より自身の知見を発揮できる環境を求め、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社のマネージャー職へ転職
Profile
H.T 様 ()
Before | 大手外資系コンサルティングファーム |
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After | EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社 マネージャー職 |
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前職はどんなお仕事をされていましたか?
外資系ファームにて経営コンサルタントとして勤務しておりました。もともとエネルギー会社で勤務していたこともあり、エネルギー業界中心のプロジェクトを経験してきました。例えば、業務改革とセットで経営幹部とディスカッションして組織体制を整理したり、改革効果を算出するなど「The経営コンサル」なプロジェクトです。また、経営統合に伴う基幹システムの統合方針の策定や、業務フローの統一化検討など大規模システム導入プロジェクトなどもありました。その他、約1年間、政府公官庁に出向させて頂く機会を頂き、エネルギー業界全体の仕組みを改革する仕事も経験しました。
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ご転職のきっかけについて教えてください
転職のトリガーとなった一番のきっかけは、今般のコロナ禍により、私の所属部門においては、クライアント都合でプロジェクトが延期や中止となり、自分の意志でアサイン先を選ぶことが難しくなったことが挙げられます。ちょうど前のプロジェクトが終わったばかりで、次はどんな仕事かとワクワクしていたところ、アサイン先が見つからず、ほぼ強引に基幹システムの導入プロジェクトにアサインされました。その領域で経験も知見も一切無く、周囲のサポートも乏しい中でリーダーを任された結果、惨めな思いをしてしまい、まずそこで転職を意識するトリガーとなりました。前職が嫌いになったとかではなく、これは本当にコロナ禍に振り回された結果です。
二つ目のきっかけとなりますが、何度か経験をさせていただいた基幹システムの導入プロジェクトについて、楽しむことが出来なくなったことです。経営コンサルタントは、クライアントの売上アップ又はコストダウンをお手伝いし、クライアントの企業価値を高めることがミッションと思っています。その手段として、基幹システムを導入するということになれば良いのですが、売上アップやコスト削減を目的としたシステムではなく、基本的には、既存ビジネスを維持するためのものもやはり存在し、クライアントの利益アップに直接的に貢献する効果は乏しいと感じることがありました。そのため、どうしても楽しむことが出来ませんでした。前職では、こうしたプロジェクトに将来的にも継続してアサインされる可能性が高いことから、他ファームも一度見ようかなと思うに至りました。
ただ、退職判断はすぐに決断しませんでした。自分がリードしたいプロジェクトの機会が目前にあったので、社内でそのチャンスをギリギリまで狙っていました。一時は、転職活動そのものを中断することも考えました。結果的には、最後の最後で当該プロジェクトに参画することが出来ず、これが最終的な判断の決め手となって、やりたいことが実現可能な他ファームに転職することを決めることになりました。 -
何故その中でコンサルタントを志向するようになったのでしょうか?
大企業2社とコンサル3社の面接を受けていました。コンサルファームの方が役員クラスのクライアントとディスカッションすることが頻繁に可能であり、大きい仕事ができます。一方、大企業は、役員クラスとの接点は乏しく、一兵隊として小さく働くことになることから、辞退しました。
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エージェントは何社位活用されましたか?(面談だけの会社も含む)
エージェントは3社活用しました。
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その中で当社をご活用頂いたのはなぜですか?(忌憚ない処を仰って下さい)
あるエージェントは、自分の紹介企業のメリットばかりを強調し、他エージェントの紹介企業を酷評するなど、エージェントとしての利益という下心が剥き出しでした。一方で、エグゼクティブリンクでご担当頂いた柿﨑さんは、他エージェントと比べ、私の志望企業について、ご自身で調査をされた結果に基づいて、中立的で恣意性の無いアドバイスを頂きまして、信頼できました。
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実際にサービスを受けてみてどうでしたか?選考プロセスの中で役立った点がございましたら記載願います。
志望企業を3社で迷っていたところ、エグゼクティブリンクの担当者さんからは、各社別の特徴や私の志向性とのマッチングなど、(別にお願いもしていないのに)マトリクスで一覧化していただきました。これは、検討する際にけっこう参考になりました。また、他のエージェントと比べて、(良い意味で)商売っ気なく、私の相談に乗っていただき、一時は選考辞退を考えていたので、不安要素を多々解消することができました。
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転職活動時の自身の進め方で、今後の方の参考という点で良かったと感じたところはありますか?
前職では最後の最後まで、活躍できる余地があるのか否かをしっかり確認し、一片の悔いも無く、退職を決意できて良かったです。
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最後にこれから転職をされる方にメッセージがありましたらお願いします
安直に転職を判断せずに、今の勤務先で本当にやりたいことが実現できないのか、上司や同僚にもヒアリングして確認してから、退職を決断すれば、次の会社で仮に選択を失敗したと感じでも、絶対に後悔することは無いと思います。