントの社内規定を改定する場合や、グループ会社内でIT投資の統制を取るためのルールを作る等。会社全体で見た時に、その投資が妥当か、この製品ではなくこっちの方がいいのではないか、そういう目線でルールを決めることにも関われました。SEでは接することができなかった部分でも、ITの知識を活かしつつ、お客様の支援ができるのが、面白い業務だと思いました。

EL

続いてC-Cubeでの働き方についてお聞かせください。

M.T様

残業時間や有給の取得日数などは、自分も含めてメンバーと意識して話し合いながら、計画的に対応できていると思っています。DTCに入社直後は、コンサルタントとしての能力不足を時間でカバーするところが多かったのですが、入社して半年程でスキルアップや慣れもあり、時間内で仕事を終えられるようになりました。会議においても、何のために会議をやるのか、何を議論すべきか、準備すべきかを常に意識しており、周りのメンバーが皆そのような意識で取り組んでいると感じています。プロジェクト以外のオファリング開発活動といった別のスキルを育てることにも時間を割けているので、非常に良い働き方ができていると思います。

T.N様

日中の時間帯で、いかに効率的に仕事をするかというところは、自分たちの意識もそうですし、お客様側もそうです。日中に凝縮して仕事をすると、朝や夜には自己学習の時間が取れます。コンサルタントとしてお客様にバリューを提供する上では、色々な情報をキャッチしインプットする時間を取ることは、移り変わりの早い時代において大切になってきます。

守屋様

1日の時間をどう使っていくかという部分は、それぞれがプロフェッショナルとしての裁量が大きく、ある程度自由度が高いのが働き方として良いところではないでしょうか。オファリング開発をやるために勉強時間を作りたいとか、そのためにこの時間は集中してプロジェクトのデリバリーをする、みたいなことは個の裁量である程度決められます。

K.O様

=""

男性と女性という区別があまりありません。女性だから許されるということはなく、その逆も然りなので、男女差は意識していません。ワーキングプログラムは使いやすい環境になっていて、実際に使っている人もいます。私の所属しているプロジェクトでは、クライアントからも定時外の会議はやめてほしいと言われていますし、深夜まで働くことをクライアントの方もあまり良しとしていません。無茶な働き方をするのは良くないというのがプロジェクト全体の方針です。SE時代よりも、むしろ働き方は改善されていますね。毎日、平日も家でゆっくりご飯を食べています。覚悟して入りましたが、前よりも人間らしい生活ができるようになったなと思っています。
空いた時間でインプットや勉強をするという方が多いのは事実ですが、勉強だけをしなければいけないわけでは、もちろんありません。私はゲームをしていますよ。言及する方が少ないだけで私以外の皆さんも趣味をちゃんと楽しんでいると思いますので安心してほしいです。

根岸様

最近では男性も育休を結構きちんと取っていますね。男性も育休を取るのが普通になってきているので、本当にちゃんと休んでいます。プロジェクト運営している側からすると、いきなり言われてびっくりすることが多いので、もうちょっと前から言ってねとは思いますが。僕らが若いときでは考えられなかったような感じになっていますね。制度的にも、かなり欧米に追いついてきているのではないでしょうか。日本の一般の事業会社よりも進んでいると思います。

EL

現在の出社の状況と、リモートワークのサポートについて教えてください。

M.T様

現在は、ほぼリモートワークとなっています。朝会、夕会のタッチポイントを設け、クライアントとのミーティングの議論ポイントやタスクの状況確認、今後の進め方について認識合わせを行っています。新卒やコンサル未経験の中途入社の方は、タスクの遂行に不安を感じられる方も少なくないため、目線合わせのタッチポイントやレビューのタッチポイントも適宜設定し、一緒に動いていく感じで取り組んでいます。前職でコンサルティング経験がない方でも、入ってからは密なコミュニケーションがとれるような配慮は、どのプロジェクトでもなされていると思っています。

T.N様

私の担当するプロジェクトに新しいメンバーが入ってきた時には、M.Tさんがおっしゃったことに加えて、パーソナリティなところが見えるように比較的少人数で雑談する時間を何回か設けています。この人はこういう人柄だと分かってくると、日々の仕事におけるコミュニケーションも変わってきます。チームとして溶け込んでもらうように、そういった機会を意識的につくっています。

根岸様

パーソナリティのところでいえば、C-Cubeとしての取り組みとして、メンバーリストには顔写真付きで個人的にオープンにしたい情報を公開してもらっています。Outlookでも顔写真は見えるけれど、小さいので、大きい写真にして、何年前の写真だよ、みたいなのもありますが(笑)。他には、自分で公開したい趣味等を登録しています。それで同じ趣味の人を検索したりもされているようです。また、入ったらすぐにTeamsで全員に対して自己紹介をお願いしています。面倒を見るチーフ・オブ・スタッフが、入った方に対して、誰々さん自己紹介お願いしますと伝えて自己紹介をしてもらう。月1回の全員ミーティングでも、入社者は自己紹介してもらっています。どちらかというと仕事の話より趣味の話になることもありますね。あとは、今はオンラインイベントですけど、イヤーエンドと5月の会計年度の終わりにイヤーエンドパーティを開催しています。幹事は最近の期間に入った人です。新しいメンバーが幹事をやることで、最近入った人たち同士でのコミュニケーションにもなりますし、幹事として顔を売れる。できるだけ組織の中に溶け込めるような施策というのは、コミュニケーション担当の人がいつも色々と企画をしています。今も5月末に向けて一生懸命企画が走っています。

守屋様

ちなみに今日は、昨年入った新人のオフィスツアーをしています。新人に格好いいオフィスを見せてあげたい、というような提案がどんどんメンバーから上がってくる。そうやってコラボレーションが生まれるようなことは、日常茶飯事として起きています。

根岸様

コロナ禍の中なので会社に来たことのない人も結構いて、来る必要がないので入館証もまだ持っていないメンバーもいました。そこで、まん延防止が明けたタイミングで、このような機会を作りました。オンラインで密にコミュニケーションは出来ているので、ずっと顔を合わせているけど、実はリアルに会うのは初めてということもありましたよ。

求める人物像について

EL

一緒に働きたい方の人物像を教えていただきたいと思います。

根岸様

いつもみんなに言っていますが、他人をリスペクトできる人。人のケイパビリティや人格をリスペクトして、どうやったらその人たちと一緒に新しいことができるか、物事をうまく生かせられるのかという考えができる人を一番求めています。そのためには、積極的にコミュニケーションを取ってほしいし、そのような人材を求めています。

守屋様

我々は個別テーマの課題解決ではなく、様々なテーマを組み合わせたインテグレーションサービスを提供しています。その為には我々自身がインテグレーションしないといけない。専門家同士がコラボレーションしながら価値を最大化していく、そうやって自らが能動的に色々な人と繋がろうとするマインドセットを持っている方に来ていただきたいと思います。

T.N様

コンサルティングスキルについては入ってから習得できる機会があるので、このスキルが無いと駄目というのはありません。それよりも移り変わりが激しい時代なので、プロアクティブに動き、様々なテーマにアンテナを張ってインプットを惜しまない姿勢をもった方が、コンサルタントとして伸びていくと周りのメンバーを見て思います。そういう方に入ってきてもらいたいですし、一緒に働きたいと思いますね。

M.T様

自信を持っている人はもちろん、色々なことに好奇心を持ってチャレンジできる方がいいですね。私自身も色々なことに興味を持って、それを満たすために勉強をして自信をつけています。色々と挑戦する中でやりたいことは変わることもありますし、さまざまな情報が入ってくるので、好奇心をもってそれらにキャッチアップできる方がいいと思います。

K.O様

柔軟性のある方がいいですね。未経験で入ってこられる方は、これまでの経歴の中での自信があるものや、積み上げてきたものを持っていらっしゃると思います。ただ、コンサルとして必要なものは少し角度が違うので、そこに柔軟に適応してコンサルとしての完成を目指さなければいけません。ですので、そこに柔軟に対応できる方が良いと思っています。

候補者の方へのメッセージ

EL

最後に、候補者へメッセージをお願いします。

K.O様

コンサル未経験の方からすると、コンサルに飛び込むのはかなり勇気がいることです。ですが、会社の中でも色々なタイプのプロジェクトがあり、一つのプロジェクトでしっくりこなくても、また別に自分に合ったプロジェクトが見つかることもあります。入ってみて、根岸さんにやりたいことを伝えれば、合っているプロジェクトを見つけてくれると思うので、恐れることなく挑戦してほしいなと思います。

M.T様

成長したい方はぜひDTCにチャレンジしてほしいです。しっかりとサポートして、成長を手助けしていきます。

T.N様

コンサルの仕事はチームでプレーする機会が多いので、個々で成果を出すよりも人とのリレーションを大切にして仕事をしたいという人に非常に向いている仕事だと思います。かつ、DTCではその人とのリレーションをグローバルに広げることができます。そういった人との繋がりを大切にして仕事をしていきたい人は、ぜひDTCにチャレンジしてみてください。

守屋様

コンサルの仕事はすごく楽しい! クライアントの変革を伴奏しながら一緒に感じることができる、最後に有難う!と言ってもらえる瞬間は最高です。そういった瞬間、瞬間を楽しめる仕事だと思うので、ぜひDTCに入って楽しんでもらいたいですね。

根岸様

転職は、すごく大きな節目だと思います。ぜひとも、次の会社をどうしようかという視点ではなく、10年後20年後の自分のキャリアをどうしようかという視点で考えてください。年収がどうとか、働き方がどうというのもありますが、やはり10年20年で自分がどんな人物になっていきたいのかを考えてほしいですね。それが適している場がDTCだったら、ぜひキャリアの中の一つの時代をDTCでコンサルティングを一緒にやりましょう。

企業プロフィール

Profile

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

この企業の詳細情報
  • 根岸 弘光 様

    パートナー

    大手システムインテグレーター、複数のコンサルティング会社を経て現職。DX時代のEnterprise Architecture設計に強みを持つ。また、グローバルサプライチェーン改革・営業改革、ERP導入等のオペレーション変革、システム構造改革の経験を多数持つ。現在は、企業の新しいビジネスモデル構築を、クラウドを活用して構想策定から実現までを支援している。

  • 守屋 孝文 様

    パートナー

    ソフトウェア業界を経て2007年にデロイト トーマツ コンサルティングに入社。企業のテクノロジー戦略立案からM&Aに伴うシステムインテグレーションやITガバナンスの構築など幅広い経験を有している。近年では企業のDX推進、主にクラウドを活用したレガシーシステムのモダナイゼーションに関する戦略策定から計画、実行までEndーtoーEndで支援を行っている。

  • T.N 様

    シニアマネジャー

    他のコンサルティングファームを経て2013年にデロイト トーマツ コンサルティングに入社。DX実現に向けた戦略・構想策定やクラウドなどテクノロジー導入のロードマップ策定といったテーマを中心に様々な業界のクライアントを支援している。また、実行支援もPMOとして数多くの案件を手掛けプロジェクト完遂までの実績を有している。

  • M.T 様

    マネジャー

    システムインテグレーター経て2017年にデロイト トーマツ コンサルティングに入社。中央省庁、地方自治体、ヘルスケア企業等の大規模システム刷新経験があり、システム導入、プロジェクトマネジメントに強みを持つ。また、サブスクリプションビジネス変革、ソリューション検討の知見を有している。

  • K.O 様

    シニアコンサルタント

    システムインテグレーターを経て2019年にデロイト トーマツ コンサルティングに入社。クライアントの社内IT統制強化支援、ウェブサイト統合プロジェクトの実行支援、基幹システムの刷新支援を経験。PMOとして様々なプロジェクト実行支援を担っている。

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