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企業インタビュー 詳細

Special Interview

株式会社JDSC|DXソリューション事業部インタビュー

Post Date2023-11-10 /
Category日系, IT・デジタル,

株式会社JDSC DXソリューション事業部 黒田様、松野様にインタビューの機会を頂戴し、JDSC社の特長、プロジェクト内容、求める人材像についてお話しいただきました。

ご経歴について

EL

ご経歴をお伺いできますでしょうか。

黒田様

新卒でアクセンチュアに入社し、10年ほど様々な業界でデータ活用の推進プロジェクトに従事してきました。具体的にはテクノロジーやデジタル領域のコンサルタントとして、機械学習、アナリティクスなどの分析業務や、データ分析基盤の構築を担当していました。その後JDSCに入社し、現在は物流業界に携わりながらテクノロジーやデジタルのスキルを活かしてAI導入などのソリューションを提案しています。

松野様

新卒で大手通信事業者に入社し、研究所でデータを活用した新規サービスの立案や、それに伴う技術の特許取得等に従事しておりました。その後、戦略系コンサルティングファームにジョインしましたが、目の前のクライアントである1社のみに留まらず、業界全体の成長に貢献したいという気持ちから、JDSCに入社しました。

EL

転職先としてJDSCを選ばれた理由を教えてください。

松野様

1つの会社にとどまらず業界全体の成長に貢献したいという思いが強かったため、「UPGRADE JAPAN」というビジョンを掲げているJDSCを選びました。JDSCにはコンサルファーム出身者も一定数在籍しており、なじみやすく、働きやすい環境が用意されていると感じました。また、業界・サービス特化型のAIベンチャーが多い中、JDSCは製造やエネルギー、ヘルスケア、物流、マーケティング等の幅広い業界にアプローチしていることも非常に魅力的でした。。

黒田様

私がJDSCを選んだ理由は2つあります。

1つ目は、少し抽象的になりますが、人生をより「主体的」に生きることができると感じた点です。プライベートの時間は、もちろんみなさん「自分」の時間を生きていると思いますが、人生を多く過ごす「仕事」の時間に対しJDSCは「自らが主体的に考え行動する」割合を最大限に高めることができる環境であると感じたからです。
実際にJDSCは社員が70名ほどということもあり、案件の開拓、提案からその後のデリバリーまで自身で行える環境です。プロジェクトに対して与えられる影響度が非常に高く、自身が主役・主体となって仕事ができる環境が魅力です。

2つ目はJDSCのビジョンに強く共感した点です。
JDSCは「UPGRADE JAPAN」をビジョンに掲げ、日本社会を今の時代にあわせてアップグレードすることを目指しています。自分と会社の方向性を根幹部分で合致させることが重要だと考えており、それが日々のパフォーマンスに直結してくると考えています。例えば、日々の業務内容は多岐にわたりますが、採用活動の際に「自分の言葉」で魅力付けができるのか、プロジェクト目的に共感した上で「自分の言葉」でメンバーにディレクションができるのか、そういった要素が重要だと考えています。
逆に、思っていないことをしなければいけない仕事ほど、個人的に大変なものはないと考えています。
JDSCであれば、会社ビジョンの達成に向けて熱い想いを持って働けると考え、入社することを決めました。

EL

大手コンサルティングファームとの違いは感じましたか?

黒田様

プロジェクトのスピード感は大きく違う部分かもしれません。JDSCではプレイヤーとしてもマネジメントをする立場としても一定の機動力を持ってプロジェクトを推進していく必要があるので、その点は明確に違う部分だと感じています。

また、JDSCは主体的に動いているメンバーが非常に多い印象があります。採用活動をはじめとして多くのイベントを開催しているのですが、メンバー同士で活発な議論を進めていくような文化が根付いていると感じます。

松野様

前職では、クライアントからこの課題を解決してもらえないか、という依頼を受け取り、その課題解決に向けた短期間での成果創出を求められることが多い印象でした。一方で、JDSCではこちらから問題提起をすることが多く、目の前の課題を解決するというよりは、少し先のことを見据えた業界全体における課題解決を志向しています。

また、大手コンサルティングファームの場合、プロジェクトに関わる人数が多くなってくると所属横断で円滑に協働することが難しい側面もありますが、JDSCは規模が小さいこともあり、ビジネス、データサイエンティスト、エンジニアが自主的に連携することで、お客様に高精度の価値を提供できていると感じます。

プロジェクト事例について

EL

具体的なプロジェクト事例を教えてください。

黒田様

現在、物流企業に対してソリューションを提供しているのですが、その中で1つの企業だけでなく、複数企業にまたがる物流のプラットフォームを作るプロジェクトを推進しています。そのプラットフォームは、サプライチェーン全体を繋げたプラットフォームで、メーカーや卸業、小売業の3つのプレイヤーがAIを駆使することで、うまく連携できるような状態を目指しています。一企業だけではなく、業界全体に対してテクノロジーを使った価値提供をしているため、JDSCならではのプロジェクトだと感じています。

松野様

ある企業から、製造、エネルギー、物流、ヘルスケアなど複数の業界のDXに係る課題を見つけてほしいという依頼があり、課題探索からビジネスモデル構築、アクションプラン策定までを検討するプロジェクトに携わりました。当初はどうしても手探りな状態での進行となりましたが、戦略ファームでの経験から、論点設計、インタビュー遂行、仮説のブラッシュアップ、クライアントとの討議まで短期に幾度も重ねていくことができました。入社して間もない時期でしたので、当時培ったスキルを活かすことができた点は、クライアントにとってはもちろんですが、私個人にとっても非常に良かったと感じています。

プロジェクトを進行するうちにクライアントとも良い協調関係を結ぶことができたため、私たちも想像していなかったような課題が見つかり、クライアントからは「これまでコンサルティングファームに依頼した成果の中で一番意味があった」と、お褒めの言葉を頂きました。通常のコンサルティングファームであれば、課題がいくつかの業界にまたがっていると着地点が見えないまま納得感のない結果となることもあり得ます。社会課題の解決や産業の成長を実現させたいJDSCだからこそ、取り組めたプロジェクトだったと感じています。

EL

なぜJDSCに依頼されることになったのですか?

松野様

一番大きな理由として挙げられるのは、JDSCが社会課題の解決と経済性を両立させることを謳っているためだと思います。また、弊社には業界ごとに多くのパートナーが在籍しており、アドバイザー的な役割を担ってもらうことが多くあります。これまで関わりがなかったような業界課題でも、パートナーと討議することで、解像度高く情報をインプットすることができ、一般的なコンサルティングファームよりもスピード感を持って論点、仮説の着想を得られることが弊社の強みなのではないかと感じています。

働き方について

EL

JDSCでの働き方について、教えてください。

黒田様

私は出社することが多く、プロジェクトメンバーの顔を見ながら仕事をしています。もちろん、リモート勤務を活用して効率的に働くということもしていますが、コミュニケーションとして、動作や表情などの非言語情報も重要であると考えているため、今は出社の割合を高めています。種類が豊富で、しかも無料のドリンクやお菓子のサービス、その他ケータリングなどの福利厚生も充実しており、とても働きやすいオフィスということもあります。笑

プロジェクトについては複数の案件を掛け持ちするメンバーが多い印象です。また、物流やヘルスケア、製造といったインダストリー別に事業部があるため、業界に特化した形でプロジェクトに従事することもあれば、松野のような業界横断でプロジェクトを進める部署もあり、自分が好きな方を選択することができます。

また、弊社は会社全体としてフランクにコミュニケーションが取れるので、優秀なコンサルタントから技を盗める環境だと思います。近くでデータサイエンティストやエンジニアも一緒に働いているので、職種の壁を越えて専門的な知見やスキルを身につけることも可能です。

松野様

前職と比較すると残業時間は大幅に減少したため、プライベートの予定などは調整しやすくなりました。メンバー同士でも気軽に相談できる環境なので、効率的に業務が進められており、無駄な作業などは発生しにくいと感じています。また、弊社の特長として、根拠が正しければどのような立場の人の意見でも通りやすいということがあります。会社を良くするために積極的に提言できる会社で働きたいという人にとっては、とても居心地の良い環境だと思います。

そして、弊社の行動規範にはSOPHOP(Soft on People, Hard on Point)というものがあり、正しいことを「相手が受け入れやすい言い方で伝えるように心がけましょう」というものです。チーム全体のモチベーションを上げるためにも、JDSCは行動規範にSOPHOPを定めることで、心理的な安全性を確保しています。実際にこの考え方はメンバー全員に浸透しており、上司部下のコミュニケーションにおいてもお互いに目線を合わせることができていると感じています。

求める人物像について

EL

JDSCが求める人物像について教えてください。

黒田様

JDSCのビジョンやミッションに共感してくれる人には、ぜひジョインしてほしいと考えています。弊社はプロジェクトを少人数で回していくので、その分責任が大きくなり、大変な部分もありますが、社会課題を解決したいという熱い想いを持つことで、あらゆることに主体的にアプローチすることができる環境です。また、弊社にはさまざまな業界のエキスパートが在籍しているので、活躍できるポジションは数多くあります。一緒に社会課題を解決し、日本全体を良くしていきたいという想いを持った方には、ぜひジョインしてほしいです。

松野様

黒田と似ているのですが、「UPGRADE JAPAN」というミッションに共感し、この社会課題を解決したいんだという熱い想いを持っている方にジョインしてほしいです。物事を解決するためには、根底に想いを持っていないと情熱を注げないケースもあると考えています。自然と自分の体が動くような高いモチベーションを持っている人と一緒に仕事がしたいです。

また、自身でお客様に提案をして、それをプロジェクト化した経験を持っている人や、何かしらのプロジェクトを完結させた経験がある人は、弊社で活躍していただきやすい人材なのではと考えています。

EL

AIやデータサイエンスなどに関する素養は必要ですか?

黒田様

エンジニアやデータサイエンティストはAIなどの知見を持っていないと当然難しいですが、BizDev部門のメンバーもある程度の興味は必要だと思います。この業界はかなり早いスピード感で変化していますので、そのスピードに合わせられる人材である必要があります。さまざまなAIサービスが出ていますが、とりあえず触ってみて、その「当事者」になることが重要だと思います。

今後のキャリアについて

EL

今後、ご自身が目指しているキャリアについて教えてください。

黒田様

長期的な目標として、自分の力で代表的なプロダクトを作り、それを世の中に広めていきたいと考えています。これは一般的なコンサルティングファームではなかなか実現できないことです。、自分が主担当になって大きなプロジェクトを推進しながらプロダクト開発ができるのもJDSCならではだと思っていますので、自力で新たなプロダクトを生み出すことが目標です。

松野様

私はエネルギー、製造業に携わる機会が多いのですが、JDSCとしてはその分野でまだまだ成長の余地が大きいと考えており、その分野における社会課題を解決できるような代表的な成果を創出することを目指しています。直近の目標としては、自らの構想をクライアントに提案し、伴走支援をしながらお客様との協調関係をうまく構築できるような事例を作りたいと考えています。

候補者の方へのメッセージ

EL

最後に、候補者へ一言お願いします。

黒田様

弊社のHPを見るとコンサル出身のメンバーも多く、堅そうな印象を持つ方も多いと思うのですが、決してそんなことはありません。とてもフランクな雰囲気で、上司とも話しやすく、リラックスして仕事に取り組める環境です。カジュアル面談をはじめ、当社に興味がある方をお招きする「フライデーナイト」といったイベントもありますので、そのような機会を通してぜひJDSCの雰囲気を感じてもらいたいです。皆さまからのご応募をお待ちしております。

松野様

JDSCはメンバーそれぞれの意思を尊重してくれる会社です。現在の上司からも働きたい部署があるならそこに移ってもいいと言ってもらっています。また、一人ひとりの裁量が大きく、会社に対して積極的に提案ができる環境が整っています。現在仕事をするなかで自分がやりたいことができていないと感じている方は、ぜひ話を聞きに来てください。皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

企業プロフィール

Profile

株式会社JDSC

  • 黒田 洋輔 様

    物流領域担当ディレクター

    新卒でアクセンチュアに入社し、クライアントのデータ活用支援などのコンサルティング業務に約10年間従事。 2023年よりJDSCに参画し、現在は物流分野におけるデータ・AI活用に関わるプロジェクトをリード。

  • 松野 淳 様

    エネルギー領域担当マネージャー

    大手通信事業者にてサーバ・ネットワークの運用管理高度化、データ分析等の研究・開発に従事。 その後、戦略コンサルティングファームにて、製造、通信業界等の新規事業・成長戦略策定支援中心に取り組む。JDSCでは、エネルギー業界中心に大手企業のDX戦略策定から実行支援までを担当し、組織組成・採用活動等にも従事。

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