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企業インタビュー 詳細

Special Interview

PwCコンサルティング合同会社|ET-IS(Enterprise Transformation-Industry Solutions)部門|寺島様、尾中様、光髙様

Post Date2024-03-26 /
CategoryIT・デジタル, 外資系,

本日はPwCコンサルティング合同会社 ET-IS(Enterprise Transformation-Industry Solutions)部門の寺島様、尾中様、光髙様にインタビューの機会を頂戴し、同部門の特徴、プロジェクト内容、活躍している人の特徴等についてお話しいただきました。※法人名、組織名、役職、インタビューの内容等は取材当時のものです。

ご経歴について

EL

はじめに、ご経歴をお伺いできますでしょうか。

寺島様

私は新卒でIT企業に入社し、3年間、製造業向け3D CAD/PDMのプリセールス・導入支援業務に従事していました。4年目に在籍していた企業がR&D領域を専門とするコンサルティング会社を設立したことに伴い、そちらに出向、最終的に転籍しました。R&D領域のコンサルタントとしてさまざまな経験を積むことができ、さらに専門性を高めたいと考え、2018年にPwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)に転職しました。入社後は自身の専門性を中心にエンジニアリングチェーン領域のビジネス開発・展開に従事し、現在はET-IS(Enterprise Transformation-Industry Solutions)のサブリーダーとして、部門全体をリードする役割を担っています。

尾中様

私は新卒で自動車OEMに入社し、調達部品の品質業務に従事していました。その後、2018年にPwCコンサルティングに入社し、R&D/PLMコンサルタントとして、自動車業界を中心に業務改革の構想・実行支援に携わってきました。最近では、エンジニアチェーンのデータ連携・活用によるサプライチェーン改革に取り組んでいます。

光髙様

私は大学を卒業後、新卒で航空会社に入社し、国内線・国際線乗務員として勤務していました。次第にシステムを活用した業務改善に携わりたいという気持ちが強くなり、2019年にSIerに転職しました。SIerでは製造業向けのセキュリティサービスマネジメントを担当しました。その後、2023年4月にPwCコンサルティングに転職して、自動車業界のセキュリティ支援に携わっています。

ET-ISについて

EL

所属されているET-ISについて教えてください。

寺島様

ET-ISは、元々はIPS(Industrial Product Services)の中で、業界・業務の課題に対してさまざまなソリューションを提供しその解決を支援してきましたが、公共や通信・ハイテク、医療といった他インダストリーチームと連携する機会も少しずつ増えていったことから、2023年に幅広い業界にアプローチするソリューション集団としてET-ISという新組織が発足され、約160名の規模でスタートしました。私たちの原点は「インダストリーからビジネステーマを導き、インダストリー視点でソリューションを作る」ことにあります。組織名に“Industry”という言葉を使っているところに、私たちの大きな想いが込められています。

業界に特化しない汎用性の高い手法やソリューションも世の中には多数ありますが、昨今の複雑な課題を解決する上では、業界や業務の特色を加味した具体的なソリューションが必要不可欠と考えており、それが私たちの最も重要なコアになります。

EL

プロジェクトとしては、ET-IS単体でやるというよりは、インダストリーチームなどと組まれてやることが多いですか?

寺島様

ET-ISだけでクライアントを持っているので単独でもやりますし、コラボしてやるということもありますね。
一般的なコンサルティングファームはインダストリーチームとソリューションチームという2軸の組織が多いと思いますが、私たちはインダストリーチームとソリューションチームの互いに持っている要素を掛け算してできたチームであるET-ISというバイパス役を作ることで組織構造を3層モデルにし、会社全体を有機的につなぎ、連携しやすくしています。

プロジェクト事例/貴社での働き方について

EL

尾中様は、自動車OEMに勤めていたとのことですが、携わられているプロジェクトは自動車に関するものが多いのですか?

尾中様

基本的には自動車のプロジェクトが多いですね。自動車はライフサイクルが長い製品ということもあり、1つの製品に対して向き合う時間が長い分、その1つの課題に対して深く入っていく業界です。そのため、特定の課題に関する知識はかなり深いものを持っていると自負しています。そのようなこともあり、色んな方面から参考にさせてもらえないかという声を掛けられることは多いですね。

EL

プロジェクトの中でも職位が変わると役割が変わってくると思うのですが、その違いについて教えてください。

尾中様

私はシニアアソシエイトとしてPwCコンサルティングに入社をしたのですが、入社当初は1〜2名ほどの小規模なチームのリーダーを務め、比較的わかりやすいタスクを期限内にこなしていく業務を行っていました。マネージャーに昇格する際にはそれだけではなく、プロジェクトの継続に向けての提案業務などに携わるようになっていきました。そこで成果などを出せるようになってから、マネージャーに上がっていきました。マネージャーとして後半に差し掛かってくると、次はプロジェクトマネージャーとして、1つのプロジェクトを成功に導いていく必要があります。そして、複数のプロジェクトをマルチにドライブしていけるようになったらシニアマネージャーに昇格できるようになるというイメージです。

寺島様

ET-ISの特徴としては、現在のタイトルより1つ上のタイトルの業務経験を早めに積めることです。ET-ISは部門全体で見てもプロジェクトの数が多く、特にマネージャー以上になると複数のプロジェクトを同時並行で進めていく必要があるので、成長する機会は比較的多く与えられる部署だと思いますね。

尾中様

比較的コンパクトな組織なので、上長の想いと自分の想いを擦り合わせられる機会も多い組織です。トップが発信する組織としての考え方に触れられる機会が多いのもET-ISの特徴だと思います。

EL

貴社では若手の育成にも力を入れていて、メンバーのアサインミーティングも多くの時間をかけて議論されていると伺っています。実際にそのようなことはET-ISでもあるのでしょうか?

寺島様

たしかに、若手の育成については力を入れています。ただ、ET-ISとしてはそれらの業務をパートナー陣だけでやることはなく、配下のサブチーム単位で実施しています。パートナー陣が集まるアサインミーティングはむしろ時間がかからないケースが多いですね。

EL

光髙様は入社して1年ほどが経ちましたが、現在どのようなプロジェクトにアサインされていますか?

光髙様

私が現在携わっているプロジェクトは比較的大規模なもので、ET-ISだけではなく、他のインダストリーチームのメンバーも参画しているプロジェクトです。プロジェクトの内容としては、公的機関のシステムの工程管理や運用業務支援なのですが、その中でも私はシステムの運用業務改善やデータ可視化、そしてセキュリティ訓練などを担当しています。

EL

業務に慣れるまで大変だったかと思いますが、キャッチアップの為に取り組まれたことはありましたか?

光髙様

一緒にプロジェクトに参画しているメンバーと勉強会などを開催したり、社内メンバーと情報交換をしたりしました。業務に慣れるまで大変ではありましたが、専門的な知識を身に付けることは自分の成長にもつながるので、楽しく取り組めています。

貴社で活躍している人の特徴/貴社で働くことの魅力

EL

貴社で活躍している方の特徴を教えてください。

寺島様

活躍している方の特徴は、チャレンジ精神を持ち、コミュニケーション能力が高く、リーダーシップを発揮できる人ですね。当社にはさまざまな業界出身のメンバーがいますが、すべてのメンバーが活躍しています。コンサル出身者だけしか活躍できない、というようなことはありません。

また、入社してくるメンバーが最初からインダストリーとソリューションの両方の知見を持っているとは限りません。そのため、自身に足りないものを入ってから身に付けることができるような環境を用意しています。入社年度が若いうちからさまざまな経験ができるので、どんどんチャレンジしたいと考えている人には成長する機会がたくさん用意されている部署ですね。

尾中様

クライアントが何に困っているのか課題を正確に捉え、共感できる人が活躍している傾向があると感じています。ソリューションだけを考えるのではなく、クライアントのニーズに目を向けられる組織体制になっているのが特徴です。

EL

尾中様は自動車OEMでご経験されてきたことをどのように活かされていますか?

尾中様

事業会社で得た専門的な知識というよりは、自動車のバリューチェーンにおける全体の流れを把握して、全体的な知識を持っていることが重要ではないかと感じています。前職の経験をすべて活かすことができなくても、クライアントの立場になって、課題感を持つことの方が大切だと思いますね。

実際にPwCコンサルティングの採用面接で聞かれたのは、現状よりもこれからのことです。今現在どういう武器を持っているのかというよりは、今後どういうことをやっていきたいのか、どのような課題感を持っているのかという方が重要視されます。今の自分の価値に焦点を当てるよりも、将来的なところに目線を当てることが必要だと感じています。

EL

光髙様はPwCコンサルティングに転職されて、どんな働き方をされていますか?

光髙様

基本的に希望すればリモートワークなどの柔軟な働き方もできる環境です。クライアント支援の業務であるため、制限が出てくることもありますが、自分の働き方を自分で決められるのはうれしい部分ですね。私は対面でコミュニケーションがとりたいと考えているので、週に2回は出社しています。

今後の展望/候補者の方へのメッセージ

EL

ET-ISの今後目指していく姿を教えてください。

寺島様

組織を立ち上げてから1年が経ちましたが、まだまだ完成はしていません。これからもインダストリー×ソリューションという私たちが大事にしている想いを維持しながら、組織規模を大きくし、会社全体にどんどん仲間を増やしていきたいと考えています。自己満足のソリューションを作っても意味がないので、クライアントの複雑な課題解決を実現できるソリューションをこれまで以上に積極的に作り、世の中の進歩・進化に貢献していきたいです。

EL

候補者の方に向けて、メッセージをお願いします。

寺島様

特定の業界やソリューションに縛られず、もっと幅を拡げたコンサルティング業務に携わりたい、自身の持つ専門性をより高めたいと感じている方、PwCコンサルティングのET-ISにはそれを叶えられる環境が整っています。

尾中様

当社は事業会社出身の人が非常に多いので、同じ価値観を持ったメンバーと一緒に仕事ができる環境です。さまざまな業界出身のメンバーがそろっており、色んな武器を持っている人がいるのでとても刺激的だと思います。多種多様なバックグラウンドを持ったメンバーと交流することで、自分の武器をさらに磨くこともできますので、ぜひ当社でさまざまなチャレンジをしてほしいです。

光髙様

コンサルティングファームに入社する前は、コンサル業界に対して少し怖いイメージがありました。しかし、実際に入社してみると物腰も柔らかい方たちばかりですし、ポジティブなフィードバックやアドバイスをたくさんもらえる環境です。面接を通してそのような雰囲気を感じてもらえると思いますので、まずは話を聞きに来てほしいです。

寺島様

ET-ISは設立して1年が経ち、会社の中でもどんどん存在感が大きくなっていっている組織です。たくさんチャレンジできる環境がありますので、ぜひ積極的にご応募いただければと思います。

EL

本日は貴重なお話有難うございました。

企業プロフィール

Profile

PwCコンサルティング合同会社

この企業の詳細情報
  • 寺島 克也 様

    執行役員 パートナー エンタープライズトランスフォーメーション事業部

    製造業のR&D領域を中心としたコンサルティング業務に20年以上従事。業務・組織改革、各種ベンチマーク、技術戦略立案、MBD/MBSEプロセス構築、PLMを含む基幹システムの導入など、数多くの支援を実施し、自動車業界をはじめ主要な日本企業における多様な経験を有する。セミナーでの講演やWebへの執筆なども多数あり。

  • 尾中 隆喜 様

    シニアマネージャー

    自動車OEMでの購買本部で調達部品の品質担当者を経て、2018年にPwCコンサルティングに入社。自動車業界を中心に、設計開発プロセス改革、サプライチェーン改革などの設計開発~生産を対象に改革構想・実行支援のプロジェクトリードに従事。

  • 光髙 明日香 様

    アソシエイト

    航空会社での国内線/国際線乗務、SIerでの製造業向けのセキュリティサービスマネジメント経験を経て、2023年にPwCコンサルティングに入社。自動車業界のセキュリティチェック支援、公的機関のシステムの工程管理や運用業務支援における運用業務改善やデータ可視化、セキュリティ訓練などに従事。

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