Loading...

Special Interview

企業インタビュー 詳細

ベイカレント・コンサルティング(執行役員 堀江様)

Post Date2019-10-24 /
Category戦略, 日系, 独立系,

本日は株式会社ベイカレント・コンサルティング、執行役員の堀江 庄平様にインタビューの機会を設けていただきました。
ベイカレント・コンサルティングの仕事や、プロジェクト内容などについて詳しくお話しいただきました。

ご経歴について

EL

まずは堀江様のご経歴について教えてください。

堀江様

慶應義塾大学理工学部の大学院を卒業後、日揮、ボストンコンサルティンググループ(以下BCG)、アマゾンジャパンを経て、ベイカレント・コンサルティングへ入社いたしました。

昔からグローバルに活躍したいという思いもあり、大学院卒業後は、理系の中でも特にグローバルに活躍できる可能性があるという点で日揮を選びました。期待通り非常にチャレンジングな機会を与えてくださる会社で、今でも当時の上長や仲間たちとは連絡を取り合っています。私の場合は早い段階で大型のプロジェクトのリーダークラスに抜擢され、活躍の機会を与えていただきました。

日揮での業務は非常に楽しかったのですが、社会人としての実績が積まれていくことで見えてくる世界が広がっていくと、経営を含めたもう少し大きなフィールドで日本の経済、あるいは世界の経済に貢献できるのではないかと考え始めました。

その時に出会ったのがBCGで、若くして経営に触れられることや、関係者から具体的な話を伺うと本当に楽しそうだと感じ、入社いたしました。修行という側面も持ちつつ、ある程度の経験を積んでリーダーとしてプロジェクトを回すようになった段階で、次の転機が訪れました。当初より、BCGで経営に関するノウハウを学んだ後は外に出るつもりでいましたので、ここまでのレベルまでくれば、狙っていた経営の世界に飛び込んでもいいかと決断をし、アマゾンジャパンに入社させていただきました。

アマゾンジャパンではあるオートメーション関連プロジェクトのジャパンでの責任者を担っておりました。その中で、グローバルとの調整などが必要なために、意思決定に時間を要してしまうこともあり、コンサルタント時代のスピード感覚と比較すると遅く感じてしまうこともありました。そこで、改めて転職活動を行い、さまざまな会社からオファーをいただき、その中でベイカレント・コンサルティングに移ってまいりました。

ベイカレント・コンサルティングでの仕事について

EL

ほかにも幾つかオポチュニティがあった中で、ベイカレント・コンサルティングを選ばれたポイントは何ですか?

堀江様

当初はコンサルティング業界に戻るということは考えていませんでしたが、2つの理由で最終的にベイカレント・コンサルティングを選びました。

1点目は、コンサルティングをしつつ、ベイカレント・コンサルティングを企業として成長させていく経営の部分にも携わってほしいと言うオファーがあり、とても魅力に感じたことです。

2点目は、何度かベイカレント・コンサルティングの幹部の人たちとお話をさせていただくと、BCGとだいぶ違うところがあると感じたためです。

あくまでこれは私の感覚ですが、この会社はこのまま成長していけばBCG以上に日本企業の底支えや成長に貢献できるのではないかと考え、この2点をもって、最終的に入社を決めさせていただきました。

EL

BCGと違うと思われた具体的なポイントはどこでしょうか?

堀江様

良くも悪くもBCGは完成された会社だという印象を持っています。色々とチャレンジングなことをグローバル主導でやっている側面はありますが、制度面や人事面の雛形はある程度完成しておりますし、ビジネスモデルもある程度固まっている印象を持っておりました。一方、ベイカレント・コンサルティングは、良くも悪くもまだ確立していない部分が多く、その分伸びしろがあるという印象を受け、大きな魅力を感じました。

EL

入社後の印象はいかがでしたか?

堀江様

入社前は、まだ発展途上のため社内的に混沌とした部分があるという点と、東証一部上場になるほどの規模でありながら、ベンチャー気質やチャレンジ精神を持ち続けた会社であるという点を聞いておりました。両方のイメージが自分の中で交錯していましたが、最終的には何度かお話を聞く内に、要するに成長のためにあがいて頑張っていると自身で解釈をしました。実際に入社してみたら、想像以上にその通りだったというのが率直な感想です。

自分としては良い意味だと思っていますが、意思決定のスピードが異常に早いのが大きな特徴です。自分の就職活動の経験やコンサルティング業務の中で、さまざまな日本企業を見ておりますが、やはりグローバルな企業に比べて意思決定が遅いのは紛れもない事実です。その中で、ベイカレントの場合はグローバル企業に負けないくらい意思決定が早いです。そういう意味で、ベンチャー精神だとかチャレンジ精神というものがこの規模になって全く失われていないことに可能性を感じ、印象としては入社前より非常に良くなっておりますし、とても楽しめています。どんどん新しいことをやろうというマインドの人が強いので、もしかしたら安定志向の方には合わないかもしれません。

EL

それは変化が多いということですか?

堀江様

変化というよりはチャレンジというほうが言葉として正しいですね。そこにオポチュニティや社会貢献のチャンスがあるのなら、多少のリスクテイクをしてもチャレンジする会社だと思います。

EL

堀江様の現在のミッションを教えてください。

堀江様

最大の私のミッションは、事業拡大という意味でコア事業になりつつある戦略コンサルティング案件を拡大して行くことです。そのための手段として、自分自身でデリバリーをやることも、セールスに行くこともあります。

また、コンサルタントの教育制度の充実に力を入れ、ナレッジマネジメントの手伝いをすることなどもミッションとして抱えており、幅広くやらせていただいている状態です。

直近では、自社の成長戦略の検討にも携わっております。マクロ、ミクロの双方の視点で見たときに、ものすごい勢いで業界構造や世界の情勢が変わってきています。特に国内という点では内需がどんどん下り、技術革新に連動してビジネス・ディスラプションが台頭してきている中で、どういうことが企業の成長のために役立つのか、それが我々のビジネスと成長にも結びつくのかということから、どのようなサービスを、どのようなクライアントに展開していけばいいのかを考えています。

これらに関する意思決定も、ベイカレント・コンサルティングではものすごく早いです。内資だからこその自由度というのも大きいかもしれませんが、発信を続ければ、どんどん話が前に進められていくのが良いところです。

EL

戦略コンサルティング案件の拡大に向けて、業界は問わず関わられているのでしょうか?

堀江様

現在は、業界などは関係なくやらせてもらっています。日揮やBCGで主に経験をしてきたエネルギーや製造業だけではなく、戦略の内容という観点で得意としているジャンルはいくつかありました。そこに関しては、業態をまたいでもそのまま知見が生きる部分が十分にある世界なので、幅広く関わっています。

EL

経験外の業界への提案のきっかけはどのように得られるのでしょうか?

堀江様

日本企業が持っている課題はインダストリーが違っても類似している部分があり、そこについては同じ方法論で話せます。また、当然コンサルタントというのは常に勉強しなければいけない業界ですので、どの業種でも勉強というのは続けますから、そこの掛け算と言ったところです。もちろん、完全にゼロだった業界に売り込みに行くのではなく、多少なりとも土地勘があるところに行くことが多いです。そのようにして、少しずつ知見を広げていっております。

EL

ベイカレント・コンサルティングでは業界ごとの専任ポジションなどはないのでしょうか?

堀江様

ベイカレントの場合はコンサルタントをインダストリーで分けるということをしません。昨今の外資コンサルティングファームの風潮は、この人は通信業界、この人は金融業界など、業界ごとに分けるインダストリーカットが主流ですが、あえてそのような体制をとっております。この点についてはどちらが良いか、色々な意見があると思いますが、様々な企業がインダストリーの壁を突き破って事業展開を行っている(あるいはその必要性に迫られている)現状のビジネス環境を俯瞰すれば、個人的には、クロスインダストリー人材を育成していくことがクライアントへデリバーする付加価値の最大化にも繋がると考えています。

EL

現在のクライアントの企業規模を教えてください。

堀江様

BCGの時と比べて、企業規模はほぼ同じです。ベイカレントの場合、日本企業の役に立ちたいというコンセプトが根底にありますので、日本企業を中心に、様々な業界のリーディングカンパニーのサポートをしています。

個人的には、私の父が非常に小さな会社の取締役社長をやっており、幼少の頃から時代に振り回され悪戦苦闘しながらも日本経済の底支えをしてきた背中を見て育ったので、将来的にはそういう規模の会社にもなんらかの形でお力添え出来ないかなと思うこともありますね。

プロジェクトについて

EL

入社後に関わった案件で、印象的なものがあったら具体的に教えてください。

堀江様

いろいろありますが、一番楽しかったことに加え、クライアントのバリューになったことが嬉しく、さらに、会社の成長の可能性を感じられたのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)のプロジェクトです。

私自身としては、過去の業務でもSAPやSQLなどを多少かじった程度のため、システムに関しては詳しくなかったですが、あるクライアントでデジタル活用による営業改革をするプロジェクトを行うことになりました。

もともとベイカレント・コンサルティングは、IT領域から始まっているので、社内にはSEからコンサルタントに転身した社員も多くいます。そのため、デジタルに関して最新鋭の知見やノウハウ、リアリティのあるビジネスモデルを専門で研究するデジタル・イノベーション・ラボという機関をいち早く立ち上げており、そのようなデジタル関連のプロジェクトでは彼らの知識が活きました。

そういったベイカレント・コンサルティング独自のナレッジのおかげで、“AIではこれができる”といったレベルにとどまらず、実際に “どのようなITのツールが必要”、“そのツールを作るフィージビリティやコスト、かかる期間がどのくらいか”までの深いレベルまでの提案ができます。

時代背景を考えると、DXに強い点は間違いなく今後の戦略策定・実現において大きな強みになりますし、クライアントからのニーズも多いです。私自身もDXを勉強できた良い経験になりました。このDXの領域はベイカレント・コンサルティングの将来の大きな軸になるものだと思っております。また、デジタル・イノベーション・ラボのメンバーが中心となり、本を3冊ほど出版させていただいておりますが、アマゾンランキングで1位になるなど、いずれも好評です。

EL

デジタル・イノベーション・ラボのメンバー構成を教えてください。

堀江様

コアメンバーは10人程度で、テンポラリーで常に何人ものメンバーが手伝っている状態です。専属で最新のデジタル技術を研究しているメンバーもいますし、プロジェクトのサポートを兼任している場合もあります。サポートメンバーがプロジェクトに入る場合は、後方支援的に話を具体化していくこともできます。

他ファームとの違いについて

EL

今後の組織拡大に向けた戦略として思い描いているものがあったら教えてください。

堀江様

この1~2年で言うと、やはりオリンピックが終わった後を見据えて、どういう成長戦略を描くかが大切です。クライアントの皆様もその点を見据え、今から、新規事業や海外進出の企画、あるいは、そのための資金作りのためのコスト削減をしたいというようなご相談が多いですね。当然、その手段としてのDXや、M&A等も含めて幅広く提案しています。

このような将来を見据えた場合、案件も多く本当に人が足りていない状況なので、業界問わず、とにかく即戦力、あるいは成長の可能性がある人を幅広く探しています。

コンサル経験者はもちろん、コンサル未経験の方も幅広に募集しております。未経験の方でも成長が早い人は、1年後には大事な戦力になれますので、事業会社の方々も積極的に採用しております。

EL

他のコンサルティングファームではなく、ベイカレント・コンサルティングに入社するメリットとはどういう部分になりますか?

堀江様

その方が何を求めているかという部分にも依りますが、コンサルティングファームにはビジネスマンとしての成長を求める方が多いと思うので、その観点で2点あります。

1点目は、先ほど申し上げたように、組織がインダストリーカットでないために幅広く世界が見えるようになることです。人によって価値観や考え方が違うので、あくまでも私自身の視点と経験に基づいた感想ですが、私はゼネラリストの方がコンサルタントとしての成長が早いと思います。

自分が体験したことのない業界を実際に担当してみると、よく知った業界ではあり得ないビジネスモデルが、他の業界では当たり前に確立されていることがあります。それを踏まえると、そのビジネスモデルを他業種で展開することにより今までになかった新たなビジネスオポチュニティが生まれこともあり、世界観が広がります。

私自身、ベイカレント・コンサルティング入社前までは製造業やエネルギー業を中心に携わっていたため、その領域のビジネスモデルには非常に精通していましたが、他の業界を知ったことで、製造業やエネルギー業等でも他の業界の手法を取り入れるといった新たなアイディアが出てくるようになりました。

2点目は、戦略を絵に描いた餅にさせないことに拘る結果、ビジネスマンとしての実行力が育ち易い点です。コンサルティングの大きな流れは、戦略策定フェーズから実行フェーズ、さらに実行フェーズはいくつかに分かれています。もともと実行フェーズの支援部分から始まったベイカレントの歴史にも関わるところですが、他ファームと比較して、我々は最後の実行フェーズの難しさを良く分かっています。

戦略を作るときにも、実行というのを必ず意識しますし、さらに言うと、クライアントの希望にもよりますが、ご支援の範囲として可能な限り実行のフェーズまで入れていただいて、一緒に成果が出るまでやらせていただくことを我々のスタンスにしています。そこまで行うことで、コンサルタントとしての成長、あるいは将来経営者を目指す場合は経営者としての成長も大きいと思っております。コンサルタントを経て実業者を目指した場合、実行の難しさ・リアリティに戸惑い中々上手くいかないという話をよく耳にすると思います。弊社で経験を積むと、その様な苦労は大分緩和されるのではないかと思います。

実際に戦略が当初計画の通りスムーズに進むということはほとんど無く、途中で絶対アジャストやトラブルは発生します。自分が立てた戦略がその後どういう風になるのかを経験できるかできていないかは、とても大きな違いになり、成長の早さの違いにもなると思います。

EL

コンサルティングファームの経営に関してどのような部分にやりがいを感じていますか?

堀江様

ベイカレント・コンサルティングは、チャレンジ精神と意思決定のスピードにあふれている会社なので、良いアイディアであればどんどん通っていくところに大きな責任感は感じますが、一方で、リアルビジネスのダイナミクスも感じられ、成長にもつながると思います。やりたい事を提案すると、数日も経たないうちにゴーサインが出る事もあります。それは、この規模の会社では極めて珍しいでしょう。マネージャーになったばかりの方や、コンサルタントクラスの方が提案されたアイディアでも良いものがあれば、我々が拾い上げて上に話をすることもあります。そこが、完成されたファームとの違いです。その人の思考にもよりますが、私は色々なチャレンジをしていける事をとても楽しんでおります。

EL

ベイカレントでの中長期的なビジョンをお聞かせください。

堀江様

私自身のミッションがコアとなっているコンサル事業の拡大というのを先ほど申し上げましたが、やはり今の段階では、知名度やブランド力では他の外資系戦略コンサルティングファームには及ばないと思っております。

一方、純内資では、この規模のコンサルティングファームは唯一です。その強みを生かしていけば、他のコンサルティングファームとも将来的には真っ向から戦えるようになると思っておりますので、そこを目指していきたいですね。加えて、我々はDXのリアリティに関する知見や、戦略の実行力という武器もありますし、純内資ゆえに、日本企業の気持ちや癖に精通し、日本企業にしっかり寄り添えるメンバーが多いのも強みですね。もちろん他の外資系ファームにも、日系企業出身の方はたくさんいらっしゃいますので、ご存知な部分もあるかとは思いますが、それでも、実行フェーズの深い部分まで入って日系企業をご支援しているというのは、大きな違いとして出てくると思います。

求職者の方へひと言

EL

最後に、応募を検討されていらっしゃる求職者の方にメッセージをお願いします。

堀江様

自身の成長に貪欲な方、日本経済あるいはグローバルの経済の底支えをしたいという熱意がある方、型にはまらないチャレンジやいろんなアイディアを試したい方にはどんどん入ってきていただきたいと思っています。もちろんコンサルタントなので、クライアントの成功のため全身全霊をかけるべく、辛いことも多々あると思いますが、楽しみつつ目標の実現を実感していただけると思います。お待ちしております。

EL

貴重なお話をありがとうございました。

Profile

企業プロフィール

株式会社ベイカレント・コンサルティング

この企業の詳細情報
  • 堀江 庄平 様

    執行役員

Other Interview

この記事を読まれた方にオススメのインタビュー

コンサルティング業界・
ポストコンサルティング転職に特化した
業界経験者による
プロフェッショナル転職支援サービス

ハイクラス転職支援
無料お申し込みはこちらから