特集|ジェネックスパートナーズ スペシャルインタビュー_小林裕亨様

【最終版】小林社長_帯

本日は、株式会社ジェネックスパートナーズ代表取締役社長、小林裕亨さまにインタビューの機会を設けて頂きました。ジェネックスパートナーズは、経営・組織の変革を実現することを目的とした経営コンサルティングファームです。 設立の経緯、実現したい想いなどをお伺いし、ジェネックスパートナーズの本質に迫っていけたらと思います。

―(エグゼクティブリンク)小林社長、本日はどうぞ宜しくお願い致します。

―(小林様)こちらこそ宜しくお願い致します。

I.ジェネックスパートナーズの設立の経緯

Q.会社設立の背景について教えて下さい。

A.クライアントの成長による「自走化(独り立ち)」を実現するために、戦略策定に加えて課題解決を行うための「マネジメント体制構築」と「実行支援」に重きをおいたファームを作りたいと考え、2002年にジェミニコンサルティング(当時)からスピンアウトし、ジェネックスパートナーズを設立しました。

当時の戦略ファームでは一般的に、「コンサルタントが正しい戦略を作って経営層に提案し、現場は粛々と実行する」という考えがありました。

一方で我々創業メンバーはそれまでのコンサルティング経験において、「クライアントが自ら関わった“魂の入った”戦略でなければ実行されない」「経営は考える人、現場は実行する人という捉え方では組織は動かない」「一回きりの正しい答え以上に、再現性を持って課題を解き続けられる組織能力が重要」「組織が変革されるためには、具体的な成果と成功体験が必要」といった原体験がありました。

2002年の日本は、経済の落ち込みに伴い事業再生案件が盛んになった時期でした。そんな状況も受けて、「再び輝かしい日本にしたい、そのためには働く人が元気になることが必要だ」という想いのもと、徹底的に成果と再現性にこだわった企業変革を支援していこうと創業したのがジェネックスパートナーズです。

戦略と現場、短期成果と中長期的な組織力向上、論理と感情・政治。ともすると二項対立に捉えられがちな要素ですが、経営とはそのすべてが複合的に絡み合った総合格闘技です。企業が変革を求められるその時に、変革のパートナーとして、「経営から現場までを巻き込んだ成果創出」「成果創出による企業変革」、これがジェネックスパートナーズとして本来的にやりたいと考えているテーマです。

Ⅱ.ジェネックスパートナーズの特長について

ジェネックス_小林社長2  

Q.コンサルティングスタイルについて教えて下さい。

A.他のコンサルティングファームと大きく異なる点としては、経営者と従業員が本当に実現したい「理想」に対して、実現するための方法と道筋を一緒になって作っていくことにあるかと思います。

戦略ファームのような「論理的に正しい事をやる」という考え方に加え、「クライアントのなりたい姿」を大切にし、実現していく方法を提供しているのが我々の特徴だと思っています。

クライアントの経営課題や状況は刻一刻と変わっているため、経営陣や社員への深いインタビューから拾い上げた情報を元に、実現するためのリソースが十分かを見極める事が大切になります。

 

その上で、クライアントに合わせた改革案(改革の戦略とその具体的な実行計画)をクライアントにとって飲み込める「バイトサイズ(噛み切れる大きさ)」に分けてプロジェクトを進めていきます。「バイトサイズ」の解決策を提案していき、一緒に実行しているのが我々のコンサルティングスタイルだと思っております。

 

 Q.実際に貴社が提供されているコンサルティングサービスはどのようなものですか?

A.①実現可能性にこだわった戦略策定、②ハンズオンによる実行支援、③シックスシグマによる変革の仕組み作りの3つをクライアントに提供しております。

「①実現可能性にこだわった戦略策定」
クライアントの現状を踏まえた具体的な改革案を、実行フェーズにおける方式まで踏み込んで策定することを行っています。一般的な戦略コンサルタントは現場での実行段階まで深く踏み込むことはなく、どちらかと言うと外部環境をベースに戦略を立てます。そうなると「絵に描いた餅」になるリスクがありますが、我々は、実行段階までお手伝いすることを前提に戦略策定のお仕事をお引き受けするため、論理だけでなく、組織の感情や政治も含めた組織の実力・癖までを勘案して戦略を作成します。我々はどの会社よりも現場に深く入り込んで支援を行ってきた自負があり、その経験を元にしたリアリティのある戦略を策定します。

「②ハンズオンによる実行支援」
クライアントと変革に関わる課題解決・業務遂行を一緒に進めていくことを行っております。当社は「変革のパートナー」なのでクライアントが変わることが目的(ゴール)です。山登りに例えるなら、戦略コンサルティング会社は地図を指して「ココに行きなさい」と目的地を示すのに対し、ジェネックスは頂上までのルートを確認した上でクライアントと一緒に登っていくシェルパ(案内人)の役割を担います。難関に出くわした場合も、我々が率先して姿を見せ、正しい道順と手順を確認して一緒に考える事で変革を実現しております。トップマネジメント、ミドルマネジメントから、現場の末端に至るまで、企業のあらゆる階層の方々と一緒になって、目的を果たすために必要な支援を全面的に行います。

「③シックスシグマによる変革の仕組み作り」
経営課題を再現性を持って解決する仕組みを導入すること、ならびに成果創出を通じて変革を実現するためのチェンジリーダーを育成することを行っております。シックスシグマによる経営改革でイメージして頂きやすいケースとしては、某大手自動車メーカーのリバイバルプランが挙げられるかと思います。当時のCEOには組織上の課題として、戦略立案をする人材は豊富ながらもその実行組織が不在で、その組織作りが必要だという意識がありました。

その支援の中で、結果的に「※CFT:クロスファンクショナル(部門横断)チーム」を設立し、多くの課題を解決するエグゼキューション(実行)の仕組みと人材育成をするタレントディベロップメントの両輪を作り出し、リバイバルプランを実現してきました。この自動車メーカーのリバイバルプランを実現した組織作りを、他の企業でも同様に実現するというのが「シックスシグマ」のイメージです。

※CFT(クロス・ファンクショナル・チーム)とは、部門横断的に様々な経験・知識を持ったメンバーを集め、全社的な経営テーマについて検討、解決策を提案していくことをミッションとした組織。部署として常設する場合と、プロジェクトとして一時的に立ち上げる場合がある。

  

Ⅲ. プロジェクトについて

Q.貴社のクライアント、プロジェクトの特徴についてお伺いできますか?

 A.我々のコンセプトとして「変革を実現すること」に重きをおいておりますので、成長への意志を持つ経営者や投資家、事業責任者からご相談を頂くことが多いです。実際にビジネスを推進している方と一緒になって、変革の道筋を話し合いながら進めていることが特徴であると思います。逆に通常のコンサルティングと比べると、ビジネスに直接的に向きあうことが多いので泥臭い仕事が多いことも特徴と言えます。

Q.プロジェクト事例について教えて頂けますか?

 A.社内変革の事例ですと、星野リゾート社における「社内改革方法論の導入」と「変革リーダーの育成」が挙げられます。当初の星野リゾートは100億円規模の成長企業でしたが、M&Aにより企業規模が拡大していく中で急激な成長に伴う課題が発生しておりました。それらの課題を適宜解決できる仕組みを星野リゾート内部に作るため、問題を解決できる変革リーダーの育成を行いました。

また、別の事例としては、LIXIL(株式会社リクシル)において変革を推進する仕組み作りを行った例が挙げられます。LIXILは、TOSTEM、INAXなど全く異なるカルチャーを持つ企業を統合した組織体だったのですが、1つの企業としての組織変革を行うためにシックスシグマをベースとしたクロスファンクショナルチームを組織し、マネジメントの共通言語作り、変革の仕組み作りを行いました。結果として4年の経営改革プロジェクトや育成プロジェクトを通じ、700名の改革リーダーを育成し数百億の財務効果を出すことに繋がりました。(※LIXIL社のプロジェクトは、日経情報ストラテジー2015年7号にて特集記事が掲載されてます)

ハンズオンの事例としては、ユニゾンキャピタルからの依頼に基づき、あきんどスシローの支援を行った例が挙げられます。3年間の支援の結果としてスシロー社の売上高は3倍(1,000億円)になり、回転ずし業界で1位になりました。これだけ聞くと華やかさがありますが、ポイントとしては、「いきなり売上高3倍を目指したわけではない」ということです。それこそ最初は、残業を減らしましょうという地道な事も含めて始めました。クライアントのモチベーション維持にも配慮しながら、業態変換支援や細かな出店計画シミュレーションまで、クライアントと一緒になって実行するというのが我々の行ってきたことです。

最近はスポーツビジネスとして、2020年の東京オリンピックに向けた取り組みの中で、「アンチドーピングを徹底する仕組みを日本でどのように構築していくか」や、ヘルスケア業界に対するAIを活用した業務変革といったユニークなテーマにも携わっております。

Ⅳ. ジェネックスパートナーズを志望する方へのメッセージ

Q.ジェネックスパートナーズで働く上で重要な事を教えて頂けますか?

ジェネックス_小林社長3   

A.クライアントが目的とすることに対して、本当の意味で“自分ごととして”取り組むことが重要と考えています。

コンサルティングをする上で、「プロジェクトのスコープと違う事はやらない」というある種の「掟」の様なものがあります。ただ、いざスタートしてみると当初思い描いていたスコープが間違っていたことはよくあることです。

また、コンサルタントも「スコープを握ってないと仕事できない」という話がありますが、我々は、お客様の目的を達成することが一番重要なのであって、そのためにはスコープと多少違う事であってもクライアントの目的達成のために愚直に支援を行っています。

コンサルタントのスキルもさることながら、常にクライアントの目的を見ながら、先生でも業者でもないパートナーとして共に山を登れるか、その想いを持てるかを重視しています。


Q.求める人物像について教えて下さい。

 A.当社の理念に共感できる方にぜひ来ていただきたいです。具体的には、クライアントの立場になって企業ならびに組織を成長させたいと考える方であれば当社のカルチャーにフィットすると思います。コンサルティング経験者はもちろんのこと、事業会社にて活躍されている方も積極的に採用したいと思っております。特にプロジェクト単位でゴールを決めて仕事を進めた経験がある人は、我々の中でも活躍しやすいと考えております。スキルとしては、ビジネススキルに加えて、現場の人と一緒に動けるヒューマンスキルや、トップマネジメントとも渡り合える成熟さを求めていいます。

また我々は出来上がったファームではありませんので、ベンチャースピリッツを持ってファームを共に作っていきたいという志ある方も歓迎しています。

Q.今後の展望について教えて下さい。

A.これまでの領域にとらわれず新たなチャレンジを仕掛けていきます。IoT、ビッグデータ、FinTechといったデジタイゼーションに関するプロジェクトも動き始めています。グローバルでは世界で9社のファームと提携し、ヘルスケア領域のプロジェクトが進められています。その他、ITベンチャーとコラボレーションし、ビッグデータの高速処理技術に関するプロジェクトを通じたビジネスインテリジェンス製品企画の様な案件にも携わっています。

また、社員育成の仕組み作りに取り組み、若い人がスムーズに「企業変革の第一人者」となるような環境を整えており、社会に対するインパクトをさらに大きなものにしていきたいと思っています。

Q.最後に候補者へメッセージをお願いします。

A.分厚い提案書を作成することでは飽きたらず、経営から現場まで含めた“総合格闘技としての経営”のリアリティ、ダイナミズムを感じたい方にとっては、成長できる良い環境だと思います。泥臭い業務も多いものの、クライアントの変革に当事者として立ち会えることが他のファームと異なる我々のユニークさであり魅力だと思います。クライアントの事業や組織を変えていく、「変革のプロフェッショナル」として活躍されたい方は、ぜひ一緒に成長していきましょう。

プロフィール

小林裕亨 (Kobayashi Hirotaka) 様

アクセンチュア、アーサー・D・リトルにて、幅広い業界に対する経営改革・戦略策定に携わる。その後マイクロソフトにおいて、アジアのBtoC事業全般における成長機会探索から事業開発までを推進するインターナショナル・ポートフォリオ・プラナーを務める。2002年にジェネックスパートナーズを共同創業。サービス事業、BtoC事業を中心とする企業の成長と変革に関するコンサルティングに多くの実績を有する。東京大学工学部卒、米国カーネギーメロン大学MBA卒。

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